以下が情報になりますが、ルーターが同時に処理できるコネクション数の限界を超えているのでしょうか。ルーターはプロバイダーから支給された通常タイプのルーターです。
■中規模サービス詳細
・用途
画像配信サーバー
・リクエスト
1000byteの画像(1種類のみ)に対して、20req/secなので転送量的には1.7G/日くらいでしょうか。
・回線
光ファイバー
・サービス運用中のブロードバンドテスト
---------
ブロードバンドスピードテスト 通信速度測定結果
サーバ1[N] 24.1Mbps
サーバ2[S] 45.9Mbps
下り受信速度: 45Mbps(45.9Mbps,5.74MByte/s)
上り送信速度: 56Mbps(56.7Mbps,7.0MByte/s)
-----------
ネット-------------ルーター--------クライアントPC(win)←サーバー立ち上げると遅い。。
_____________┗-----------サーバー(linux)
20req/sec
結構普通のルーターにはつらいかもしれませんね。
おそらく構成からして静的 NAT で外部からの Web アクセスをサーバーに転送しているものと思います。
この場合度のクライアントが接続してきているかの情報をルーターは保持しておく必要があるのです。
家庭用であれば上限は 1000 から多くても 4000 程度でしょう。
一見十分に思えますが、この情報は数分間保持しておく(ルーターにもよりますが)可能性もありますし、
クライアントからの外部への接続も合計した制限なので意外とあっさり上限に達します。
物によっては現在のステータスを確認できるルーターもありますが、家庭用のものでは難しいかもしれません。
>自宅サーバーで中規模サービスの運営をはじめました。転送量はそうでもないのに、異様に普段使っているネットが遅くなります。
普段使っているネットとはなんのことですか?
普段使っているインターセット接続という意味です。わかりにくくて申し訳ないです
ひとつの可能性として。。。
光の回線はBフレッツでしょうか。
であれば回線のMTUは 1454 ではないかと思います。
一方Linuxサーバは何もしなければ MTUサイズが1500になっていると思います。
BフレッツのMTUを超える大きさのパケット(フレーム)をルータが分割していて、
ルータの負荷が高くなっているかもしれません。
LinuxサーバのMTUを 1454 に設定してみるとどうでしょうか。
Red Hat系で、ネットワークカードが1枚であれば、
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 に MTU=1454 と追記して、
service network restart
でいけると思います。
あと、ifconfig コマンドで、
ifconfig mtu 1454
のように設定することができます。
※起動スクリプト等に書いておかないと再起動したら元に戻ります。
前に安めのルータでサービスを始めて、トラフィックが増えてきたら、2 週間に
いっぺんくらいの頻度でルータがハングアップするようになったことがあって、サーバの MTU を小さくしたら数ヶ月持つようになりました。
後にもっと高い業務用の機種を買ってもらって安定するようになりました。
サービスを提供するのであれば、ルータはステータスを詳しく確認できる
機種の方がいいと思います。何が起きているかわからないと不安です。
あとLinux のサーバやPC(Win)上で、tcpdumpとか、Etherealやらのパケットモニタを動かして、パケットの流れを眺めていると何か見えてくるかもしれませんね。。。
NATタイマのことでしょうか?(セッション保持時間)これは300秒に設定されています。
これを100秒にするなどすると改善したりしますでしょうか?