友人に、「きちがい」という言葉を日常的に使う人がいます。
主に自分や親しい友人について、たとえば「明日はカラオケで思い切り歌って盛り上がろう!」というような意味で「明日はカラオケできちがいになるわよ!」と言っているようです。
私はこのような言葉遣いがとても不快なのですが、この人との友情も壊したくはありません。
本人にまったく悪気(というより、悪いことをしているという意識)がないのですが、どうすれば、このような言葉遣いはたとえ親しい友人間であっても必ずしも許容されないということを伝えられるでしょうか。
なるべく、相手を傷つけず、後を引かず、軽めの表現で、ただしこの人がそのような言葉遣いについてきちんとした問題意識を持ってくれるような方法を考えています。
どなたかお知恵を貸してください。よろしくお願いします。
http://ww21.tiki.ne.jp/~shoco/
ドグラ・マグラによっていかんね!
わたしの友人にも同じような言い回しをするような人がいました。
その人は親友に怒られてから反省してやめました。一番良いのはその方にとって大事な人が注意することなんでしょうけれど、そうもいかないですよね…。
その方が「きちがい」という表現を使ったら、別の表現で繰り返してみるのはどうでしょう。
たとえば、質問にあったように「明日はカラオケできちがいになるわよ!」と言ったときには「そうだね、明日はカラオケで盛り上がろう」みたいにして。
別の言い回しは同じような表現を使って、言われるたびにさりげなく(相槌をうつような感じで)していれば、口癖から抜けるかもしれませんよ。
人間は自分の言ったことを反復され、且つ肯定されると快感を覚えるそうなので露骨にやらなければ不快にさせることもないのでは。
あと、かなりまわりくどいやり方ですが夢野久作の「ドグラ・マグラ」を読んでもらうとか。
あくまで「きちがい」という単語のみの話ですが、注意喚起の引き合いに出しやすくはなると思います。
差別用語は使わないほうがよいが、言葉狩りになっては行き過ぎであると思います。リンクのように、差別用語(かもしれない)だと知らずにたくさんの人が使っている言葉もあります。
そうした言葉をさりげなく話題にして、なんでもないと思っている言葉でも、聞く人によっては不快に感じることもあるってことを話してみてはいかがでしょうか。
http://www.faireal.net/articles/8/12/
雪かき日記 - faireal.net
URLは「手術中には絶対聞きたくない40の言葉」。
難しい問題ですね。
よく、「放送禁止用語じゃないのだから」という話でうやむやにする人もいますが、実際にその言葉で傷ついている人がいるからむやみやたらに放送に乗せないようにしています。(まあある部分、プロ市民の方も多数含まれているのだとは思うんですが・・・。)
まあそれはいいとして、
この言葉が、(一般的に・本来の意味とかけ離れているかどうかは置いておいて)友人が使うことでほかの人があなたを見る目が変わるわよ、ということをさりげなく教えてあげるのが一番いいのでは。例えば人前で「ち○こま○こ」と言ってたら引かれますよね、間違いなく。そういうニュアンスを含めて、飲んだときにでも軽くお話してみてはどうでしょう。
※私自身も卑猥な言葉を使ってしまいまして、どうかお許しください。
『好ましくない言葉』といっても、使う相手によると思います。私は気心の知れた相手であれば、互いに禁句を連発しますが、その場合、決して世間的常識としての他人に対するそれとは意味あいが違っていて、むしろ互いを良く知る親友ならではの独特の言語となります。
ただ、もし相手がその言葉を誰彼の区別無く使うのであれば、いくら親友とはいえ、否、親友だからこそ改まって云います。しかし、おそらく貴殿の危惧されるところは、その際、いかにして相手に不快な思いをさせずに説得するかということでしょうが、こういう場合、友情関係というものは老若男女問わず互いに『常に対等』であることが理想です。しかし、人というものは、大体において相手の過ちをきっかけに優位に立とうとする邪心が無意識のうちにあります。これは公私ともにあまりに日常的に行われてますね。しかし、だからといって無視して良いとは思いません。人はどんなに年を取っても感情を持つ生き物ですから、『親しき仲にも礼儀あり』の『礼儀』を『配慮(デリカシー)』と置き換え、相手に対して咎めるようにではなく、「ねぇ、今さらでちょっと悪いんだけどサ、実は前々から思ってたのね.....」と最初はマジメに、ただし声音を沈めながら切り出して、もし、相手が逆上する気配があったら、ケンカ腰ではなく、あくまでもポジティブな姿勢と冷静な態度を崩さずペースを保てば相手も落ち着いてくるでしょう。
あくまでも相手の非を責めるのではなく、互いの価値観を伝え合う、理解し合う、許容し合う、といのが友情にかかわらず人間関係における理想と思います。
Good For You!!
これを印刷してさりげなく周りの人の目に付くところへ置く。
「差別用語」と言うものがあると言うことを話題にして感心を誘う。→ひょっとして気が付いてくれるかも??
http://www.hatena.ne.jp/1102000196#
人力検索はてな - [質問中に一部差別的な言葉があることをお許しください] 友人に、「きちがい」という言葉を日常的に使う人がいます。 主に自分や親しい友人について、たとえば「明日はカラ..
ストレートに、「よくない言葉」だと教えるのが良いと思います。
悪気も無く、問題意識もないのであれば、きちんと教えるべきです。
差別的意味を含んでいるので、聞いていて気持ちのよい言葉ではないと言えば、
普通の人であれば気にかけて、使わなくなると思います。
強く言わずに、さらりと言えば相手もむっとすることも無いと思いますよ。
おっしゃるとおりですね。
ただ、私はこの人にうまくそのように伝えることができません。すいません。
お酒の席では一度「そんなこと言うもんじゃないわよ」というようなことは言ったことがあるのですが、
私の言ったこともほとんど冗談のようになってしまって効き目はありませんでした。
きちんと言えたらいいのに、と思います。
どうもありがとうございました。
”放送禁止用語”などに指定されているから一般にタブーとされているんだと思いますが、本当に冗談で使っているのであれば、
”私達の間では別にいいけど、他の人の前では使わない方がいいよ”
とでも言ってあげましょう。
上のURLにあるように、知らないのかもしれませんしね!?
私の子供の頃はふつーに使ってましたけどね・・・
「他の人の前では言わないでよ!」はすごくいいですね。
「なんで?」と聞き返されたときの返答も用意しておけば効果もありそうですし、
ちょっとずるいとは思いますが、(私が嫌なんじゃなくて)他の人たちが嫌がるから、という風に逃げることができるような気がします。
どうもありがとうございました。
国語辞書に載っているように「気違い」は差別用語ではありません。
juniorseniorさんの友人はURL先の(2)の意味で使われているのだと思います。
差別「的」である、という理由から使用することをためらう人が多い今日ですが、
差別用語ではないことを認識してください。
ちなみに放送コードに引っかかる代表的な言葉じゃないか!といわれるかもしれませんが、
よくいう放送コードなんてものは存在しません。
あれは視聴者からのクレームに恐れをなした、いわゆる「自粛」です。
本においても同様です。
本来の言葉の意味を勝手に履き違えた「偽良識派」が勝手に差別であると定義してしまった結果なのです。
juniorseniorさんの意見として不快、というのは理解できますが言葉の意味はちゃんと理解しておくことが重要です。
その上で、「不快に思う人もいるかもしれないから、『気違い』よりも『トばす』とか『ハジケる』とかに置き換えたら?」と提案してみてはいかがですか?
大事な友達ならそれくらいストレートに言えると思いますよ。
差別用語ではない、というのは重要なご指摘かと思いますが、
ここではその当否はひとまず置くとして、
(すでにtkyktkykさまもご理解くださっているかと思いますが)私は差別用語だからやめてほしいのではなく、
まったく個人的に不愉快だからやめて欲しいのです。
ただ、「私が」嫌だからやめてという言い方よりも「他の人も」「一般的に」嫌がることなんだよ(私は別にそれほど気にしてないけどね)といったほうが、その人との関係がスムーズだろうと考えてしまったのです。
最後の一行はおっしゃるとおりだと思いますが、相手の反応を考えると怖くていえそうにありません。すいません。
どうもありがとうございました。
「きちがい」という発言を、あなたも理解されているように、その友人は、精神疾患の人に関して言及してるわけではないわけです。
ということはそれは差別用語だとあなたが気にしすぎなのではないでしょうか。
たとえば同和問題がほとんど存在しない北日本では、集落のことを「部落」といいますが、誰も同和地区のことでいっているわけではないですし、そのことを差別用語だというのはいささか無理があります。
なんでも差別につながるからと言葉狩りをすればいいのでしょうか?
あなたが注意しなければならないのは、本当に意識的に差別をしている人に対してだと思います。
以上が僕の考えです。
で、そもそも本当の「友人」なら、あなたがそのことに気になっているのなら、正直に話せばいいことだと思います。「きちがいって、差別に聞こえることもあるから、気をつけたほうがいいよ」と言えば、その人も考えてくれるんではないですか?
おっしゃるとおりですね。
ほんとうにおっしゃる通りなのでなんとコメントしていいかわかりません。
ただ、今後回答くださる方は、申し訳ありませんが、あくまで私個人が「きちがい」という言葉について(差別云々はひとまず置くとしても)不愉快に思っていて、とはいっても友人はそれほど差別的な意図で使っているとも思えずどうしたらよいか、という趣旨をご理解いただければと思います。
どうもありがとうございました。
「きちがい」という言葉そのものは、
「野球きちがい」とか「将棋きちがい」などと
昔から気軽に使われてきた経緯があるので、
一概に差別用語とも決めつけられないように思います。
ただ、世の中にはそういう言葉で
本当に差別され、虐げられてきた人がいる、
ということは、やっぱり知ってほしいですよね。
ご紹介したURLは、本の紹介です。
自閉症とは知らずに「きちがい」といじめられてきた日々。
そして病気を認識し、そこから重ねられてきた努力。
そんな著者の半生を語ります。
「きちがい」が中心命題の本ではありませんから
ご質問の件についてどこまで心に届くかは分かりませんが、
病気と立ち向かう人のリアルな姿を通して、
きっと何かを掴んでくれるんじゃないかなと思います。
一度お読みになってみて、使えそうだなと思ったら、
お友だちにも勧めてみてください。
こちらがその本の続編です。
高校生時代以降の分についてまとめられています。
どうもありがとうございます。
皆様のおっしゃるとおりなのですが、私としてはやはり「大騒ぎする」というような意味で「きちがい」ということばを使って欲しくはないのです。
言葉遣いというのは、文脈や語調や状況や話し手・話し相手によっていろいろな問題を産むので難しいですね。
差別主義者 言葉狩り&btnG=Google+検索&lr=lang_ja
別に問題がない言葉をあなたは言葉への差別意識で、拒絶したいわけですね。
文脈や状況や語調、話し手・話し相手によっては、一般的に差別用語とされているかどうかとはまったく無関係に、不適切な言葉があるように思います。
Yahoo! JAPAN
難しいですね。
個人的にその表現が適切だとは思いません。ただ、それをあなたがそれを是正する
ということに対しても疑問は感じます。
まず、あなたが言葉に対して若干厳格すぎるとも
思いますし、同時に友人が言葉に対して
配慮してないとも思います。
きちんとした問題意識をもってもらう
という考え方でいくより、適切な言葉って
なんだろうという類の話(自分の疑問)
を通して間接的に友人に考えてもらう
のがいいと思いますが、同時にあなた
自身も他人の意思ではなく、「言葉遣い」で不快になること、
その結果として相手の発言を是正すること
が正しいかどうか考え直す必要があると
思います。あくまで一般的な話なので、
特別の事情がある場合はなんともいえませんが。
どうもありがとうございます。
皆さんのご意見を伺って、大変参考になりました。
ですが、私にとってはこのような回答はあまりに厳しくて読んでいられません。
本当に申し訳ありませんがこれにて終了させていただきたいと思います。
なるほど、そうですね、ありがとうございます。
ただ、本人は自分についてこの言葉を使っているために悪気がないのではないかと思います。
たとえ、自分のことを言っていても、親しい友人間の会話で冗談のように聞こえても、やはり言ってはいけないことがあるということをわかってもらいたいのですが・・・
「本人に直接言う」という方法があるとは思うのですが、
うまくいえないだめな私です。