がニュースになっていますが、具体的に何が問題なのでしょうか?いまいちよく分らない私にとっては、制度の是非はさておき、その公務員たちは「掛け金を払ったからもらってもいいじゃない?」という感想です。出向中に加入していた共済年金の一部を政府か何か(つまり税金?)が負担していたという部分が問題なのでしょうか?だとしたらまぁ分りますが。単に「たくさん年金もらってるぞゴルァ!」という論調だとしたら、とりあえず煽るメディアという印象を持ってしまいます。
(「そもそも天下りという制度自体が云々~」のお話もいいですが、そこをメインにはしないでください)
一般人の場合、二重に受給資格があっても、
それらの合計額をもらえるわけではない場合が多いです。
例えば、夫が加入し、夫が死亡してしまい妻が受け取る遺族年金と、
妻本人が加入していて受け取る年金を受け取る権利がありますが、
その2つの合計金額より、はるかに少ない金額をもらう仕組みになっています。
年金の問題は沢山ありますが、その一つとして、
役所の職員が各種手続きをきちんとしてこなかったというのがあります。
「結婚しました」、「離婚しました」、「離職しました」とい手続きを役所にしに行ったにもかかわらず、それに関連するはずの年金の手続きの連携がなされなかったために、どんどん計算がずれていき、結果、今のようなまずい状態になっているわけです。
このあたりの役所の仕組みから直さなければ、「計算が合いました!」というXデーが来たとしても、次の瞬間からどんどん計算がずれていって元通りになります。
人によっては、無碍な態度で応じられて、年金を支払う気持ちがあったにもかかわらず、払うための手続きを踏むことができなかったというお話もあります。
それを役人ばかりがきちんと手続き踏んで多くもらえるようにやってきたのがずるいなぁと受け取られるのは当然ではないでしょうか。
id:pigmentさんはそんな子供じみた理由で「ずるい」と感じるのでしょうか?それともただの一般論として書かれているのでしょうか?まぁ、少なくとも、「ずるいなぁと受け取られて当然」だとお考えのようでうすね。
2重受給が受けられる制度の是非については良く分りませんが(現時点での私の考えでは「良くない」と思っています)、すくなくとも2重受給をしている公務員は別に厚労省や社会保険庁の人とは限らないわけですよね。「入力ミスなどをやってのけておいて、自分たちはちゃっかりもらおうなんてけしからん」という言いがかり的で感情的な話に聞こえるのですが、つまり結局、単なる八つ当たり的な話であるにもかかわらず、年金にまつわる話題で公務員をたたけば公務員以外の人はすっきりして気持ちいいからメディアも取り上げるということになりますね。
社会保険庁や犯罪者である年金横領職員をかばう気持ちは毛頭ありませんが、「公務員vs非公務員」という今どきの戦隊ものでもないくらいの分りやすい構図にイマイチ共感を得ません。
「出向中は公務員ではない=国の公僕として国民に奉仕しているわけではない、のにかかわらず、年金の掛け金の一部を国が負担している」
↑これが事実だとしたら、ちょっとマズイんじゃないかと思うんですけどね。
他の人も回答お願いします。
<追記>
出向中の共済年金の掛け金の半額は出向先の特殊法人が支払っていたそうです。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071024it01.htm
つまりこれがどういうことかはちょっと良く分りません。
少なくとも先ほど上で書いた
>「出向中は公務員ではない=国の公僕として国民に奉仕しているわけではない、のにかかわらず、年金の掛け金の一部を国が負担している」
↑これは違うようですね。
これが問題視される一つの原因として、年金がそもそもお得な制度であるから、というものがあります。
「将来年金なんてもらえない。」といわれているためピンとこないかもしれませんが、「公的年金より利回りの良い保険商品は存在しない。」と言われているぐらい、お得な制度です。
特に半分を事業主や国が払ってくれる厚生年金、共済年金ともなればなおさらです。
そして、厚生年金は一度に複数の会社に勤めたとしても同時受給できません。
払った保険料は全て合算され、上限の標準報酬月額62万円を超える部分は受給額に反映されません。
しかし公務員の出向という技を使って厚生年金と共済年金の掛け金を払えば同時に受給できる。これが不公平だという議論です。
なお法律的なことを言えば、厚生年金保険法12条に、
「法律によつて組織された共済組合(以下単に「共済組合」という。)の組合員」は厚生年金の被保険者としないと明確に定められています。
http://www.houko.com/00/01/S29/115.HTM#012
ただし、質問者の方が感じておられる違和感として、これをもって社保庁叩き、年金叩きの議論をするのは明らかに筋違いです。
また、そもそもの制度の不備から来ているものを持ち出して公務員叩きの材料とするのも、おかしい話です。
残念ながら、今回の問題の音頭をとっている方を中心に「社保庁を叩いておけばマスコミに持ち上げてもらえる。」からなのか、社保庁問題に異常なまでに執着している人がいます。
こういう議員がいなくならない限り、公務員問題や年金問題は建設的な議論にはならないと思います。
ありがとうございます。
例えば20に公務員になって、40で退職し一般企業に入社して65で退職した場合、共済年金と厚生年金の両方を受給することになりますよね。これ自体には問題ないですよねきっと。だって両方ちゃんと払ってるから。そうですよね?たぶん。
で、問題点は「同時に被保険者である」ってことですね。
年金制度がお得な制度だからといって、巨額の富をつぎこめば巨額のリターンがあるわけではなくて、そこには上限があると。
ただ、同時に被保険者になることで、その上限を(二つ合わせて)超えることができる。ここが問題なのですね。たしかに本人が実際に払って(一部を負担してもらって)いたとしても、そんなお得な制度を上限を超えて払っていることが「ずるい」といえるんですね。
もちろん制度がおかしかっただけで、もらっている人が悪いという話はひがみでしかないと思いますが。
> こういう議員
たしかにものすごい執着ですが、基本的に問題を暴いていくという点では私は評価します。もちろん、煽って煽って話が進まないとなるとかなり考え物ではありますが。
「年金で騒げばヒーロー」という単純すぎる構図は少し考えてから判断する必要がありますね。基本的にはその議員さんを私は支持しますが、情報の正しい取捨選択が私たちに求められているように思います。
なんだかよくわからない「民意」という奴は、私たちの勉強不足からくるのかもしれませんね。
またひとつ、勉強になりました。
ありがとうございます。
公務員の年金が民間よりもいいのは・・・
私利私欲で動かない公務員に
有能な人材を集める為に、
とった手段の一つに思います・・
日本のように、、
ユダヤ政商国家に侵略仕掛けられてる国では。。
官僚が有能でないと、
簡単に侵略され、
日本国民の税金で米国が自在に利用することになる・・
そもそも・・・自衛隊の装備購入も、
民間通してするのは・・・
米軍に直下におかれ支配されてる自衛隊が物品購入すると、
必ず!!米軍の思惑での購入必至だから・・??
それでは、、いつまでたっても独立できないし、
搾取されるばかり・・??
> 公務員の年金が民間よりもいいのは
良くてもいいんじゃないですか?働かない奴はたたく、不正を働く奴は牢屋に入る。それは当然だし、そういった制度が必要だし、メディアも国民もそういう姿勢でしっかりチェックしなければいけないと思うんですが、年金が民間よりもいいとか悪いとかは全く関係ない話ではないでしょうか?「お兄ちゃんのジュースのがボクより多い~!」とか、そういう子供じみた話は必要ないんだと思います。
「欧米では~」が口癖の人にはあまり感心しませんが、世界各地で公務員に対する保障というものは高く、そして国のために尽くした人に対する見返りとしては当然です。
もちろん不正を働く奴らを弁護するつもりはありません。悪い奴らは徹底的に追求して牢屋へ入れるべきですが、子供のションベン臭い論理で騒ぐのは、一部の政治家やマスコミに踊らされているということではないでしょうか。(さらに悪いことに、踊る人たちが、また政治家やマスコミを悪くする)
って・・・・ユダヤ?
えーっと。。。。何の話だっけ?
とりあえずid:takokuro氏を回答拒否にしてみました。
いかがでしょうか?
この問題は少なくとも二つの問題に関係する問題です。
一つは年金問題。それもいつ破綻するか判らない状態に陥りつつあるという状態にあるということ。もう一つは天下り先の実態。はっきり言って仕事の内容は年に何回か勉強会を開催しているだけ、天下った元官僚は何もせず、事務所に来てすることがないから新聞を読んでいるだけで高額な給与と退職金が支払われる。勉強会を開催するだけで国から高額の補助金が支払われるというこの問題です。
確かに掛け金が全てご自身の財布から支払われたのなら問題はありません。当然の権利です。しかし、掛け金の半額は税金の無駄遣いの温床の一つである天下り先の××法人が支払っているのです。
つまり、ただですら国の税金を無駄遣いしている団体に更に高い補助金を上乗せさせて両方の掛け金を支払わせて、仲間の公務員が無謀なことをして破綻しかけているからも年金を受け取っていることが問題だとされているのです。
あとで追記しますが、
id:Baku7770さんの言う「仲間の公務員」とは誰のことでしょうか?
えーと、それは死亡したときの話ですよね???
一般人(この表現もアレですが)でも、例えば会社勤めの人は2階建て分もらえますよね。なぜなら2階建て分払ったから。(一部は企業が負担)
自営業者だって、1階部分をもらえます。なぜなら1階部分を払ったから。国民年金基金に加入してさらに払えば2階建て分と同じくらいもらえますよね。(でもすべて個人負担ですけど)
これらと比べる限り、まぁおおざっぱに同じじゃないでしょうか?
死亡した場合の話であれば、2重受給している公務員が死亡した場合の妻のお話をお願いします。
違いがあるといえば、自営業は全額自分もち。会社員は一部企業持ち。公務員は一部自治体or政府(この表現に自信ないが)持ち。
ここの違いはあるんだろうと思うんですけど。
えーっと、引き続き回答をお待ちしています。