統計で、要因同士の相互作用(複数要因が合わさるとリスクが高くなるもの)についての質問です。


ある治療法の成否の要因のレトロスペクティヴ分析で、n=約100、分析する要因数は2~5です。(いずれも元データは連続変数)

SPSSで単純に全ての要因に二項ロジを行い、一応有意な結果も得たのですが(ex.要因A・要因Bが高いほど有意に治療は成功する)、散布図やクロス表では、「要因A高値かつ要因C高値は成功率100%」とか「要因B低値かつ要因D低値は成功率0%」のように、要因C・Dは単体では有意水準に満たないものの、他の要因と組み合わさることで非常に有意性がありそうな状況を示しています。

この、相互作用によるオッズ比あるいは治療法の結果に対する有意差のようなものは、どのように示せばよいでしょうか。
要因A(+)要因C(+)群/A(+)C(-)群/A(-)C(+)群/A(-)C(-)群に分けて単純にイェーツ補正カイ二乗検定をしてよいのか、あるいは、ロジスティック回帰分析をする時に適切な設定をすることで、要因の相互作用についても分析できるのか、それとも他の解析手法を用いるべきか。
どなたかご教示頂けると幸いです。

回答の条件
  • 1人3回まで
  • 登録:
  • 終了:2008/04/22 22:30:03
※ 有料アンケート・ポイント付き質問機能は2023年2月28日に終了しました。

回答1件)

id:Dursan No.1

回答回数98ベストアンサー獲得回数6

ポイント60pt

この文章だけですと、変数間に相関があると考えるのがふつうかと思います。

回帰分析の場合変数間の相関は無いという前提で行われますので

回帰分析をそのまま用いるのは難しいかと思います。

そこで回帰分析の前に因子分析を行い、その因子得点を原データとして分析するのが良いかと思います。因子分析はSPSSならべースセットについていますのでそのまま可能かと思います。

詳しくはこちら

id:AkiyoshiXP

ご回答ありがとうございます。

なるほど! 希望の光が見えてきました。

とするとまずは最尤法などを用いて、因子を抽出してしまおうと思います。

ところで不勉強で申し訳ないのですが、

"その因子得点を原データとして分析する"とは、

具体的にはその後どのように分析するのでしょうか?

2008/04/16 16:20:09
  • id:Dursan
    「"その因子得点を原データとして分析する"とは、具体的にはその後どのように分析するのでしょうか?」
    SPSSですと、因子分析をしたときに各nに対して各因子への関係の強さがここに数値として元データに反映できると思います。
    たとえば50番目のnの場合だと因子1=0.392、因子2=-0.658・・などです。これを説明変数として回帰分析をかけることにより、その因子とnとの結びつきと(ここではロジスティック回帰なので)事象の発生確率との因果関係が計算できるということです。因子3との関係が高いとオッズ比はこれぐらい上がるとか・・・
    これで大丈夫でしょうか?
  • id:AkiyoshiXP
    了解しました。それをそのまま突っ込んでしまって大丈夫なのですね。
    ありがとうございます。
  • id:AkiyoshiXP
    因子分析で相関出ませんでした…orz p=0.13とか微妙な感じ。

この質問への反応(ブックマークコメント)

「あの人に答えてほしい」「この質問はあの人が答えられそう」というときに、回答リクエストを送ってみてましょう。

これ以上回答リクエストを送信することはできません。制限について

回答リクエストを送信したユーザーはいません