ありがとうございます。
私もドイツ企業に勤めていますが、いまどきのドイツ企業は
アメリカ系の企業となんら変わりません。足元の業績のため
には平気で技術者の首も切ります。また彼らは結局日本人を
信用しておらず、あたかも劣等民族かのような扱いです。
我ながら働いていて嫌になります。出来るならドイツ系企業
で働くのはやめておいたほうが賢明としかいいようがありません。
ただ、ドイツ語が話せる・読める人間は超優遇されます。
また、英語が出来る人間はその次に優遇されます。
語学力以外の能力は評価されません、というかドイツ人経営者
には語学力以外の日本人の能力を評価する能力はありません。
株主至上主義は徹底しています。社員の給与・ボーナスを
カット、経費の先送りで粉飾まがいの決算をしてでも利益を
上げて株主に配当をします。もちろんドイツ人経営陣は
自分たちの役員手当て・賞与をガッポリもらいます。
異論を唱えたら簡単に首になります。株主・経営陣のために
つまり、ドイツ人のために粉飾決算をしてでも利益を計上し
ドイツ人による搾取のために働くイエスマンがかろうじて
かすかな恩恵にあずかります。
一般の社員の教育なんか眼中にはありません。人は育てる
のでは無く、人材紹介会社を利用して連れてきます。
つまり私の経験上、ドイツ系企業は株主・経営陣(=ドイツ人)
のために日本人が誇りを捨ててイエスマンに徹しておこぼれに
あずかる、もしくはあきらめて奴隷としておとなしく働く場で
あると思います。
地獄です。。。
あなたはなぜそのようなひどい会社に入ったのですか?
> あなたはなぜそのようなひどい会社に入ったのですか?
好んで入ったわけではありません。務めていた純日本企業が
ドイツ企業に買収されて図らずもドイツ系企業で働くことに
なりました。数年間ドイツ系企業に勤めてしみじみ思うのは
今のグローバル経済下でドイツ企業は負け組みなのではない
かということです。
素材産業は日本、先端産業はアメリカ、コスト競争では中国。
ドイツという国は伝統と歴史の有る国ですが、何ひとつ武器
がありません、強みがありません、国際競争力はありません。
EU諸国がつるんでやっと競争の場にエントリーしてる。
なぜ、そのようになってしまったのか?
歴史と伝統の重み。無から新たな発想をするその素養。頑固な
までの物作りへのこだわり。本来優れたものを持っていたはず
です。しかし、伝統と歴史が足枷になり、激しい世界経済の変
化に取り残され、あわててアメリカの効率的経営を取り入れた。
そしてドイツ以下、アメリカ未満のただの欧州の頑固者になって
しまった。
歴史と伝統への幻想にすがり、研究を切り捨て目先の開発に走り、
消費者に迎合した物作りに邁進。振り向けば色あせたブランドと
信じられない低レベルな品質の陳腐化した製品の山。
ホープレスです。。。
貴方が働こうとしておられるドイツ企業がそうでないことを
お祈りしております。
(もし再考の余地があるなら、私は地に足をつけた日本企業か
競争力の有るアメリカ企業をお勧めします。)
ダミー:
回答ありがとうございます。
貴方の会社がひどい状況になってしまったのはお察し致します。しかし競争力のあるドイツ企業もまだ健在のように思いますが。職人気質からくる技術力は日本同様、それほど急には変わらないと願っています。
ありがとうございます。