全話みたけれどなんであんなに流行ってるかがまったくわかりませんでした。
禁句
・女の子がかわいい
回答者の不満足な回答に丁寧に答えてくださっている回答者さんには頭が下がります。
「なんであんなに流行ってるかがまったくわかりません」という気持ちは、私にもわからないでもありません。正直、私もあのシリーズがなぜ人気なのかよくわかりませんでしたが、ローゼンメイデンに特徴的な要素を抽出していけば、人気の理由がわかるかもしれません。
人気理由1 おしかけ女房という物語構成
退屈な主人公の生活に突然美しいヒロインが現れて居座り非日常的な関係性を強いるという物語構成は、アニメなどでは「おしかけ女房系」として以前から人気のあるパターンであり、ローゼンメイデンはこの人気のパターンのバリエーションと考えられます。
おしかけ女房系の作品に一度でもはまった経験があれば、「ああこのパターンだ」という期待がふくらみ、期待通りストーリー展開に満足するでしょう。
おしかけ女房系の物語では、おしかけてくる女性はそれぞれ性格の異なる1人~3人であると相場となっており、この点でもローゼンメイデンは人気パターンを踏襲していると言えます。
姉が世話焼き女房のような役割を演じているあたりも、そうした設定が好きな人の琴線に触れる設定となっています。
人気理由2 ヒロインは閉塞した主人公を外界に導く。
ある種の絶望に向かいつつある閉塞した主人公の前に突然現れたヒロインが「導く者」として主人公にとっての外界を示す物語は、アニメ以前から存在する人気のある物語であり、この点でローゼンメイデンは人気のあるストーリー構成を踏襲していると言えます。
閉じこもった主人公の部屋の窓から(窓をぶち割って)進入してくるというあたりの表現や、戦いから逃げずに戦って自分自身を勝ち取るとのヒロインの信念は、閉塞した主人公を外界に導くメタファーにもなっているように見えます。
人気理由3 ヒロインが人工物
人間性のある意思と超人的能力を持つ人工物という設定は、漫画やアニメでは繰り返し語られてきた人気パターンであり、ローゼンメイデンはこの「意思を持つ人工物」という人気パターンにあてはまります。
普通、人間は、人間的成長と性的体験を切り離すことが出ません。恋愛、交際、セックス、結婚といった性的、社会的通過儀礼とともに、多くの人間は成長していきます。しかし、それを追体験することは、時には大きな苦痛を伴うものであり、その苦痛や経過をいちいち描いていては、主人公の成長を効率よく楽しむことができません。
しかし、ヒロインは人工物なので、人間の女性のように、生殖や生理などの生命機能を表現することなしにその存在を純粋に表現することができます。恋愛→性交→結婚といった人間であれば避けられない諸々の事柄を描かずに済むということは、人間同士であれば当然考慮しなければならない性的関係性を経ることなく、主人公とヒロインの関係性を純粋に描くことができるという利点を持ちます。
ヒロインが人工物という設定上のからくりにより、「本当の孤独とは何か」「人が人とつながるとは何か」「外界とは何か」を、主人公は誰かと性的関係のわずらわしい手続きや通過儀礼を経ることなく体験し、効率的に主人公の成長を描くことができる。それは性的関係を伴う成長のわずらわしさを感じている視聴者の共感を呼び起こします。
ヒロインのキスが性的意味ではなく別な意味を持っているという設定も、性的関係に依存しない人間的成長が物語の中でありえるという状況を補完しているように思います。
人気理由4 ヒロインだけでなく主人公もツンデレ
内心と態度が必ずしも一致しない(好きだけど好きという態度をとらない)ということがツンデレだとすれば、ヒロインだけでなく主人公もツンデレのダブルツンデレアニメであり、二重の意味で、内心と態度のすれ違いや一致を楽しむことができます。
ヒロインと主人公は、表面的には「主人としもべ」「おしかけ人形とおしかけられた被害者」という態度をとっていますが、さまざまな経験を共有するごとに表面的な関係ではない人間同士の関係性を築いていきます。
外見的態度に終わらない本質的関係性の表現。それがローゼンメイデンの人気のひとつであるようにも見えます。
こんなところです。
ちょっと自分でもローゼンメイデンを褒め過ぎてる感じがしますが、まあ多少オーバーに書いているのでそこは勘案していただけると幸いです。
麻生大臣や堀エモンの座右の書だから
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BA%BB%E7%94%9F%E5%A4%AA%E9%83%8...
http://72.14.235.104/search?q=cache:Z2mV6VPP_bAJ:comic6.2ch.net/...
ちなみにホリエモンが取材時にローゼンを机にのせて写真に写ったのは提携の予定があったから当然という噂があります
やっぱり見ないで批判してはいけないから、みてから批判したい人が見ているのじゃないか、と
「見ないで」陰口する私ですW
麻生大臣のインタビューをいくつか読んだのですが、とりたててローゼンが好きというわけではなく、一般民衆の文化の一部として漫画をとらえておいでのようでした。
堀江さんは知りませんけどあの若さなら漫画くらい読みますよねぇ。
なんでだ…。
このレビュー書いてるヒトは漫画どころか本も読まないみたいですね。
暗い主人公が読みたきゃ車輪の下でも読んでろ。何考えてるかわからない人間が好きならベニスに死すでも読んでろ。
それはレビュアーが本を読まないから感動できたというだけじゃ。
つかドラえもんの変化形ですよね、ローゼン。
一言で!
オッドアイ(左右の瞳の色が違う)の女の子(蒼星石)
が居る所が私にはとても魅力的です!
オッドアイの子はこの作品で始めてみたのです。
http://www.tbs.co.jp/rozen-maiden/part1/menu/chara/sousei.html
蒼星石は女性向けキャラですよね。たしかにかわいいけれど。
「女の子がかわいい」の一環とカウントします。
カウボーイビバップとか銀河英雄伝説とか観ませんでしたか。
わが国の外相が空港で読んでいたという噂を聞いて興味を持っていたところ、友人に勧められたので読んでみました。1冊で挫折。
なので友人からの伝聞ですが。
・主人にひそかに感情移入しやすい
・姉(母親だったかも)が構ってくれる?保護者っぽいのがいい
・絵はちょっとへたくそ(失礼)なくらいが萌える
・絡ませやすい。2次しやすい。
・キャラクターがテンプレで把握しやすい
・服装がいい
・「ローゼンメイデン」という響きがいい
・ロリマンセー
・各登場人物(女の子)の衣装がはっきり違うので書き分けしやすい
・「マリみて」層が流れた(一部3次から2次にもどったハロプロ組みも?)
・本当の意味で「強い成人女性」は出てこない
だた、語ってくれた友人は特殊な趣味をしているとはいえ、女性で私も女なのでズレてるかもしれません。
また流行っているとはいえ、全てを席巻するような爆発的な流行り方をしているわけではないので、そこそこヒットなのではないでしょうか。
あの主人公に感情移入できる人間が存在するのか……。世の中広い。
…どうもアニメ偏差値の低い子にうけてるのかと思えてきた。いいところって結局キャラじゃん…。
ローゼンメイデンについてはストーリー自体の完成度はそれほど高いとは思っていません。
そもそも結構重要な設定を忘れつつ最後とか次シリーズで思い出したように復活するのは
ストーリー構成上の流れが不明確で話を追いかける方としては違和感が残ります。
そのような中で評価できるのは安定した作画とキャラではないかと思います。
(禁句に触れるかもしれませんが)
すごくレベルの高い作画でなくともある一定のレベルをキープするというのはキャラアニとしては重要な要素です。
そしてキャラの設定は少々バランスを欠いてはいますが個々のインパクトが強く、単体でも十分に
ファンを作れるものとなっています。
実際、この作品に関しては作品全体のファンが多いというよりもその中のキャラ個人に対する
ファンがついているというのが人気の秘密ではないでしょうか。
あれで安定した作画なんですか…。
やっぱ好きな女の子がいないと楽しく観られないのか…。
自分だけの人形、他人に心移りすることなく自分だけを見ていてくれる。
そしてその人形は、育つことなく一番かわいいままでいる。よく子育てで「3歳までがはなよね~」といいますが、それと同じ状態だと思います。
その人形が実際に動いている。
漫画をみることによって、女の子であれば人形に感情移入し、
男性はじゅん君のように人形が身近にいる。
その立場を置き換える想像力の魅力が大きいのではないでしょうか。
あと真紅のツンデレもはずせないですね。
私は雛苺が好きですが…
心移りも何も彼女らはお父様ラブじゃないですか…。
雛苺ですか…。
やはり私の心を突き動かしたのは蒼星石でしょう。第四ドールの。
漫画、アニメ共通でクールなお方です。そしてマスター想いです。
漫画の方では自分のマスターために尽くして、又姉である翠星石に本気で立ち向かったりと。そして翠星石にローザミスティカを渡す。(水銀燈に横取りされるけど)
そしてローザミスティカを失った後でもnのフィールドに現れて意味深な発言をしたり。
この漫画の構成はアリスゲームと日常の話をほぼ交互に出しています。
だいたい1phaseで終わるのですがみっちゃんとジュンくんのドレス作りは複数phaseにわたっています。
他にもくんくんの前だと彼女達の態度がガラッとかわったりと面白いですよ。
最近では雪華綺晶の件で結構怖い展開になってきてますが…
とくにPhase 34では雛苺がかなり酷い事になってます。
最初から比べると段々と酷さがましているのも特徴でしょうか。
最後に十文字でまとめると、蒼星石の可愛さは異常。
・phaseとはコミックバーズでの連載の1単位です。
確かに蒼星石はかわいいけれど他のドールの性格がひどいだけじゃ。相対的にかわいく見えるだけで。
「女の子がかわいい」にカウントします。
くんくんの声優目当てで見てます。津久井教生はいい。
ローゼンメイデンの良さ
個々の事柄よりも、全体のムードとしてが好き
やはり、それはて個々のものが総合してにじみ出てくるものだとは思うが・・・
名前の付け方が好き
衣装のイメージが好き
これら総合して、全体が好きという事です。
説明になっていません。
「好き」を語ってこそオタクです。再回答してください。
回答者の不満足な回答に丁寧に答えてくださっている回答者さんには頭が下がります。
「なんであんなに流行ってるかがまったくわかりません」という気持ちは、私にもわからないでもありません。正直、私もあのシリーズがなぜ人気なのかよくわかりませんでしたが、ローゼンメイデンに特徴的な要素を抽出していけば、人気の理由がわかるかもしれません。
人気理由1 おしかけ女房という物語構成
退屈な主人公の生活に突然美しいヒロインが現れて居座り非日常的な関係性を強いるという物語構成は、アニメなどでは「おしかけ女房系」として以前から人気のあるパターンであり、ローゼンメイデンはこの人気のパターンのバリエーションと考えられます。
おしかけ女房系の作品に一度でもはまった経験があれば、「ああこのパターンだ」という期待がふくらみ、期待通りストーリー展開に満足するでしょう。
おしかけ女房系の物語では、おしかけてくる女性はそれぞれ性格の異なる1人~3人であると相場となっており、この点でもローゼンメイデンは人気パターンを踏襲していると言えます。
姉が世話焼き女房のような役割を演じているあたりも、そうした設定が好きな人の琴線に触れる設定となっています。
人気理由2 ヒロインは閉塞した主人公を外界に導く。
ある種の絶望に向かいつつある閉塞した主人公の前に突然現れたヒロインが「導く者」として主人公にとっての外界を示す物語は、アニメ以前から存在する人気のある物語であり、この点でローゼンメイデンは人気のあるストーリー構成を踏襲していると言えます。
閉じこもった主人公の部屋の窓から(窓をぶち割って)進入してくるというあたりの表現や、戦いから逃げずに戦って自分自身を勝ち取るとのヒロインの信念は、閉塞した主人公を外界に導くメタファーにもなっているように見えます。
人気理由3 ヒロインが人工物
人間性のある意思と超人的能力を持つ人工物という設定は、漫画やアニメでは繰り返し語られてきた人気パターンであり、ローゼンメイデンはこの「意思を持つ人工物」という人気パターンにあてはまります。
普通、人間は、人間的成長と性的体験を切り離すことが出ません。恋愛、交際、セックス、結婚といった性的、社会的通過儀礼とともに、多くの人間は成長していきます。しかし、それを追体験することは、時には大きな苦痛を伴うものであり、その苦痛や経過をいちいち描いていては、主人公の成長を効率よく楽しむことができません。
しかし、ヒロインは人工物なので、人間の女性のように、生殖や生理などの生命機能を表現することなしにその存在を純粋に表現することができます。恋愛→性交→結婚といった人間であれば避けられない諸々の事柄を描かずに済むということは、人間同士であれば当然考慮しなければならない性的関係性を経ることなく、主人公とヒロインの関係性を純粋に描くことができるという利点を持ちます。
ヒロインが人工物という設定上のからくりにより、「本当の孤独とは何か」「人が人とつながるとは何か」「外界とは何か」を、主人公は誰かと性的関係のわずらわしい手続きや通過儀礼を経ることなく体験し、効率的に主人公の成長を描くことができる。それは性的関係を伴う成長のわずらわしさを感じている視聴者の共感を呼び起こします。
ヒロインのキスが性的意味ではなく別な意味を持っているという設定も、性的関係に依存しない人間的成長が物語の中でありえるという状況を補完しているように思います。
人気理由4 ヒロインだけでなく主人公もツンデレ
内心と態度が必ずしも一致しない(好きだけど好きという態度をとらない)ということがツンデレだとすれば、ヒロインだけでなく主人公もツンデレのダブルツンデレアニメであり、二重の意味で、内心と態度のすれ違いや一致を楽しむことができます。
ヒロインと主人公は、表面的には「主人としもべ」「おしかけ人形とおしかけられた被害者」という態度をとっていますが、さまざまな経験を共有するごとに表面的な関係ではない人間同士の関係性を築いていきます。
外見的態度に終わらない本質的関係性の表現。それがローゼンメイデンの人気のひとつであるようにも見えます。
こんなところです。
ちょっと自分でもローゼンメイデンを褒め過ぎてる感じがしますが、まあ多少オーバーに書いているのでそこは勘案していただけると幸いです。
…つまりドラえもんがかわいい女の子の形して複数やってくると。うちにも来てほしいですね。これか。
作る側からしても楽ですもんね、ダブルツンデレ。仲良くなる過程を描くのが一番簡単だし。あのひどい脚本から察するにろくなスタッフいないんだろうなぁと容易に推測できますが。
いまのところの結論は「ローゼンははやっている・ヒットする要素をすべてつめこんだからはやった」との考えです。
・複数の、主人公を必要とするヒロイン
・内輪同士のどつきあい(or誰が敵だかわからない状況)
・崩壊しない作画
このすべての要素があればここ数年ヒットするものが作れると考えています。
ありがとうございました>回答者のみなさま
…つまりドラえもんがかわいい女の子の形して複数やってくると。うちにも来てほしいですね。これか。
作る側からしても楽ですもんね、ダブルツンデレ。仲良くなる過程を描くのが一番簡単だし。あのひどい脚本から察するにろくなスタッフいないんだろうなぁと容易に推測できますが。
いまのところの結論は「ローゼンははやっている・ヒットする要素をすべてつめこんだからはやった」との考えです。
・複数の、主人公を必要とするヒロイン
・内輪同士のどつきあい(or誰が敵だかわからない状況)
・崩壊しない作画
このすべての要素があればここ数年ヒットするものが作れると考えています。
ありがとうございました>回答者のみなさま