年末にノートパソコンを購入しました。
VAIO VGN-AR91PSです。
CPUは、インテル Core 2 Duo T7600 (2.33GB)です。
サブのノートパソコンは、VAIO PCG-GRT71Eです。CPUは、インテル Pentium 4 2.80GHZです。この2つのノートパソコンのCPUの性能はどの程度違うのでしょうか?処理能力や消費電力について、分かりやすい解説お願いします。これ以外にも性能の違いについてあればお願いします。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0727/intel2.htm このサイトを見ても、いまいちピンときません。
ここからの引用として
「1クロック当たりの命令処理数、IPC (Instruction per Cycle)を増やすことで、
周波数を上げずに、演算処理効率をあげ、消費電力を落とす、
これが「 Core マイクロアーキテクチャ」の主目的です。」
という文がありますが、これに尽きるわけです。
とても大雑把に言ってしまえば
Pen4までは「1クロックで1個の命令を処理する」というCPUで
Core2などは「1クロックで2個の命令を処理する」というCPUなわけです。
(数値はあくまでわかりやすく説明するための例です)
CPUの性能は「クロック数×IPC」で定量化されるわけですから
(引用にもでてきていますがIPCとは1クロックあたりの命令処理数です)
Core2ならPen4の半分のクロックで同じ仕事が出来ると言うわけです。
しかもクロックが下がることによって
同じ仕事をした時の電力消費が大きく下がります。
(これについてはまた別の説明が必要ですが、クロック数と電力消費は比例する関係にあります)
どれだけ性能が上昇したかということを
定量的に比較するのは難しいことですが
上の例のような考え方で
“また、128bit長のSSE命令をこれまで2サイクルで実行していたが、
「アドバンスド・メディア・ブースト」により1クロックで実行できるようになり、
単純計算では2倍の性能が得られるようになる。”
ということを言っているわけですね。
単純に2倍というわけにはならないのですが
アーキテクチャ(設計概念のようなもの)が変わったことにより
大きな革新になったことは間違いないですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Core2
http://ja.wikipedia.org/wiki/Pentium4
性能比はなかなか難しいですね。アーキテクチャそのものが違うのでアプリケーションによって得意不得意が違います。
ただ、Pentium4 はクロックのわりには性能は低いので実際にそのクロック程度であれば Core2Duo 圧勝だと思いますが。
マルチスレッド性能も Core2Duo は実際にCPUコアが2つあるのに比べ Pentium4 はHyperThreading による擬似SMP ですから比べるまでもないというか。
HyperThreading で最大3割り増し、DualCore で最大5割り増しぐらいがおおよその基準でしょうか。
http://www.watch.impress.co.jp/AKIBA/hotline/20060902/etc_meromd...
両方とも手元にあるのでしたら、自分でベンチマークを取ってみるのが実感しやすいかもしれません。
消費電力のほうは割とわかりやすくて TDP という形で記載されています。
Core 2 Duo T7600 は 34W 。
Pentium4 の方は正確な数字が見つけられませんでしたが、以下のページからすると 100W 越えのはず。
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Bay/8521/pen4.htm#pen4
あくまで「最大」なので常時これだけ消費しているわけではありませんが、目安にはなると思います。
ありがとうございます。アーキテクチャですか。
よくわかりません。とりあえず、ベンチマークテストしてみますね。
ここからの引用として
「1クロック当たりの命令処理数、IPC (Instruction per Cycle)を増やすことで、
周波数を上げずに、演算処理効率をあげ、消費電力を落とす、
これが「 Core マイクロアーキテクチャ」の主目的です。」
という文がありますが、これに尽きるわけです。
とても大雑把に言ってしまえば
Pen4までは「1クロックで1個の命令を処理する」というCPUで
Core2などは「1クロックで2個の命令を処理する」というCPUなわけです。
(数値はあくまでわかりやすく説明するための例です)
CPUの性能は「クロック数×IPC」で定量化されるわけですから
(引用にもでてきていますがIPCとは1クロックあたりの命令処理数です)
Core2ならPen4の半分のクロックで同じ仕事が出来ると言うわけです。
しかもクロックが下がることによって
同じ仕事をした時の電力消費が大きく下がります。
(これについてはまた別の説明が必要ですが、クロック数と電力消費は比例する関係にあります)
どれだけ性能が上昇したかということを
定量的に比較するのは難しいことですが
上の例のような考え方で
“また、128bit長のSSE命令をこれまで2サイクルで実行していたが、
「アドバンスド・メディア・ブースト」により1クロックで実行できるようになり、
単純計算では2倍の性能が得られるようになる。”
ということを言っているわけですね。
単純に2倍というわけにはならないのですが
アーキテクチャ(設計概念のようなもの)が変わったことにより
大きな革新になったことは間違いないですね。
丁寧な解説有難うございます。いくらか、分かったような気がします。
丁寧な解説有難うございます。いくらか、分かったような気がします。