使えるものは、レジュメとホワイトボードのみです。
http://www.microsoft.com/japan/office/powerpoint/prodinfo/defaul...
レジュメには、PowerPointの印刷機能を利用して、用紙の左側にPowerPointの図、右側に罫線を入れて、図を見ながらメモが書けるようにするとよいかと思います。具体的内容としては、論点に対する判例を挙げ、これに対する反論を示し、その反論の根拠となる判例があればそれも挙げて説得性を高めるとよいでしょう。
多数でやるのであれば、セリフを割り振って、ロールプレイング(劇仕立て)にすると食いつきがよいと思います。
また、一般的なプレゼンテーションについても言えることですが、列挙の際には3つまで、(2つでは少なすぎ、4つでは多すぎるとよく言いますね。)、ポイントでは聴衆に質問してみる、などが一般的なtipsです、
>劇仕立て
真面目なゼミなので、それはちょっと……
他分野の方に誤解を受けやすいようなので、具体的なレジュメの例を挙げておきます。
http://www.otaru-uc.ac.jp/seminar/nagatuka/cases/
私の大学とは無関係ですが、レジュメの雰囲気は同じです。
>ポイントでは聴衆に質問してみる
これは使えますね。
レジュメのためだけにPowerPointを使う必然性が見出せないのですが……本文のとおり、プロジェクタを使うことはできませんから。
判例研究についても誤解されているようです。特定の(最高裁)判決から、原告・被告の主張や下級審の判断をとおして争点をあぶりだす、といったものを想定しています。
具体的には、事案の概要の把握(事実関係→原告・被告の主張→一審・原審の判断→本判決)、本判決の検討(争点1(判例・学説と本判決の関係、および私見など)→争点2→…→本判決の射程)といった流れを考えています。