人間はどのように物事を認識するか。その「認識」についての研究のアプローチの方法として哲学と心理学はどう違うのでしょうか?

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回答4件)

id:akilanoikinuki No.1

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心理学ではあくまで先に体があります。事物を確認するのは体内の電気信号を神経が脳に伝えるからです。「Eye And Brain」私の知覚心理の教授がよく言っていた言葉です。

人は手で触り、耳で聞き、目で物を見る。でもその情報から判断を降すのは、必ず脳なのです。これが心理学です。

http://www.pp.iij4u.or.jp/~tomotaka/SISAKU/sintai2.html

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哲学はどちらかと言えば、肉体的な部分はあまり関係ないですね。命題があってそれについて考察をかさねて行く感じですので、根本的に違います。

id:sami624 No.2

回答回数5245ベストアンサー獲得回数43

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哲学の語源からすると、物事を認識するに当たり、関連する事実関係を含め、様々な知識を習得し、事実関係の積み上げならびに関連する知識の積み上げで、物事を認識する学問といえるでしょう。

一方心理学は、当該事象に対し、不特定多数の者が、当該事象をどのように判断するかということを、自己ならびに相手方に確認することで理解し、認識することといえるでしょう。

id:inkm No.3

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心理学の歴史を理解すると分かりやすいと思います。心理学は哲学から派生し、実験を取り入れることで哲学から独立した学問です。

哲学はどのような研究の対象であっても、思弁的に対象の性質を明らかにしようとします。しかし思弁によって得られる考察というのは、考え方が異なる人には受け入れられるものではありません。思弁のような人それぞれで異なる方法を用いるのではなくて、誰にでも受け入れられる方法によって研究をすすめる必要があります。

心理学は、人間のこころの働き(ご質問の「認識」も含みます)を実験的方法によって明らかにする学問です。研究する対象は哲学と重なるところもありますが、思弁ではなくて実験を方法としていますから、誰にでも納得できる方法を用いて研究を行なっていることになります。ただし、では実験心理学が完全かというと、そういうわけでもなくて、倫理的に実験を行なうことが許されない場合などでは、実験的方法が適用できないという実際上の限界もあります。

まとめれば、哲学は思弁によって、心理学は実験によって、人間の「認識」を研究することができます。(付け加えれば、心理学のなかでも臨床応用を目的とした臨床心理学は、このような実験的方法を取っていない場合がしばしばあります。)

id:tadatarai No.4

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 心理学(psychology)は、魂を意味する古代ギリシャ語プシュケー(Psyche)=心を対象に研究する哲学、から来ています。よって、もともと同じものだと考えられています。

 そのなかで、実験を行い、データによって、仮説を実証するのが心理学的アプローチです。

 一方、人間の行動の基準となっている「もの見方や考え方」「思想」について、いろいろな現実の諸問題や現象を整理し、一つのモデルを提唱することが哲学的アプローチです。「我思う故に我有り」もその一つです。

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