技術的には非常にすばらしいものがあると思います。問題は液晶が高画質で低価格になっているところで、それに見合う価格が出せるか、というところです。お客にとってはパネルが何であるかにはそれほどこだわりませんので、液晶のマーケットを食うにはそれなりの価格戦略が必要でしょう。キャノン自体にはブランド力がありますが、家電となるとちょっと?ですね。東芝のサポートが必須ですね。キャノンとしては次のビジネスとして期待しているとは思いますが、まだ失敗しても良いレベルの投資です。当たれば大きいですが、今のところはそれほど大きなリスクではないでしょう。
当面は液晶にとって替わるほどの成功は難しいと思います
狙うべきはリッチ層に向けた高価格で最高品質のものだと思います
そうすれば高収益商品ラインが追加されることになります
生産コストが液晶に対抗できるくらいまで下げられれば、大きなsリターンも見込めるでしょうが、まだ先の事だと思います。
失敗したとしても、キャノンの財務状況、収益力からいえば、屋台骨がゆらぐような事にはなりません。
本来は、ブラウン管の真の後継機(動画性能など)としてSEDが
上げられていたのですが、立ち上がりが遅くなってしまい
その後に控えている有機LEが商用化されそうな勢いです。
液晶、プラズマとも技術が頭打ちになってきているので
値段なども含めて製品化が成功すれば、液晶、プラズマに取って代わると思います。
あとは、有機LEとの寿命の差がSEDが売れ続けていくかの境目でしょう。
失敗しても、有機LEへ移行が加速されると思うのでそれほどダメージはないかもしれません。
成功といってもレベルが色々考えられると思います。
まず、プラズマや液晶レベルの売り上げを出せた場合はもはやキヤノンはこの分野を独占し、すさまじい利益を叩きだせるでしょう。
この分野を皮切りに家電分野に進出し、トップ家電メーカーの一角に入っていく可能性すらあります。
世界的なブランドを確立できる夢があります。
とはいえ、現実は厳しそうですが。
利益が出るレベルまで達すればそれはそれで成功かもしれません。
このレベルであればキヤノンの新しい商品が一つ出たという認識くらいかも。
これくらいの段階になりそうかな。
赤字を出したら確かに失敗ですが、株主からは色々言われるかもしれないが、キヤノンの経営体力からしたら投資としては大丈夫な範囲ではないかと。
キヤノン自体のブランドに傷がつくとは思えないので、まあ残念だったけどまた別のでチャレンジしてほしいかもねという程度で終わるかと。
家電メーカーだと厳しいですが、挑戦する立場のキヤノンとしては楽な立場ではないでしょうか。
http://japan.cnet.com/column/market/story/0,2000055915,20062812,...
このままお蔵入り。
・相方の東芝が有機ELに本腰を入れそう。
・コスト的に松下、シャープとは競争できない。
痛くもかいくもないので失敗とまではいわないでしょう。
SEDには期待するが
ELにはさらに期待。
CANON単独では値段もたかどまりで
それほど期待できそうもなくあまり
会社への収益も期待できない。
そもそもいつ販売開始出来るのか?
平塚の工場投資で200億 2005年1月で従業員約300人
の人件費+開発費
中途半端に売って撤退すると
少しインパクトがあるかも。
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2005 SED 投資を計画 1800億
http://www.ebjapan.com/content/l_news/2005/08/24re_canon050822.h...
2006/12 投資白紙撤回
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0701/12/news060.ht...
SED訴訟に裁定
CANON控訴予定
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070507/sed.htm
サムスン等もSEDを研究開発
http://samsung.com/jp/aboutsamsung/electronics/business/topshare...
回答者 | 回答 | 受取 | ベストアンサー | 回答時間 | |
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1 | ARAYOTTO | 1376回 | 1236回 | 13回 | 2007-05-12 17:04:57 |
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