LAMPベースで、WEBサーバを運用しています。
光回線(BBIQ)を一本引いていますが、
もう一本光回線(NTTフレッツ)を引き、
片方の回線が止まっても、もう片方でサービスを継続するようにしたいと考えています。
具体的な構築方法を教えて頂けないでしょうか?
回線契約形態など、具体的な条件をお知らせ下さい。
BBIQとFletsで別々のglobal IPを持つことになるのでしたら、「複数のグローバルIPをiproute2で運用」が第一選択だと思います。
一般的な回線の冗長構成では、以下のようになるかと思います。
BBIQ-Router1(VRRP)-HUB-WEBサーバ
FLET-Router2(VRRP)-
ルーター複数台をVRRPにより1台の仮想ルーターとして運用し、マスター側の回線に障害が起きた場合はスタンバイ側に切り替わります。
2つのLANケーブルは、それぞれのルーターに収容し、ルーター2台はHUBで接続しサーバーと同一ネットワークを構成します。
この場合、ルーターを含め外側の構成はすべて冗長構成になりますので、サーバー側でもHAクラスタを組めば、すべて冗長構成になりますし、ネットワークはルーターの設定、サーバーはサーバーとしての設定と、管理する上でもメリットがあると思います。
Configuring VRRP(1回目):[ネットワークのおべんきょしませんか?]
http://www.n-study.com/network/2006/07/configuring_vrrp1.html
もっと簡単な構成では、ルーターのポリシールーティングで2つの回線を切り替えて使う構成です。
BBIQ-Router-WEBサーバ
FLET-
3つ以上のネットワークを設定できるルーターが必要ですが、この場合は回線のみ(ONUを含む)の冗長化なので、ルーターが壊れた場合は回線はすべて使用できません。
1台のサーバで二つの IP からWebサービスを提供する方法は他の方が書かれていますので、それ以外の論点を。
global IP アドレスを二つ使うので、それらをうまく利用できるよう DNS 側での工夫が必要です。
具体的には、その時点で利用可能な global IP アドレスを公開したいWebサーバのサーバ名に
対応づける必要がありますので、DNS レコードの動的な書き換えが要るのではないでしょうか。
DDNS を利用する場合は更新処理を両方の IP アドレスから定期的にかける、Webサーバに
DNSサーバを兼ねさせる場合は、nsupdate コマンドなどを利用する方法があります。
ただ、その場合に、DDNS の更新方式によっては、片方の IP だけを常用するような形になる
可能性がありますので注意が必要でしょう。
なお、LVS で対応できるのはサーバの冗長化であって、サービス提供用回線の冗長化には iproute2 のような仕組みが必要となります。VRRP 系の方法でもクライアント側としての回線冗長化はできるかと思いますが、結局NATの類が必要になるけどその部分でうまくいかない、ということになるかと・・。
BBIQとFletsで別々のglobal IPを持ちます。
LVSを用いて、ロードバランスを行いたいと考えています。
初歩的なことなのですが、
BBIQ - ルータ - LANケーブル
FLET - ルータ - LANケーブル
この2本のLANケーブルはどこに差せばいいのでしょうか?
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BBIQ - ルータ - LANケーブル -
FLET - ルータ - LANケーブル - ロードバランサー - WEBサーバ複数台
LANケーブルをロードバランサーに直接差すのか、その前に何かを配置しそこに差すのか分からないのです。