「アルカイダは諜報機関の作りもの」(参考:http://tanakanews.com/f0818terror.htm)という説が色々なサイトで言われていますが、どうなんでしょう?WTC爆撃、9/11、ロンドン地下爆撃も全てCIA/MI6などが計画に絡んでいるそうです。これを否定している国内・海外のサイトなどがあれば教えてください。または個人的な解釈を述べてください。

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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309266126/qid=1142...


http://www.jca.apc.org/gendai/20-21/2003/hansekai.html


アルカイダそのものがどうかについては、わたしにはわかりませんが、ご質問の主旨にそったことを少し述べさせてもらいます。

「官」製の過激派グループは、アラブやヨーロッパには実在します。上記URLの書籍で元日本赤軍スポークスマンだった映画監督の足立正生さんがひとつの回想としてそんな実例を紹介しています。いま手許にその本がないので実際の日付や固有名詞や国名を挙げられませんが、その組織は決定的な出撃の際に一網打尽で全員が逮捕されてしまったそうです。

「官」による過激派グループという存在、またそういう発想をわたしはその本で初めて知り、ビックリすると同時になるほどなと感心してしました。

苦しい戦いを強いられるところでは、強力で正しい主張を掲げ、活発に活動し、しかも資金力がある組織に支持が集まります。小さい組織や大きい組織、古くからある組織との提携や同盟関係、ときには組織統合も起こり、そこまでいかずとも共同作戦行動のようなことは起こります。もし、そこにどこかの国や国々の秘密機関の意向を汲んだグループが現れて、徐々に実績を上げながら、声高に過激な好ましい主張を掲げ、古くからの組織を批判し、めざましい武装闘争の戦果などを上げていき、その戦線での発言力を増していったとしたら、当然のことながらその組織の支持は広がり、闘いのあらゆる面での主導権が徐々にそこに集中していくのではないでしょうか? 外国の軍隊や秘密警察もそのグループやそのグループが主導する戦いについてはフリーパスで「勝利」を与えてしまうわけです。次第に拡大するその「官製」過激党派には戦いの主要な人物も集まり、人もものもカネも、そして何よりも情報が集まります、

そうなれば元締めのヨーロッパやアメリカやイスラエルの国家の秘密機関はしめたもの。労せずして重要な情報や動きを察知でき、いつでもその官の過激派が主導する作戦に応じて、潰したい組織、排除したい過激派要人を思いのままに動かすことができてしまいます。いかがでしょうか?

ちょっと、それをこの国の反対派勢力について考えてみることもできるでしょう。たとえば、反戦運動や環境保護の戦い、反核、何でもいいのですが、目覚しい闘争を繰り広げるグループや人がいて、その指導者がカッコよかったり美少女であったりして、言ってることも誰が聞いてももっともであれば、マスコミもこれを取り上げ、その人物はアイドル的に持ち上げられ、多くのファンができ、過激な行動はとらずとも、ワールド・ピース、クリーン・エネルギーとか言っちゃって華やかなデモなんかをして、どんどん人気を獲得すれば、そのグループは日本国内の反対派の代表的なグループになり、発言権も指導力を増します。外国の同様の有名な環境保護団体と手を結んで世界のマスコミの注目するような闘争をしたりして、それがまた日本国内でテレビや新聞やインターネットで持ち上げられます。

そうやって巨大な影響力をもった反対派の戦線が(実は官の主導のもとに)形成されたとします。これは国家の運営の場についた人間にとってはとても重宝です。むかしのファシスト指導者やどこぞの現存の独裁者のように弾圧や強権を行使して、その国の社会を従わせるのでなく、巧みに反対勢力を操って、国家や一部の指導層の意思を実現していくことができるのです。しかも、反対派の要人たちはいつでも誘導可能で、いざとなれば「闘い」のさなかで逮捕したり、失敗の責任を押し付けたりしてその力、影響力を弱めてしまうことも意のままです。国家の運営グループにとって実はどうでもいいようなことをさも重大な闘いのように喧伝して、そのグループの主導のもとに反対派に勝利させるなどして、しっかり「給油」や「メンテ」をすることも怠りません。

そういうことも、これからは、1)インターネットなどの非公的な情報(2)現実に起こる擬似イヴェント(3)そのマスコミ報道(4)それらに対する「公」や「官」の対応や意思表示(5)それに対する「反対派」のアピール、さらにまた(1)へ(2)(3)へのこの循環で世の中は巧みに動かせます。コントロールしていけます。たとえば「安倍」氏のような風貌、キャラ、バックグランドなど時代の好みに合った人気キャラ、それに「杉村」みたいな人気キャラ、つまり、人気キャラを巧みに情報オペラの舞台に配して、当然、そこにもっともかっこよかったり愛すべき、あるいは誇り高きヒーロー・キャラを「反対派」、「反政府」運動の指導者として配置します。何人も何人も、そうすれば「本物」もいつしか「ニセモノ」の作り出す流れ、動き、潮流に従うようになります。

どうですか、なかなかスゴイでしょう?

ですから、ご質問の「アルカイダ」についての実際はわかりませんが、そういうことは十分に起こりえるということは言えますね。

そして、何も最初から「官」の意を汲んだ者でなく、勢力、影響力をもったある時点で「国家」という権力機構や「官」の必要性、重要性を認めて、そこに接近していくことだって考えられます。そうなれば、それはもはや「謀略」や「陰謀」ではなく「政治」以外の何ものでもないだろう。こないだ小沢一郎が憎々しげに口走っていたが、むかしの社会党とかはその歴史をふりかえると結果的にそういう存在だった。つねに反対派を統合して敗退するという役回り。その最後の仕事が「村山内閣」による自民党の与党への復活劇、自衛隊容認、海外派遣のおまけまでつけてしまった。まあ、実は問題は「力」がどこにあり、どこに働いているか? ということでそれを注視するのは難しいということ。そして「力」はどこにもここにもそこにもいつでも「遍在」し「偏在」しているということ。夫婦間でも恋人同士でも店と客の間でも友人でも隣人でも、すべての人間の「間」には「力」が生起し消滅を繰り返している。そもそもわたしたちが息を吸い、息を吐くことからして「力」の運動なのだから、すべては「力」によって動き、「力」の関係として見ることなしには物事の理解は難しいだろう。

そして、そういうことは「算数」的には測れなくなってきているのが、超高度資本主義的情報ネットワーク社会とかいうもんの(もしかしたら)あたりまえの展開なのかもしれません。

とにかく、ぼくたちは学ぶこと、スキルを持つこと、自分で考えること、自分で調べること、自分の位置を知ること、などのトレーニングを日々の生活の中で積んでいくこと。誰もが自分の得意のスキルを持つこと、誰もが母国語のほかに高レベルな外国語の読み書きの能力を持つことが、わたしには望ましく思えます。外国語あってのインターネットです。そしてスキルも外国語もせいぜい5年がんばればかなりのレベルになります。あるレベルをクリアすれば、あとはすいすいです。みんなマジでお勉強しましょうね。アホでも性根が腐れでも勉強すればいろんなものがだんだんよく見えるようになります。見えてくれば、自分もだんだん変わってきます。そうするとまたよく見えてきて、何をどう調べ,学び、覚えればいいかが見えてきます。そうやって次々に新しい未知なる必要とつき合っていくだけでも、人生、創造的で冒険的でロマンチックなものになってきます。わかるやつ同士、わかるようになって、世の中、なかなかですよ。わたしぐらいの幸せなら誰でも手にできますよ。まず1年やることです。中国語でもシンセでもボクシングでもプログラム言語でも何でもいい。わたしのブログだって1年以上つづいてますしネ、でへへ、宣伝~~ん!!

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/

おれんちです V よろピカッ!♪

id:akibare

うーん、すばらしい洞察をありがとうございます。まとめると、諜報機関が反政府・過激派・テロ組織を支援し、飼いならす動機としては:

(A) 情報収集を容易にするため

(B) 要人をコントロールするため

(C) 世論を操るため

ということでしょうか?そして継続的にコントロールする手段として、定期的に勝利を与えることが必須である、と。

おっしゃることは納得が行きますが、アルカイダには完全にあてはまらないような気がします。(A)(B)は適用できますが、(C)の代わりに

(D) 他の問題から目をそらせるため

が適切かもしれませんね。CIAがイスラム国家設立に賛同する訳がないですから。(A)(B)(D)に加え、WTCや9/11などの事件は本来は未遂程度で終わらせる筈が間違ってしまったのでしょうか?それとも政治家にとって数千人程度の命はどうでもよいのかしら。

2006/03/15 13:11:37

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