敷金の精算で困ってます。8畳1Kフロトイレ別、27平米くらいの広さの家を埼玉で借りていました。

>・扉補修5250円（引越しの際に4cmくらい傷つけ）

これは、原状回復する必要があるため引かれます

壁紙などの経年劣化は家主負担です。

>ハウスクリーニング3万。

>エアコン洗浄8,400円

普通に掃除して出れば払う必要はありません。

私は8年住んでいたマンションを退去時

全て荷物を運んだ後、空室になった部屋をまる一日かけて掃除しました。

敷金2か月分丸ごと戻ってきました。

以下に相談してみてはいかがでしょうか。

http://www.shikikin.org/

なんだかずいぶんという印象です。

何年住まれたのかは分かりませんが、普通に暮らして傷む程度の部分を請求できないはずです。

扉補修費と、クロス張り替えの一部負担が妥当なところではないですか？

なんだかんだとつり上げておいて、返却すべき敷金を返金ナシに持ち込もうという魂胆に見えますね。

契約書に原状回復に関してなど特に契約条項として書かれていなかったのであれば、通常は経年変化分を負担する必要はありません。

－経年変化（自然損耗）の考え方－

http://www.heyasagase.com/guide/trouble/sikikin/k_02.html

http://shikikinhenkanseikyu.net/tabacoyani.html

ここのサイトが役に立ちそうですよ。

退去予定の家には何年住んでいましたか？

借主（あなた）には、経過年数を考慮した原状回復義務がありますが、入居してすぐ退去したならまだしも、ある程度の期間住んでいたならば、全額負担は到底ありえません。上のサイトによると、6年経過時はタバコを吸っていたとしても約10％の負担だそうです。

また家の広さが27㎡ということは、そこからクロス張替え面積を算出すると、大体その3倍の81㎡になります。

（参考）

http://www.geocities.co.jp/WallStreet/4422/tanka.html

115㎡という数字がかなり怪しいですね。ここらへんも突っ込みましょう。

またガイドラインによると、ハウスクリーニングはグレードアップにあたるとして、借主に請求できないことになっています。

交渉に自信がなければ、近所にいる行政書士に相談されてみるのもいいかもしれません。とにかく悪徳なので、断固として支払を拒否、敷金の返却を求めましょう！

話し合いで解決しようとするなら、ハウスクリーニングとかエアコンの掃除代とかその辺はあきらめましょう。

一番大きなクロスの張替えですが、これについてはあなたが汚してしまった部分の面積についてだけ払えばよいはずです。

他の部分についてまで支払う必要なんて一切ありません。

１　口頭で協議

２　口頭で小額訴訟を起こす旨を伝える

３　内容証明郵便を出す

４　最終通告

５　小額訴訟に入る

http://www.jcp-itabashi.gr.jp/manshon/soudan/050218.html

http://www.bekkoame.ne.jp/ro/macintosh/sikikin/

http://lantana.parfe.jp/sikikin03.html

自分の経験ですが、

私も賃貸物件を出るときに、過剰請求をされたことがあります。

敷金を差し引いたときの足の出具合が、masculineさんと同じ

くらいでした。

当時、テレビなどで敷金に関するこういった事例が問題にされ

ていたこともあり、

・敷金というのは、本来、退去時に全額返されるものである　

・特に汚したり破損した部分に関しては、その中から相殺すれ

　ばよいが、単なる原状回復のための費用を元の住人が負担す

　る義務はない　

このようなことを聞いていたので、言われた通りには払わずに、

消費者センター（今は国民生活センターというようです）にまず

相談してみました。

http://www.kokusen.go.jp/

その回答は、

「最近、敷金返還に関する裁判が横浜地裁であり（私は当時川崎

に住んでいました）、原告側が勝訴している。つまり、基本的に

敷金は全額返還されなければならない、という判例があるという

こと。

参考までにその裁判の新聞記事を送るので、そういう判例がある

ことを相手方に告げて、交渉してみてはどうか」

というものでした。

新聞記事を送ってくれるだけかぁ・・・と思いましたが、とにか

く法的なことがはっきりして、気が楽になりました。

でも、

判例を楯に意義を唱える、というのは穏やかじゃないし、気が進

まないな～

と思い、結局、敷金の返還はあきらめて、それ以上に請求されて

いる部分は払わない、ということにしました。

その不動産屋から、引越し先に何度も電話がかかってきました。

幸い（？）当時留守がちだったため、直接電話で話すことはなく、

留守電に「連絡ください」といつもメッセージが・・・

これをずっと無視。もしそれ以上にアクションを起こしてきたら、

判例のことを出そうと思っていましたが、いつのまにか電話も来

なくなりました。

そこからも、払わなければいけない根拠はなかったんだ、と思い

ました。もし払う義務があるなら、家の電話で連絡がつかなけれ

ば職場や実家に連絡してきてもいいはずですから。

もっと積極的に交渉していれば、敷金の一部分だけでも返ってき

たかもしれません。（私もmasculineさんと一緒で、煙草による

汚れがあったため、もともと全額は無理でした）

当時、忙しかったのと社会経験が不足していたのとで、交渉事を

するのに腰が引けていた私でした。

実はもう10年くらい前の話なのですが・・・

この10年で、そのあたりの事情や物価が大きく変わったというこ

ともないと思うので、参考にしていただけるのでは、と思いました。