1. コンテンツホルダー
2. コンテンツアグリゲーター
3. コンテンツプロバイダー
例として社名を挙げてもらえると助かります。
1. コンテンツホルダー
http://www.blwisdom.com/word/key/100082.html
映像コンテンツの原版(デジタル化していないものも含む)の所有権を有する個人または法人。
(例)映画「ハイジ」を製作した(C) Surefire 3 Film Production
2. コンテンツアグリゲーター
http://www.jri.co.jp/JRR/2002/06/rp-imagedistribution.html
コンテンツホルダーからデジタル化権を取得し、配信業者(コンテンツプロバイダー)に提供する個人または法人。
(例)映画「ハイジ」をデジタルコンテンツにしてこれをコンテンツプロバイダーに提供する(株)ギャガ・コミュニケーションズ
3. コンテンツプロバイダー
http://e-words.jp/w/E382B3E383B3E38386E383B3E38384E38397E383...
デジタル化されたコンテンツを提供する事業者。
(例)映画「ハイジ」を自社の運営する映像配信サイトで配信する株式会社 USEN
コンテンツの種類によっては多少3つがかぶっている場合もありますが…
コンテンツの利用権(著作権や興行権など)を保有(hold)しているひとたち。例えば映画でいうと映画会社(ソニーピクチャーズ、ワーナー、ディズニーなどなど)はこれに相当します。また新聞記事などは当然新聞社(朝日、毎日…NY TimesやCNN(これはテレビだが)もここか)。
コンテンツをエンドユーザに「紹介・仲介する」(「集める」(aggregate))ひとたち。これはおそらく最近のネットワーク配信の普及に伴って出てきた言いかたです(というのも、単に集めて紹介するだけなら昔から「ぴあ」とか「テレビガイド」とかありましたからね)。例えば事実上youtubeはこれに近い働きをしているし(ホルダーから敵視されていますが(笑))、GyaoやYahoo動画などはアグリゲーターで、かつプロバイダでもありますね。googleやYahooなどの検索エンジンも「元になるコンテンツをまとめて紹介している」ということでここに入ります。
http://d.hatena.ne.jp/sugio/20030909
ここに面白い訳が出ています(中身集め屋)。いい得て妙ですね。
コンテンツをエンドユーザに配信する(provide)ひとたち。ネットワークであれば各種ネットワーク業者で、自前で人のコンテンツを流しているようなところ(Biglobe, So-net, NIFTYなどなど‥あ、Yahooもそうか)ですし、辞書的に意味をわける場合もあるでしょうが、放送局はホルダー兼プロバイダーです。映画だと配給会社もそうですね。
で、昨今話題になっているのは今までほんのおまけにしか過ぎなかったコンテンツアグリゲーターの存在が、インターネットの普及に伴うネットワーク上のコンテンツ増加によってクローズアップされてきたことです。ユーザーが手に入れられるコンテンツの数がものすごく増えてしまったのでどこに何が転がっているかを教えてくれないとどうしようもないため、アグリゲーターが重要になってきた、はしょっていうとこういうことだと思います。
お、詳しい説明ありがとうございます。
デジタル化権か、なるほど。それ忘れてました。