あるソフトを使用して、そこからメール送信ができるようになっているのですが、入力部分が、相手先メールアドレス、送信元メールアドレスしかなく、あとはＳＭＴＰのポート番号だけです、ＩＩＪなどのアドレスは持っているのですが、ＩＩＪの送信サーバーはアカウントをチェックするので、このソフトでは送信できないようなのです。

フリーの送信サーバーは迷惑メールの送信業者に悪用されて

しまうので、まともなサービスとしては成立しないと思います。

むしろ、ネット接続に利用しているプロバイダのSMTPサーバー

なら、アカウントチェック無しで利用出来ることが多いです。

例）So-net の ADSL でネット接続している PC であれば、

So-netのSMTPサーバーをアカウントチェック無しで利用出来る。

メールだけのサービスが入れて、アカウントチェックないところ、ありませんか？

メールだけのサービスでは SMTP サーバを無認証で利用出来るようにはなりません。

ADSL や 光、モデムなどの「インターネット接続」そのものを利用している必要

があります。要はインターネットに接続する時に認証が行われるので、SMTP サーバ

の利用時の認証を省略出来る、という事なのです。これによって迷惑メールを送信

しているユーザを後で特定出来るようにしています。

もし「インターネット接続」に使っているプロバイダが BIGLOBE や IIJ4U のように

ネット接続時の認証に加えてSMTP認証をも必要としている場合、そちらはメールだけ

のサービスに変えて、回線を So-net などのプロバイダに乗り換える必要があると

思います。(ただし So-net でも光one回線コースの場合はSMTP認証必要なのでNG)

また設定ガイドでは SMTP認証が必要としているプロバイダでも、自社回線からの

接続に対しては実際には認証不要となっている場合もあるかもしれません。乗り換え

を検討する前に一度試してみてはどうでしょう。

iijは、どうやらSMTP認証のみになったようですね。

「 POP before SMTP方式 」が利用可能であれば、まず最初にそのプロバイダーのメール受信を

行わなくてはなりませんが、その後の一定時間は from のドメイン名の如何に関わらず

SMTPから送信することができます。

これは、POP受信の際にユーザＩＤとパスワードで認証しているため、正規のユーザであることを

確認できるからです。

ちなみに私は airnetを利用させて頂いてます。

http://www.airnet.ne.jp/support/AFC/main/smtp/

その他にも上記の方式で検索すれば、利用可能なＩＳＰを探せると思います。

BlackJumboDogをインストールすると、ローカルSMTPサーバとして利用できます。（ローカルから相手先サーバに中継してくれます）

ただし、最近はOutbound Port 25 Blockingの規制をかけているプロバイダが多いので、うまくいかない場合もあります。

またボットなどのマルウェアが、内蔵するローカルSMTPサーバ機能を使ってスパムメールを送るケースなどが多いため、ローカルSMTPサーバからのメールが拒否される場合も今後は増えてくる可能性がありますので注意が必要です。