Jinrikikensaku Hatena, Ph.D.
とか
Dr. J. Hatena
みたいによく書いてくるんですが、(学術的な用事でなくとも)
それでは、一体、どのくらいの私事にまで、Ph.D.とかDr.ってのを使うのでしょうか?
以前にも
http://q.hatena.ne.jp/1116942562
で質問したのの追加みたいなもので、この内容は把握しています。
具体的には、
海外の博士の友人に贈り物
(名入れの手帳とか、ペンとか、そういう仕事的な贈り物)
をしようと思ったとします。
その場合、
J. Hatena
J. Hatena, Ph.D.
のどちらの名入れをしてあげる方が、
常識の範囲内で丁寧で、かつ相手にも迷惑じゃないんでしょうか?
その他も、Dr.やPh.D.の"私的"利用の範囲についてのアドバイスがあったら教えて下さい。
(学会や、改まった場での使い方は分かったので)
アメリカの大学在学中のものです。
私がもし、仲のよい(普段はFirst nameで呼び合っている関係)のDrの方に贈り物をする場合を考えると、そのものが、他人の目に触れうるものか否かで、書きかたを使い分けると思います。(特に贈り物の場合、そちらのほうが安全度が高いと思います)
ペンのように、いろいろなシチュエーションで使われそうなものは、丁寧に、Dr.をつけたほうが安心ではないでしょうか。反対に、その方のプライベートな場所でしか使われないようなもの、なんでしょうか、たとえばお箸とか送るなら、ファーストネームというのもありかと思います。(もちろん、Dr称号なし)
なお、Dr.の称号を持っている方を敢えてMr/Msで呼ぶことは、ものすごく著名な方を除けばあまりないような気がします。緒方貞子さんとか、なんでだれもDr.つけないのかちょっと不思議です。あと名誉博士号の方もdrでは呼びませんね。
ところで、Ph.Dは物理学以外にもあまねく広く出されます。Ph.DとDoctor of ***のどちらが授与されるかは、大学ごとに基準が違いますので、どちらに統一というのも難しいような気がします。ちなみにうちの大学の場合、暗に、Ph.D > Dr. of Science / Dr. of Art > Dr. of 専門分野 (ex. Dr. of Business, Dr. of Medicine, etc)という格付けがされていたりしますが。
M.D.は、世界的に見ても、日本はPh.Dを取りやすい環境にありますが、アメリカで医学博士は少ないと思います。うちの大学の医学部の教授陣を見ても、Ph.Dを持っていない方は大勢いますよ。
どこの世界でも
書きたがり屋とそうでない人がいます。
まず、Dr.なんてのは
それだけではなんのことやらわかりませんから
常識のある人は付加しません。
そのことをしらない人が使うレベルでしょう
Ph.D は物理学の博士号をもっている人で
M.D. についでよく使う称号ではあります。
注意しないといけないのは
たとえば、日本でのニュアンスとは違うこと。
一番少ない称号は哲学博士
一番多いのは医学博士です
えらいひとにたいしてなら付加しないほうが
歓迎されるかも
ちゃらちゃらならふかすることで喜ばれるでしょう
名詞の肩書きなどから判断できることが多いでしょう
がーーーん、僕が例に挙げたのは、
世界でも最大規模の会社の部長クラスなんですが、
(もちろん、nativeな米国人)
しばしばメールに、Dr. ○○みたいに書いてきますよ。
Ph.D.は物理学???
Ph.D.はPhilosohyのどくたーですよね??
本来なら哲学博士なんだろうけど。
(でも、日本の博士も、Ph.D.で統一するという見解で、日本政府、米国政府ともにまとまったはずですよね)
アメリカで医学博士は多いですかね?
日本だと臨床系も博士とるけど、アメリカだと臨床系は博士取りませんよね。
うちの研究室出身で、臨床系の博士だった人が、アメリカに留学する時に、アメリカの大学院は臨床系は無いよ、とか言ってたような気が。総数じゃどうだか分かりませんけどね。
もう少し詳しい回答も含め、まだ皆様お待ちしております。
USで勤務していたものですが、学位について、特にPh.Dについてはなかなかに「うるさい」方が多かったです。つまり名刺や書類には必ずPh.Dの表記がありますし、レンタカー、飛行機のチケットもドクター○○でしたよ。ファーストネームで呼び合うくらい仲良くなれば、もちろんわざわざドクター○○とは呼びませんが、博士号というのは公の場ではその人の一部分くらいに考えておいて損は無いと思いますよ。
ゆえに贈り物としてペンを贈るのであれば「ドクター○○」といれておくのが無難だと思います。もちろんその方と個人的に非常に親しく、そのペンの使用もごくプライベートな場面に限られるのであれば、ファーストネーム…のほうがよいと思います。
ふむふむ。
チケットなんかまで。へえ。
Drの使い方は、英語でどうかという一般的な話はある程度もちろんあるものの、例えばイギリスとアメリカではおそらく違う、ボストンとロサンゼルスでは若干違うかも、のような、国柄や地域柄の影響が大きいんじゃないかと感じています。ただ、Drより偉いMrがいるとは知らなかった、その程度にしか知り合いはいませんが。Drをつけるときと日本語で「先生」をつけるときは、私の場合はほぼ状況を一致させていたと思っていて、これまで特に苦情はありませんでした。(言われないだけかも(苦笑))それと、私なら贈り物のときには、どうつけていいかを相手に尋ねます。
アメリカでの専門的な「医学博士」はPh.Dとか、Fなんたら?は実際には会ったことありませんが、そういうのであって、医者の正規資格のことをMDと呼ぶんではなかったでしょうか。お医者さんはみんなMDと思ってました。
私は電子メール等では-sanをつけることにしていて、これは結構流行ってると感じています(私も人に教わった)。Dear J-san, とか Dear Hatena-san, のように。で、これは便利だよ、と押し付けてしまいます。姓名どちらにも、MrMissMsMrsDrどれでも使える、と。
名入れ手帳やペンを贈るのは、私には想像しにくいんですが、メッセージ入り手帳で本体のメッセージがないと思えば、Drはつけるかもしれません。(Dear) Dr J.Hatena (, for your ...)の気分ですが。
医者じゃないです、医者じゃ。
医者はMDだと思いますが。(僕の知り合いにいる中国人留学生は、MD,Ph.D.と併記するけどそれが正しいのか知らない)
Dearは送る側としてはいいんだけど、
向こうが一生Dear入りを自分の物として使うとなると……
その人自身のものとなった時に、
ビジネスの場とかで使う時に、
(人には名前の部分なんて見られないかもしれませんが)
Ph.D.とか入れておいた方がいいのかなあ、と思ってのことです。
いきなりプレゼントして驚かせようと思っているので、聞くという選択肢は無いかなあ。
(その人以外にも知り合いはいるけど、現地的な感覚に優れてるって人はそうはいないから、ここでも聞いています。)
アメリカの大学在学中のものです。
私がもし、仲のよい(普段はFirst nameで呼び合っている関係)のDrの方に贈り物をする場合を考えると、そのものが、他人の目に触れうるものか否かで、書きかたを使い分けると思います。(特に贈り物の場合、そちらのほうが安全度が高いと思います)
ペンのように、いろいろなシチュエーションで使われそうなものは、丁寧に、Dr.をつけたほうが安心ではないでしょうか。反対に、その方のプライベートな場所でしか使われないようなもの、なんでしょうか、たとえばお箸とか送るなら、ファーストネームというのもありかと思います。(もちろん、Dr称号なし)
なお、Dr.の称号を持っている方を敢えてMr/Msで呼ぶことは、ものすごく著名な方を除けばあまりないような気がします。緒方貞子さんとか、なんでだれもDr.つけないのかちょっと不思議です。あと名誉博士号の方もdrでは呼びませんね。
ところで、Ph.Dは物理学以外にもあまねく広く出されます。Ph.DとDoctor of ***のどちらが授与されるかは、大学ごとに基準が違いますので、どちらに統一というのも難しいような気がします。ちなみにうちの大学の場合、暗に、Ph.D > Dr. of Science / Dr. of Art > Dr. of 専門分野 (ex. Dr. of Business, Dr. of Medicine, etc)という格付けがされていたりしますが。
M.D.は、世界的に見ても、日本はPh.Dを取りやすい環境にありますが、アメリカで医学博士は少ないと思います。うちの大学の医学部の教授陣を見ても、Ph.Dを持っていない方は大勢いますよ。
ありがとうございます。
BostonLetterという名前そのものが安心感を持たせるような回答です。
Dr of何とかってのもあるんですか……
僕の知り合いは、海外留学してる人達はみんなPh.D.と名乗っているので、
(Department of Chemistry and Chemical Biologyとか、Department of Molecular and Cellular Biologyとか、Department of Cell Biologyとかなんですけどね)
多分、Ph.D.でいいんだと思うんだけど、ちょっと確認してみようかな?
科学(僕の場合主に化学と生物だけど)だと多いのはPh.D.なんじゃないんでしょうか??どういう基準でDr.の人がいるんですか??
2回目の回答、失礼いたします。
>どういう基準でDr.の人がいるんですか??
どのような学位を出すかは、各大学の方針だと思うのですが、基本的には、graduate school (伝統的な学術分野)の大学院ではPh.Dを、Professional School(専門大学院)では、Dr. of ***を出すものと思っております。なので、化学・生物関係の研究をなさっていらっしゃる方ならば、おそらくph.Dで間違いないと思います。
たとえば、うちの大学院(Public Health School)は専門大学院なので、習得しているコースによって、Ph.D、Doctor of Science、Doctor of Public Healthの3種類の学位がありえます。ほかの専門大学院、たとえば、ビジネススクールでは、Doctor of Business Administration (DBA)が、デザインスクールではDoctor of Designなどの学位があると聞いております。
http://en.wikipedia.org/wiki/Doctor_of_Science
http://en.wikipedia.org/wiki/Doctor_of_Business_Administration
MD (Medical Doctor)やJD (Juris Doctor)は、名前はDrを冠していますが、アメリカの学問の世界では、完全にPh.Dとは異なるものと認識されています。前者は専門職として、後者は研究者としての認定学位です。したがって、MDの方がPh.Dを取ったならば、MD, Ph.Dと重ねるのが普通かと思います。うちの先生のプレゼンには、いつも、MD, JD, Ph.D, MPHという長たらしい肩書きがついています。
ところで、アメリカ以外の国では、MDやPh.Dの取得要件が色々異なるので、一概に上記のことが当てはまるとは言えませんので、一応お気をつけくださいませ。まあどちらにせよ、"Dr"という敬称をつけておけば大丈夫かと思いますが。
そうですか、長い回答ありがとうございます。
Dr.ですか。
ただ、日本人的には、自分の持ち物に、
Dr. J. Hatena
と書いてあると言うのは違和感があって、
J. Hatena, Ph.D.
だったら多少違和感は少ないかなあ、とも思ったのですが。
(Dr.Hatenaみたいな言い方は、手紙で相手のことを言う時に使ったことあるけど、こういう場合はPh.D.と後につけた方が見栄えがいいかなあ、と思って)
無敬称とDr. J. Hatena、J. Hatena, Ph.D.
のどれがいいか悩むなあ。
え〜なんだか微妙に誰かからつっこまれそうな予感がしているので回答はパスしようかなぁと思っていたのですが、なぜか決定打の回答が出ないようなので。
まず、具体的なご質問(プレゼントの送り状での敬称)へ回答ですが、敬称はDr. Hatenaでいいと思います。手紙の書き始めはDear Dr. Hatena,で良いと思います。
次に海外での博士の扱いですが、国によって適用に違いがあります。厳格なのはドイツで、そこでは博士号の公的な位置が重要視されていて、敬称としてDr.を使うにはそれを取得していないといけない感じです。そして、誰かに名前を聞かれた時には"Dr. Hatena"とDr.付きで必ず答えます。呼びかける時もDr.もしくはHerr Dr.付きにします。(Herrは英語のMr.に当たりますが二重に付けます。)それ故にお店などの名前にDr.付きのもの(たとえば、清涼飲料水のDr. Pepperや靴のDr. Martens)はほぼ使われていません。また、ドイツで博士号が授与されるのは学術系だけです。
アメリカではBostonLetterさんが説明なさっているような状況で、博士号もいくつもあり、また、それを持っているいないにかかわらずその道の大家や商品名にDr.を使うことはままあります。実際の運用ですが、ファミリーネームを使って呼び合う仲の場合はMr.の代わりにDr.を付けて呼んだり手紙を書いたりします。(親しく慣り第三者がいないところではDr. Hatena-> Jimとなります。)手紙では前述のようにDear Dr. Hatenaとし、 Dear Hatena, Ph.D. Hatena,とは書くことは少数だと思いますが、前敬・後敬(Ph.Dを使う場合は後敬)は好みによります。英語の住所録ソフトやサイトなどでの入力でそれが選べるようになっているところにもそれを見ることが出来ます。しかし、レターヘッドや手紙の差出人欄、名刺など公的な名乗りには学位の別を記します。
以上のことは私が知るアカデミックのフィールドでのことですので、他の実学系の所での実際は知りません。ちなみに日本では大学では博士づけで呼ばれることは無く、頻度は先生>(さん)>教授の順でしょうか。
ありがとうございます。
僕がよく見るようなレターでは、
僕らは彼らに対しては、
Dear Dr. Hatena
みたいに書きますが、向こうは、
J. Hatena, Ph.D.
という感じで自著の部分は書いてくることが多いので、
贈り物にも、(自著としての)名入れなら、
J. Hatena, Ph.D.
が普通なのかな??と思っての質問でした。
分かりやすい例で行くと、
アメリカ人博士が、自分用のビジネスツールに名入れするとして、
Dr. 自分、とするか、自分,Ph.D.とするかの差を聞きたかったのです。
一つ目の選択肢は、博士というのを入れるかどうか、
で、入れる場合に、普通自分の物には、Dr.を入れるか、Ph.D.と入れるか、です。
それなりにはいい物を送ろうと思っていて、その人は壊れるまで使ってほしいので、
贈り物、というより"愛用の○○"みたいになって欲しいな、と思っているので。
(愛用の○○、というやつの名入れにふさわしいのは、Dr.か、Ph.D.かということが聞きたかったんです。贈り物、としてではなくて。)
やっぱりDr.ですかね。(あと、名入れも、苗字だけとかじゃなくて、J.HatenaかJinrikikensaku Hatenaと名入れしたいんですが、Dr. J. Hatena、Dr. Jinrikikensaku Hatenaってのはあり?)
ああ、対象者はアメリカです。
ドイツどころか、ヨーロッパ系の知人さえ、フランス人が1人いるだけで全くいませんので。
名入れにふさわしいのは、Dr.か、Ph.D.かということが聞きたかった
そういうことでしたか。先の回答では失礼しました。で、品物への名入れは使う人の好みによると思うので、プラグマディックに先方に聞いた方がいいと思います。アメリカ人が名前の表記法を場合によりいくつも使い分けていることは割と普通で、持ち物に関してもどの様に表記するかも個人によりまちまちだと思います。博士号や肩書きを入れるかも個人の好みによると思います。
また、結婚祝いのregistryやAmazon.comのwish listにも見るように「欲しいものをもらった方が嬉しい」と言うのがアメリカ人にはあると私は思いますから、「これこれの理由でプレゼントをしたいので、何が欲しいか教えて欲しい」と言う尋ね方で聞くのがよいと思います。これは理由のわからないプレゼントをいきなり贈られて先方が当惑するのを避ける意味合いもあります。なので、贈り物をするならばその理由を告げ希望の品物と名入れの方法を先方に聞き、それを贈るというのが正解だと思います。アメリカはそういうことをしても失礼にならない文化だと思います。
しかし、それでもサプライズギフトをするために品物に名前を入れるならば、贈られる人の好みと名前の入れ方の方法のリサーチは必須だと思います。そうでないとこちらの自己満足ととられる可能性があります。また、それもままならない状態でプレゼントする時には、会社でも大学でも博士号取得者がいるところには他にも同様な人がいるもので特別ではないですから、名前だけにした方が無難な様な気がします。
ありがとうございます。
相手は、アメリカンアメリカンじゃなくて、ずっとアメリカに住んではいるけど、元中国人なんですよね。
サプライズにしたいのが第一だから、名前だけかなあ。
でも、せっかくだから何か博士的な物を入れておきたい気もするんだよなあ。
ありがとうございます。
BostonLetterという名前そのものが安心感を持たせるような回答です。
Dr of何とかってのもあるんですか……
僕の知り合いは、海外留学してる人達はみんなPh.D.と名乗っているので、
(Department of Chemistry and Chemical Biologyとか、Department of Molecular and Cellular Biologyとか、Department of Cell Biologyとかなんですけどね)
多分、Ph.D.でいいんだと思うんだけど、ちょっと確認してみようかな?
科学(僕の場合主に化学と生物だけど)だと多いのはPh.D.なんじゃないんでしょうか??どういう基準でDr.の人がいるんですか??