「純粋理性批判」を読みたいのですが、その前に「予備知識として、最低限これは読んでおかないと内容理解しにくいよ」という本(もしくは哲学者)があるだろうと思います。なにを読んでおけばいいでしょうか。なるべくさらっと読める作品で最低限、ってことでお願いします。2~3冊くらいならたぶんがんばれます。

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  • 終了:2008/05/28 17:40:03
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回答3件)

id:runout10m No.1

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ポイント27pt

中島義道の『哲学の道場』

哲学の道場 (ちくま新書)

哲学の道場 (ちくま新書)

  • 作者: 中島 義道
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • メディア: 新書

中島義道の『哲学の教科書』

哲学の教科書 (講談社学術文庫)

哲学の教科書 (講談社学術文庫)

  • 作者: 中島 義道
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • メディア: 文庫

どちらも「純粋理性批判」のほんの一部分を解読した例が書かれています。どちらも「純粋理性批判」を読むことがどれほど難解かを示した例なのですが。

id:deanima No.2

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ポイント27pt

とりあえずお薦めはちくま新書の「カント入門」と講談社選書メチエの「カント『純粋理性批判』入門 」が参考になると思います。

この二つは入門書なのでカントがどのような意図を持って自分の著作を書いたのか説明してくれてます。

 それと、もし「純粋理性批判」を訳書で読むようでしたら翻訳者に注意した方がいいようです。

カント学者の中島義道さんによれば高峯一愚氏が訳されたものか現在のカント全集を訳されている有福孝岳氏の訳をお薦めしていました。

それとは逆に現在一番入手しやすい岩波文庫版の翻訳にはなかなか手厳しい意見を述べておりました。

id:Britty No.3

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ポイント26pt

なんでもいいので西洋哲学史の通史を読んでおくと楽かもしれません。全部読む必要はないですが、カントまで来ると後は200年分しか残っていないのでたぶん勢いで全部読めます :-)

あまり哲学書を読みつけていないなら、カントの『プロレゴーメナ』を先に読んでおくと楽だと思います。これは純粋理性批判を出版した後、あまりに自分の意図と違った読まれ方をすることにうんざりしたカントが一般向け簡略版を論点を絞って書いたというものなので、見通しをつけるにちょうどよいのです。

deanimaさんがおっしゃっておられますが岩波文庫版篠田三郎さんの訳本はあまりよい評判をききません。たいていの図書館にはカント全集が入っているでしょうから、それを借り出すのがよいのじゃないでしょうか。

id:neyorawa

ありがとうございます。そのプロ~というの、ぴったしな感じがします。

2008/05/22 17:08:33

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