柊あおい「バロン」や、大島弓子「綿の国星」、紺野キタ「ひみつの階段」のような、現実からふっと遊離したような、そういう漫画が読みたいです。バリバリのファンタジーというよりは、そのようなやわらかい雰囲気の絵やイメージで、ふんわりした話を希望します。

So what? (第1巻) (白泉社文庫)

• 作者: わかつき めぐみ
• 出版社/メーカー: 白泉社
• メディア: 文庫

わかつきめぐみ『Ｓｏ　ｗｈａｔ？』（白泉社文庫）全４巻。

先日も読み返して、心がぽかぽかしたところです。おススメ。

ISBNコードが載ってなかったのですが，猫十字社の「小さなお茶会」なんかは，いかがでしょう。

同じ作者でも「黒もん」だと，全然ほんわかしてませんが・・・。

ぶたぶた (エメラルドコミックス)

• 作者: 矢崎 存美
• 出版社/メーカー: 宙出版
• メディア: コミック

ねこめ~わく 2 ミッシィコミックス

• 作者: 竹本 泉
• 出版社/メーカー: 宙出版
• メディア: コミック

でしたら、『ぶたぶた』でしょうか、ふんわりしすぎてるので、口元が緩んでしまいます(電車の中などでは読まないように(笑))

現実が舞台なのですが現実離れしていてふんわりしたおはなしです

二冊目はごく普通の女子高生(３巻では大学生だったかも)の村上百合子が猫だけの世界に行ってしまうお話・・・やわらかさのベクトルが『バロン』などとはまた違っていて面白いです

ぶたぶたは、小説も出ているので気に入ったら読んでみてください

コミックの方は７冊だったと思います

(注：安武 わたる さんは女性です）

ねこめーわくの方は３巻まで出ていますがCDのドラマ編もあったかと思います

竹本泉さんなので結構有名だと思います

風翔ける国のシイちゃん (あすかコミックスDX)

• 作者: 中田 友貴
• 出版社/メーカー: 角川書店
• メディア: コミック

辺境警備―決定版 (1) (Asuka comics DX)

• 作者: 紫堂 恭子
• 出版社/メーカー: 角川書店
• メディア: コミック

ｂｋ1では取り扱いがなくなっているけど、よそならあるんじゃないでしょうか。

みかん・絵日記 (第1巻) (白泉社文庫)

• 作者: 安孫子 三和
• 出版社/メーカー: 白泉社
• メディア: 文庫

銀曜日のおとぎばなし (1) (集英社文庫―コミック版)

• 作者: 萩岩 睦美
• 出版社/メーカー: 集英社
• メディア: 文庫

猫つながりで「みかん絵日記」なんてどうでしょう？

絵もわりとやわらかいし、あんまり(全然？)ファンタジー要素はありませんがほのぼのしていいかなぁとおもいます。

「銀曜日のおとぎばなし」これはファンタジーかも。でもかなりお勧めです。かなり古くて恐縮ですが、まだ手に入れられるようなのでぜひ。小人の女の子のお話です。詳細は参考URLで確認してみてください表紙の画像もあります。かわいらしいふわっとした絵ですごく好きな漫画です。

小さなお茶会 (白泉社文庫)

• 作者: 猫十字社
• 出版社/メーカー: 白泉社
• メディア: 文庫

一番上のは、「猫十字社（著）」の「小さなお茶会」です。　あと、絶版になっているのかもしれませんが、「高野まさこ」の「シュガーベビー」もおすすめです。

空くんの手紙 (1) (集英社文庫―コミック版)

• 作者: 小田 空
• 出版社/メーカー: 集英社
• メディア: 文庫

「空くんの手紙」です・・・

けっこう昔のなので、絵とか古臭いかんじですが。

かわいいですよ。

かなりほんわかしてませんかね？

空くんの手紙 (1) (集英社文庫―コミック版)

• 作者: 小田 空
• 出版社/メーカー: 集英社
• メディア: 文庫

今見ましたら、小さなお茶会は、他の方が紹介されてますねぇ。では、こちらの、「空くんの手紙」はいかがでしょうか。

少年は荒野をめざす (1) (集英社文庫―コミック版)

• 作者: 吉野 朔実
• 出版社/メーカー: 集英社
• メディア: 文庫

吉野 朔実さんはどうでしょうか？

絵がとてもうまい漫画家さんです。ストーリーも印象的で好きです。

ヨコハマ買い出し紀行 11 (アフタヌーンKC)

• 作者: 芦奈野 ひとし
• 出版社/メーカー: 講談社
• メディア: コミック

URLはダミーです

ほのぼのしますし、なかなか深いです。

『川原泉』の作品がお薦めのように思います。

なじめれば、その手の代表作家だと思います。

クシー君の発明

• 作者: 鴨沢 祐仁
• 出版社/メーカー: Parco
• メディア: 単行本

ズボン船長さんの話 (福音館文庫)

• 作者: 角野 栄子
• 出版社/メーカー: 福音館書店
• メディア: 単行本

ダメもとで鴨沢裕仁さんのクシー君シリーズを

おすすめします。ＩＳＢＮがクシー君の発明だけ

見つけられたのですが、あと「クシー君の夜の散歩」

と「クシー君のピカビアな夜」という作品があります。児童向けですみませんが「ズボン船長さんの話」

も同じく鴨沢さんの絵で、私的にはなごみ系マンガ

だと思います。どちらかというと男子向けですかね

〜。

棒がいっぽん (Mag comics)

• 作者: 高野 文子
• 出版社/メーカー: マガジンハウス
• メディア: 単行本

高野文子「棒がいっぽん」

絵がふんわりしていて、ファンタジーで、誰もが一度は考えるけどあえて言葉にしないようなことがうまく書かれています。

絵も、カメラアングルが自由自在に空間を飛んでいるようなかんじ。大好きです。

すみません、ISBNってのが解らないのですが

ますむらひろしがお薦めです。とにかく全部良い。

現実空間からふっと迷い込むファンタジー。

一話一話がなんとも言えない感覚です。

美貌の果実 (白泉社文庫)

• 作者: 川原 泉
• 出版社/メーカー: 白泉社
• メディア: 文庫

川原泉の「森には真理がおちている」とか「美貌の果実」なんてどうですか？

でもこの作者はあまり少女漫画っぽくないかも？

振袖いちま (1) (Beam comix)

• 作者: 須藤 真澄
• 出版社/メーカー: エンターブレイン
• メディア: コミック

入手し辛いかもしれませんが、須藤真澄さん。

三日月、朔月、十三夜。 (Wings comics)

• 作者: テクノサマタ
• 出版社/メーカー: 新書館
• メディア: コミック

ペーパームーン (Wings comics)

• 作者: 山田 睦月
• 出版社/メーカー: 新書館
• メディア: コミック

テクノサマタさん。

この方の描かれるお話は全体的にふんわりしていてオススメです。特に本題にもなっている「三日月、〜」は

顔が怖くて子供達に泣かれてばかりいる小児科医と不思議な兄弟の話なのですが、とても優しい、ふんわりとした気持ちになれます。

山田睦月さんの「ペーパームーン」などはどうでしょう。

芸術家を目指していた老人ばかりの街に住んでいるフィーという小さな女の子が主人公で、ひとの触れあいを描いた作品です。

ファンタジーではないのですが、ほんわかとしていて、読んでいるともの凄く心が温かくなるお話です。

坂田靖子セレクション (第7巻) 伊平次とわらわ 1 潮漫画文庫

• 作者: 坂田 靖子
• 出版社/メーカー: 潮出版社
• メディア: 文庫

ライム博士の12か月 (白泉社文庫)

• 作者: 坂田 靖子
• 出版社/メーカー: 白泉社
• メディア: 文庫

マーガレットとご主人の底抜け珍道中 (旅情篇) (ハヤカワ文庫 JA (581))

• 作者: 坂田 靖子
• 出版社/メーカー: 早川書房
• メディア: 文庫

「現実からふっと遊離したような……」漫画ということで、坂田靖子さんは如何でしょう。

中国の化け物が出てくる漫画に代表される、とぼけた、飄々としたテイストが好き。書影の３冊には中国の化け物は出てきませんが、１番目の「わらわ」、２番目の「すぐ、すねちゃうロボット」、３番目の「マーガレット奥さん」とも、キャラのとほんとしたおかしさ、ふわりとしたあたたかさが素敵です。

他の方が挙げてらした、わかつきめぐみさんの漫画も良いですねー。あたたかくて、優しくて、切ない気持ちにさせられます。

絶対安全剃刀

ふわっとしてるのですが、今までにない感覚です。

外見は少女のような可愛いお婆ちゃんとか、

ちょっと言葉で表すのは難しいのですが、天才だと思います。

ISBN見つかりませんでしたが、今も普通に本屋で売ってます。

私が一番好きな著者です

中国の壺

(白泉社文庫)

著者： 川原 泉著

Papa told me (27) (ヤングユーコミックス)

• 作者: 榛野 なな恵
• 出版社/メーカー: 集英社
• メディア: コミック

現実をしっかりと見据える冷静な知世ちゃん（図書館・本好き）とお父さんの話なんですが、現実離れしたお話だと思います。

環境問題に頭を悩ませ、でもドードー鳥を見たことがある、とか。

一時期とてもはまってましたがどうでしょう。

でんせつの乙女 (DNA comics)

• 作者: こがわ みさき
• 出版社/メーカー: スタジオDNA
• メディア: コミック

観用少女(プランツ・ドール) (1) (ソノラマコミック文庫)

• 作者: 川原 由美子
• 出版社/メーカー: 朝日ソノラマ
• メディア: 文庫

バーニーの絵日記 (バンブー・コミックス)

• 作者: MINECO
• 出版社/メーカー: 竹書房
• メディア: コミック

『でんせつの乙女』はふわっとしていて、でもちょっとこころに沁みる、いいお話です。紺野キタさん好きならいいと思いますよ。

『観用少女』は愛情と一日一杯のミルクを糧にするお人形のお話です。

『バーニーの絵日記』はｂｋ１では出てきませんでしたが、一番のおすすめです。

阿保美代がお勧めです

ムーン (Wings comics)

• 作者: 松本 花
• 出版社/メーカー: 新書館
• メディア: コミック

夏待ち (Wings comics)

• 作者: あとり 硅子
• 出版社/メーカー: 新書館
• メディア: 単行本

ドッペルゲンガー (Wings comics)

• 作者: あとり 硅子
• 出版社/メーカー: 新書館
• メディア: 単行本

松本花さんの『ムーン』をおすすめしたいのですがｂｋ１では在庫がありませんでした。少年ふたりと骨董屋と月を巡るファンタジックな短編集です。長野まゆみさんに通ずるところのあるちょっと懐古趣味的な世界です。

また、先日亡くなったあとり硅子さんの短編集はどれもふんわりとしていておすすめです。ただし『四ツ谷渋谷入谷雑司ケ谷!!』だけはちょっとブラックな四コマなのでご注意ください。

ゆめのかよいじ (ニュータイプ100%コミックス)

• 作者: 大野 安之
• 出版社/メーカー: 角川書店
• メディア: コミック

角川書店から出ている、大野安之さんの「ゆめのかよいじ」を。

雰囲気としては「ひみつの階段」ににた感じですが、それよりももっと郷愁に駆られます。