http://www.crew.sfc.keio.ac.jp/~turkey/kotodama/
日本語プログラミング言語「言霊」
ステートメントなどのキーワードに日本語を使い、文型を逆ポーランド風(Forth風)にするというのは、それほど難しくないので、いろいろ試みがあります。ただ、その場合、でも文法は自然言語ではないので「日本語」ではないわけです。日本語に近い疑似日本語はかえって混乱を来すのではと思います。
http://www.linkclub.or.jp/~mmoroma/
えせFPerページ
すでに書かれてるんだろうなぁと思いつつ
少なくとも”自然語の日本語”ではプログラミング言語にならないと思いますのでMINDの様に変形する事になると思います。
その時点でアルファベット主体のプログラム言語と大差ない構造になるので日本語で書けるから生産性が高くなると言う事はないと思います。
というのも純粋にプログラミングの生産性を左右するのは”ライブラリの質”と”的確なサンプル”なので。
URLはgoogleで「日本語プログラミング言語」を検索したものです。
個人製作のものも含めいろいろと種類はあるかと思いますので、いくつかコードを御覧になったほうがよろしいかと思います。
私は高校生の時にLogoWriterによるプログラミングの授業がありましたが、すくなくとも日本語になったことで可読性が上がったようには思えませんでした。
現在のプログラミング言語は、自然言語によるプログラムではなく、プログラミング言語の文法によった書き方をする必要がある以上、ifやwhileといった単語が英字からひらがなや漢字になったところで可読性があがったようには感じられません。
http://www.futatsugi.net/develop/cs/cs00105.html
Language C# Seminar/Chapter 1/Section 5
一方、C#など、一部の言語では変数や関数、クラス名などに日本語を使えるものがあります。
この向きに関しては私は賛成ですし、可読性も十分上がる可能性はあります。
ですが、それでも私は日本語変数名なんて使いません。英字の変数名と比べて一般にキーを打つ回数が増えるので打ちにくく、打ち間違いしやすいからです。
日本語プログラミング言語の環境が発展するためにはプログラミングに使える良いFEPが在るかどうかにかかっているような気がします。
http://hima.chu.jp/doc/what.htm
日本語プログラム言語「ひまわり」の紹介
自然言語に近い文体でプログラムできる日本語プログラム環境です。
お尋ねの質問は「仕様から実行モジュールを得る事について」と「日本語記述のソースについて」に分けられそうです。
「仕様から実行形式を得る事について」は、昔から第四世代言語やらマクロやらと呼称されるものがゾロゾロありまして、仕様(もどき)から直接・間接的に実行モジュールを作ることは実用化されています。
http://primeserver.fujitsu.com/gp7/products/soft/gp7soft/hc13140...
UXP/DS CAPE コンパイラ V14
(上記URLは一例)
第四世代言語があまり流行らなかった理由は様々に取り沙汰されていますが、
・痒いところに手が届かない。(しかも、ものすごく痒い)
・かといって、中間形式(COBOLやCのソースだったりします)を直接加工するのも難しい。
(可読性が低い・元の仕様書との関連が切れる)
等が代表的でしょう。
痒いところに手が届くということは、細かい指定が出来るということであり、第二・第三世代の言語との差別化が難しくなります。
ただ、最近はUMLの(双方向)RADツール等が実用になりつつあります。
(本当に使えるものは、まだ高価ですが)
現状の実用性は限定的なものといわざるを得ませんが、可能性や将来性は高いでしょう。
(むしろ、自体はコレを要請していると考えています)
次に、「日本語記述のソースについて」です。
過去から現在にかけて、日本語版の第四世代言語が たくさんリリースされています。
現状での実用性は、ある程度認められていると言えるでしょう。
今後については、少し話が変わります。
前述したように、今後はUML用RADツールなどが脚光を浴びそうです。
「日本が使える」ことが、日本語専用ソフトを作成することを指すのか、海外に通用するものを地域化(L10N: localization)したり、国際化(L18N: Internationalization)や多言語化(M17N: Multilingualization)することを指すのかで、答えが変わっています。
素直に質問を読めば、日本語専用ソフトを念頭におかれているのでしょう。
この場合、日本にしか受け入れられないものを開発するわけで、資金も開発者も利用者も限られます。(世界人口の2%くらい?)
普通の商用開発では市場がネックになりますし、オープンソースソフトウェアでは開発者数や利用者数がネックになります。
開発の困難さに伴うコストを考慮すれば、可能性も将来性も低いでしょう。
地域化(L10N)については今後も行われえるでしょうが、国際化(L18N)や多言語化(M17N)の技術が成熟していくのにつれ、切り替わっていくでしょう。
我々自身が、国際的に通用するプログラムングモデルやフレームワークに習熟し、国際仕様(笑)を使いこなせるようにならねばなりません。
(オブジェクト指向の世界では、すでに当たり前の事実になっていますよね)
というわけで、日本語専用の未来は暗いですが、日本語【も】使える(第四世代)言語の未来は明るいだろうと思います。
大変満足しました。俺が何も知らないことがはっきりわかって大喜びしています。日の下に新しきものなし。UMLやRAD、国際化や多言語化について調べてみることにします。
ありがとうございました!!
質問文にあるURLをみてみてください。ひまわりは既出です。また、回答1は日本語ソースプログラムの実用性について何も述べていません。