技術者が足りないので社員を採用したいのですが、相場が高騰していて採用できません。
一方で、技術者を常駐で派遣(SES)する単価は上がりません。
本当に人不足であれば、技術者の単価も上がっていくはずなのに、上がらないのはどうしてでしょう?
(単価引き下げに開発会社側が応じてしまうのはなぜなのでしょう?)
基本的には、
こういうことだと思いますが.....
しかしながら、これだけでは何か充分には納得できませんね。
これを踏まえた上での回答をお望みでしょうか?
>単価引き下げに開発会社側が応じてしまうのはなぜなのでしょう?
・力関係が弱いから
・他にいい仕事がないから
・仕事をしないで赤字になるのと、仕事をして赤字になるのとでは
同じ赤字の金額を出しても、管理職の評価が違うため
・能力のない社員も養っていかないといけないから
・人海戦略で仕事ができると考えているから
>正社員採用のコストはどんどんあがっているのに(金額をあげないと人材が集まらない)、
>アウトソースの単価が上げなくてもアウトソースできているのは(=受ける側が悪い条件にも
>関わらず、断らずに受注してしまうのは)なんでだろーと思うのです。
安値で引き受ける会社が存在するから。
大手なら子会社、中小、零細企業へそのまま落とせばよいので。
東京なら、中部、関西、九州、沖縄とかに・・・。
中国、韓国という選択肢もあります。
安値で引き受けるので、優秀な人材を使って仕事したら赤字になるので
単価の安い人を多く使って仕事をしようとする
人海作業になる。技術者でなく・・・。
優秀な人は、別にこの業界に固執する必要はないので、さよなら。
賢い学生も、こんな割の合わないところには行かない。
やはり会社として案件を選べる状態ではないのと、その結果人海戦術になりがちということなのでしょうか。
10年前から同じようなことが言われているような気もしますが、変化がないように感じます。どうしてなのでしょうね?
少し前に読んだ下記の本に載っていた「製造業で言うところの中間製品を作る“川中”企業」の典型的な症状みたいですね。
この場合は人材派遣会社が“川中”企業にあたるわけで「素材を売る企業側(IT技術者)」からはできるだけ高く買えと圧力をかけられ、「最終的な製品を作る企業(派遣先)」からは出来るだけ安くしろと圧力をかけられるわけです。
業種はまったく違うものの解決策としては本に書いてある「オープンソース」「コミュニティ」「ブランド」等の技術がそのまま応用できそうではあります。
おっしゃるとおりですねぇ。
情報ありがとうございます。早速読ませていただきます。
社員としての技術者と、派遣される技術者は漢字は同じですが、別物なのです。
意味合いが深いですね。
何が違うのか、感覚的にはわかるのに、なぜか理屈ではわからないので考えてみたいと思います。
社内エンジニアが育ってないという点はわかりました。
記事にあるように、外部のエンジニアにも価格を値切って発注していると思います。
その時、アウトソースされる側では、多くの作業依頼があるだろうと思うのですが、現実は不利な条件で案件を受けてしまい、結果よくある短納期低予算の結果、残業・徹夜のデスマーチとなるのは変わっていないように思うのです。
正社員採用のコストはどんどんあがっているのに(金額をあげないと人材が集まらない)、アウトソースの単価が上げなくてもアウトソースできているのは(=受ける側が悪い条件にも関わらず、断らずに受注してしまうのは)なんでだろーと思うのです。
開発現場が疲弊しないための方法はないものなのかなぁ・・と考えているので、そういった情報があればぜひお待ちしております。