ベンチャーキャピタルといいのは上記のサイトの説明のようにファンドを運営しているのが一般的で
VCの報酬
VCは複数のファンドを運営していることが一般的で,そのファンドからの報酬が収益になっている.その報酬は固定報酬と成果報酬の二つがある.
固定報酬
ファンドの管理運営費としてファンド総額の2~3%/年を受けとる.
成果報酬
キャピタルゲイン(投資元本回収後の投資収益)の20%を受けとる.
VCのファンドはVC自身のポケットマネーというわけではないのだから,まさにlow risk, high returnの世界である.それだけに,VCに対する信頼やブランドイメージは重要なものであるといえる.普通の場合,「ファンドを設立するから出資してくれ」といったところで出資金を集められないだろう.
という形です。
ベンチャーキャピタルにとって株式上場が重要なのは、ベンチャーへの出資を株式の取得によって行うことが多いからで、必ずしも上場が目的とは言えませんが、株式を取得していれば上場によって大きなリターンを得ることができます。
財団法人ベンチャーエンタープライズセンター
ベンチャーキャピタルに限らず、資金調達手段は大別して2つあります。①直接金融②間接金融です。
直接金融とは、株式や社債、私募債といった手段により、市場から直接資金調達する方法です。
間接金融とは、金融機関から融資を受けることで、投資家となる金融機関が企業の変わりに資金調達をします。
でっ、株式については、市場での売却により投資資金の回収が出来ます。
一方、社債や私募債、金融機関融資については事前に設定した金利を投資家が受けることとなります。
株式についても、上場しなくても、株価の算定方法は規定されているので、定款に株式譲渡制限がなければ、従業員や役員への株式売却により、投資資金の回収は可能です。時価が購入価格を上回っていれば、当然に利益も出ます。
よって、投資形態が株式の場合は、株式の売却ならびに配当収入があります。一方、社債・私募債・融資の場合は、元金返済と利息により投資資金の回収をします。
ベンチャーキャピタルを含め投資会社は投資した資金に対する配当と回収が目的です。IPOが唯一の目的なわけではありませんが、非公開時の株の取得額とIPOでの市場への放出価格に大きな差が出ることからIPOが最も効果的な資金回収になります。
ともあれ投資には一定期間を設け、IPOに至らない場合は経営者に買取を求めたり、他VCに譲渡したりすることも往々にしてあるようです。
URLにあるVCでは 手がけた会社(タリーズコーヒー)がIPO後MBOを行っていたりしますがそのサポートもしているようです。
日本M&Aセンター
基本的には上場して、そのときのIPO益を受け取ることが目的ですが、M&Aで売り払うことも十分考えうると思います。最近は増えているようです。
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