残念ながら、まず嘘です。理論値では炉内部からミサイル以上の熱量を出してますので、それだけ頑丈だといいたいのでしょうが、ミサイルによる爆圧や衝撃に耐えられる原子炉があれば見てみたいです。というかそもそも、原子炉の部品に破損が見つかったというニュースが流れ、なおかつ原子炉の利権をむさぼっている議員の親族が誰一人として原子炉建設地域に住んでいないことから、第2のチェルノブイリが起こる可能性のほうが大きいです。ただ、大学などが実験用でもっているような小型のものを十分な深度を持って地下に埋設すると、ミサイルも届きませんから、十分耐えられると思います。
構造物の形からして、むき出しのままでミサイルに耐えられる筈も無いです。
原子炉が置いてある建物の強化コンクリートの厚みが1m、格納容器の強化コンクリートの厚みが2m、実際にフランスで原子炉攻撃に使われたミサイルの強化コンクリートの貫通能力は45.7cmなので、外壁すら壊せない計算になるということらしいです。
ただ「平常時」にはテロ規模、という設定なのがちょっと怖いですが・・・。
あれ・・・こちらは耐えられる・・ということですか。
Perfect world.
こうなってんじゃないでしょうか。
http://maiuso.com/kokusai2.html#wtc
MAIUSO TIMES
911事件のあと、WTCの再建にあたっては飛行機がつっこんできても大丈夫なデザインを検討、こういう案もあったのだとか。
結構まじめな質問だったりします。でも、面白かったのでよしとします。
浜岡原発について記述がありますが、「マグニチュード8.5の自信、津波などの自然災害には十分耐えられる作りになっています。
また、米国テロのように、飛行機がぶつかっても大丈夫です」
とあります。
たとえば、RPG-7ロケットの場合、貫徹能力は防弾鋼板で28cm、強化コンクリートですと45.7cmと言われています。
それ以上の厚さのコンクリートで覆われているのでしょう。
こちらに原発関係の質疑応答が載っていますので参考までに。
やはり耐えられるのでしょうか・・・。ただ、貫通能力よりもそもそも爆発エネルギーに耐えられるのかが頭の中で想像できませんね。
私は火力発電に関する仕事をしていますが,上記にあるようにミサイルなどの外圧から守るような設計はしません。
但し地震に関しては別で,通常震度7〜8程度の3倍くらいを耐震設計の目安にしています。
ほとんどのコンクリート基礎は,地中深く掘り
岩盤の上に基礎を作ります。
従って,地域によって深さはまちまちです
ってことは、仮にテロでバズーカでも打ち込まれようもんなら、一発で終わりですかね。
結論から言いますと本当です。
但しこれには多くの前提条件があります。(前の回答者も〜の場合とあるように)
逆から言えば、原子力発電所が耐える事の出来るミサイルに攻撃された場合、耐えることが出来る、となります。
前提条件以上のことをされた場合、例えば米軍に弾頭が戦術核のバンカーバスターで攻撃された時など、耐えられないと言う事です。
安全性には設計条件があって、活断層の位置、想定加速度、その他の外的要因などすべて「現在の知見に照らして」設計します。
どの事故もそうですが、明らかな手抜き・ヒューマンエラーは除いてどの事故も「想定した以上の事象だった」が常套句です。
原子力発電所を攻撃するミサイルには前提条件があるということです。
ここまで言えばお分かりかと思いますが、「原子力発電所はミサイル攻撃にも耐える」です。
なるほど。どんなミサイルに耐えるんでしょうね。
まずは大まかな原子力発電所の構造ですが、URLはPWR(加圧水型)のものです。
日本に建設されているすべてのPWRは三菱重工業製です。
http://www.kajima.co.jp/news/digest/mar_2003/site/index-j.htm
中部電力・浜岡原子力発電所5号機原子炉建屋他建設工事
こちらはBWR(沸騰水型)です。中段あたりに断面図状のものが掲載されています。
PWRとBWRでは、簡単に言えば冷却水等の水の流れの系統が少し違うわけですが、建屋の構造も見てのとおり若干違います。
この写真はPWRの一番外壁、最初のURLで説明されている図の5番の部分に該当するものです。
原子力発電所が日本で建設され始めてからずいぶんたちますが、その時期その時期の設計思想の違いや、安全に対する考え方の違いで、古い発電所と新しい発電所では、この部分の壁の厚さも違います。
最初のURLでは「80cm」と紹介されていますが、最近の発電所では前出の回答者の方が回答されているように2m近くにもなっています。
写真の壁はほぼそのくらいの厚さを持っています。
使われている鉄筋は50㎜ほどの直径で、いわゆる「D51」という規格のものです。
確かに丈夫に作られています。
また原子炉はその設計思想の中に…
シビアアクシデントとかフューエルセーフという考え方がありますので、内的な要因のアクシデントには、ある程度の余裕を持った設計であることには間違いありません。
ただし、気をつけなければいけないのは、これらはすべて内的要因に対する安全性の話であって、人為的な外的要因について考慮されたものではないだろうことです。
地震等の自然現象の外的要因には、日本という国の特質上(地震国、火山国)、色々考えられてはいるでしょうが、ミサイルなどの人為的なものについては考えられているかどうかはなはだ疑問です。
先に述べたように、発電所自体の壁の厚さが違うということは、同じエネルギーのミサイルが打ち込まれても発電所により被害の大きさが違ってきますし、また私は兵器については詳しくありませんが、人間が担げる大きさのRPGと、例えばテポドンとか、あるいはトマホークのような大型のミサイルとではまったく違ってくるのは自明です。
質問者様が想定されている「ミサイル」はどの程度のものなのか、それにもよると思いますが。
最後に、人為的外的要因についてあまり考慮されていないのではないかということについての考えの理由ですが、日本の原子力発電所の上空は、例えば半径何キロ以内は飛行禁止区域、とかにもなっていないという事実です。
ミサイルのような作為的なものはいざ知らず、事故で航空機が落っこちたりしたらどうすんのかな〜なんて思います。
その辺のことは議論されたということすら聞いたことがありません。(私が不勉強なのかもしれませんが)
で、答えになってるようななってないような長文になってしまいましたが、回答としては「ある程度のミサイルまでは耐えられるでしょうが、どの程度までかは個々の発電所による。ただし、ミサイルに耐えられるようにという意味での設計によってのものではないだろう。耐えられるものについては単純に壁が厚いからに他ならない」
ということです。
ふむふむ。詳しい説明ありがとうございます。
<RPG−26>:ロシアの使い捨て式携行対戦車ロケット。口径72.5mmで、重量2.9kg、射程170m、装甲貫徹力440mm。参考:月刊PANZER1,’04、月刊軍事研究3,’02
<GBU−24C/B>:先進単一貫徹体(AUP、Advanced Unitary Penetrator)とも呼ばれる。ニッケル・コバルト鋼の弾体は高い貫通力を持ち、レーザーにより目標に誘導され、強化コンクリートなら3.3m、土ならば30m以上貫徹できる。硬目標知能信管(HTSF、Hard-Target Smart Fuse)を装備しており、弾体にかかる加速度を計算して貫通地点を計算、あらかじめセットした位置で炸裂する。参考:月刊軍事研究2,’03
上は一般的な対戦車ロケット、下はバンカーバスターの諸元です。
多分、ですが原子炉建屋は対戦車ロケットでは穴をあけることは出来そうもありませんし、バンカーバスターは航空機で運用しなければなりません。
もちろん、テロ攻撃によってタービン建屋やその他が破壊され、冷却水が環境中に放出されると言う事はありうるでしょうが、チェルノブイリのような炉心融解等の事象がテロリストの手で引き起こされる可能性は少ないと考えます。
また、稼動中の原子炉を攻撃すると言う事は国際世論を敵に回すと言う事でもあり、よほどの大義名分がない限り正気の人間が取れる策ではないと考えます。
http://www.hatena.ne.jp/1108500710#
人力検索はてな - 原子力発電所はミサイル攻撃にも耐えると聞きますが、本当ですか?一体どんな構造にすればミサイル攻撃に絶えることができるのでしょうか?馬鹿な私でもわかるように教えて..
URLダミーです
基本的には壁の厚さだと思われます。
たとえばマンションはせいぜい壁厚30cmですが原発は厚さ数mでしょうか。
http://www.butsuzou.com/jiten/monjyu.html
文殊菩薩像(仏像事典写真画像付き) 仏像ドットコム・東洋仏所
質問の趣旨に少しずれますが一番大事なことがあります。
発表され公開されていることが全て本当かどうかまず考えてみてください。
政治や利権、メンツや幻想など複雑に絡むのが原子力施設です。
某原発が建設される前に私の友人が地質調査をしました。
そこは原子力施設を造るにはふさわしくない地質条件でした。
しかし、上からの命令で報告書に嘘を書き活断層は無い事になりました。
黙ってりゃ解らないのです。
その原子力施設の下にある活断層はまだ動いていません。
私の生きている間にはその活断層が動く地震がないことを祈っています。
そのようないい加減な原発はそこだけではないようです。
Yahoo! JAPAN
実際に電力会社の社員から聞いた話では、現在の原子力発電所は基本的にミサイル攻撃に対応できる設計にはなっていないということです。
ミサイルに耐えるには、外壁コンクリートを極めて厚くするか、迎撃ミサイルで打ち落とすしかないんじゃないかな。
ついでに、面白い話を聞いたのですが、電力会社の社員いわく「頭の良いテロリストなら、原発を攻撃するより、送電線を破壊して、電気が届かなくするだろう」って。
しかし、そんなことないよね。
送電線を破壊したのなら、直せばまたすぐ使えるけれど、原発を破壊すれば放射能で何十年も、近辺の土地は使えなくなりますからね。
どっちがダメージが大きいか?
後者でしょうね。
すいません、話が横道にそれました。
んー。耐えられるのか、破壊されてしまうのか、回答が分かれてますね。なにはともあれありがとうございます。
Yahoo! JAPAN
ええっと、ミサイルにも耐えうるかというと、「耐えられないかもしれない」というのが、まず、この質問に対しての回答としては適切でしょう。
まず、回答者さんもおっしゃっていましたが、資料の信憑性について考えなくてはなりません。これは、非常に重要な事で、たとえば、廣瀬教授の出している本なんか読むと、そりゃ危ないなってことになりますが(彼は、反対論者ですから)国の公式の機関なんかの情報じゃ、安全だと主張しています。
ほら、考えてみてくださいよ
自分の意見を主張するのに
「だれが、不利な意見を述べますか?」
話は逸れますが、原発の地震に対して絶えられるかというものですら「実験だけでは証明できない」だの、「実は活断層の上に建てられている」という意見が出ているなかで、「地震に耐えられる。」「津波が来て、海の水が引いても大丈夫(海の水がなくなると、原子炉が空焚きされて危険です)」なんていう意見もあって、わやくちゃですよ。
で、公開されているデータをつかって、皆さんお答えですが・・・。この質問の意図から考えて、たとえば、もし、北朝鮮からテポドンが飛んできたらどうなるかっていうことをお考えなのでしょう。
だとすれば、核を積んだミサイルがくれば、原発は耐えられないでしょうし、それ以前に、普通のミサイルで耐えられるかは、「全く分からない」わけですが、最悪の可能性を考えてみると、「壊されるかもしれない」ということで。
つまり、もし、あなたが原発の近くに住んでいて危ないと感じているなら、逃げた方がいいと思いますよ。(って、話逸れていますね)
なるほど嘘ですか。ところでなぜたのみこむなのかが非常に気になるところです。