彼が大人になった時、これらの経験が彼の人格形成にどういう影響を及ぼすと考えられますか?


彼が生まれてすぐに両親は離婚し、しばらく母親との貧乏な二人暮らしが続きました。父親との接触はありません。
彼は一人っ子で甘えん坊でいつも母親にべったりでした。感情表現は苦手で引っ込み思案です。
彼を産んだ時、母親は23才でした。とても美人です。彼女も彼の事をとても愛しており、愛情表現を惜しみませんでした。
彼が3才半の時に母親はある暴力団関係者と同棲を始め、それまでの4畳半のアパート生活から3LDKほどのマンションに彼と共に引っ越しました。
その男性は彼に暴力をふるったり邪険に扱ったりすることはなく、彼はその男性について特に好悪の感情を抱きませんでした。
その生活が半年間続き、彼が4才になったばかりのある日、彼は前日まで元気だった母親が急に亡くなった事を告げられ、同じ市内にある母方の祖父母の家に引き取られました。
彼は母親の死因は聞かされず、周囲の大人は将来的にも彼に母親の死因を告げるつもりはなく、彼は一生母親の真の死因を知らないまま過ごすことになります。
彼は大人になってもこれらの記憶を覚えていると仮定します。

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回答8件)

id:toukadatteba No.1

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ポイント18pt

子どもに関しては、愛情を与えられて育ったか、というのが最重要なのですが、彼に関しては、一般的ではない家庭ですが、愛情は与えられています。そして彼がその状況を嫌と感じていないので、特に問題があるようには思いません。

人格形成に影響を与えそうだな、とうファクターは、以下のところです。

>その生活が半年間続き、彼が4才になったばかりのある日、彼は前日まで元気だった母親が急に亡くなった事を告げられ、同じ市内にある母方の祖父母の家に引き取られました。

身近なものが死んだり、急に自分のもとからいなくなったりした経験が幼い時分にあると、大人になってもひどく寂しがりになったり、嫉妬深くなったりすることもあります。

一概に言えませんが。死別、離別があるので、気に成るところです。

でも普通のよい人に成長しそうですけど^^

id:harumi2 No.2

回答回数1378ベストアンサー獲得回数30

ポイント17pt

彼が大人になった時、これらの経験が彼の人格形成にどういう影響を及ぼすと考えられますか?

小さい頃は母親が唯一甘えられる存在で、その母親が4歳で亡くなられてしまい、寂しい思いをしていたのではないかなと思います。この世で甘えられる両親がいないのですからね。

祖父母に少し気を使いながら、また成長していく上で今度は唯一頼りの祖父母も年老いていく、気を遣いながら大人になっていくと思います。

孤独な大人になりそうです。でも逆を言えば 頼りにできる人がいない分、しっかりしないと生きていけないので強い人になると思います。

またお母様の死は聞いても教えてもらいない場合、あまりいい死因ではないのではないでしょうか。できたら知らなくていいと思いますが、聞いても教えてもらえないということは、少なくても病死や事故ではないと思いますが・・同姓していた暴力団関係者がからんでいたのではないですか?

どうしても知りたい時は 祖父母の方にちゃんと聞いたほうがいいと思います。

大人になったからですね。

id:truth_or_gossip No.3

回答回数110ベストアンサー獲得回数5

ポイント17pt

少なくとも、人間に関していえば、原因ー結果というように、はっきりしたデータになって表れてくるわけではありません。どのように影響をあたえたかは、解釈の問題です。彼が、幼いことの経験をいろんな失敗のいいわけにするような人間でなければ、普通のよい人間になると思います。

id:peach-i No.4

回答回数4652ベストアンサー獲得回数93

ポイント17pt

周りの人間を信用できなくなる可能性は高いかもしれないですね。

ただ、過去が全てではなく、彼自身が以後、どのような人生を歩むかによって変わってくると思うんです。

人は、確かに生まれ育った環境の影響は大きいですが、その後に、彼が出会う、友達、友人、恋人、その他の出逢いによって、良い方向に進むことも、悪い方向に進むこともあります。

生まれ育った環境を彼がどう受け止めるか、それはこの先出会う人たちにより違ってくるでしょう

id:aoikisha No.5

回答回数62ベストアンサー獲得回数3

ポイント17pt

父親がいない、それに愛しい母も早くになくなってしまった。そのことが人格形成にどのように影響するだろうかということですね。

 自身も早くに父を亡くし、そして、母も長い間病床にありました。預けられて成長したことについては自身との類似点が認められます。自身の成長を振り返ると親の不在というのは大きなものであったように思えます。欠落は憎しみでもありました。が、今考えるとそうであったからこそ生きて来られたと思います。つまり、二親がいないから自分でやるしかなかった。

 二親がいないことは自身には大きな影響はあったと思います。しかし、それは後付としての性格づけです。寂しがりやだった。孤独だった。が、それゆえに自分で自分のことを始末するしかなかったと言えます。それで自尊心が高くなった。ひたむきにもなった。

 その彼の存在は、今そんなに大きく色づけられないであるように思います。基本的なところの性格特徴はあると思います。甘えん坊で依頼心があるとか。が、それがすべてではないように思います。ある意味性格は自身で色づけしていくものだと思います。性格的な予想はできます。が、彼の思いの持ち方によってそれは変わると思います。予想は決定づけるものではないように思えます。

 経験は人格形成のすべてではない。経験をどう捉えて人生を亘ろうとするのかによって決まってくるように思います。性格は思い方で変わってくると考えます。二親がいないことは人生を生きていくバネの役割を果たしたように、わたし自身は思いました。

id:jo_30 No.6

回答回数656ベストアンサー獲得回数53

ポイント17pt

下のコメント(追記ありがとうございました)も併せて回答します。ただ、その『彼』が○○な人になると断言すると、同じような生育歴の方が回答を見て気分を害されることもあるかもしれませんので、あくまで、そういう傾向をもちやすく、○○すれば○○になるかもしれないし、また○○であれば○○となるかもしれない、と言った回答になることをお許しください。


まず、一般に人格形成に際しては「目標(モデル)となる大人の存在」が不可欠だと言われています。それは、身近で自分に愛情を注いでくれる存在…大抵の場合は「親」ということになります。「親」というのは、好もしく思うにせよ反発するにせよ、もっと深いレベルで影響されずにはおかれない存在です。

また、「目標(モデル)」には二種類あって、おおざっぱに言えば〈近=目の前の問題を処理する際の手本〉と〈遠=将来への希望、職業、社会化のための手本〉の二つになります。前者については、常に身近にいる人がその対象になりますが、後者については断片的に話を聞いたり、あるいは前者のモデルの人が目標として語るだけでも十分にモデルとして機能すると言われています。たとえば母子家庭でも、母親が、『不在の父親』を好もしい・尊敬できる人物として子どもに語り聞かせれば、子どもは父親をモデルとすることが可能なのだそうです。


さて『彼』ですが、『彼』の最大の問題・不満は当然ながら、理不尽な自分の両親の〈不在〉に向けられると思います。また、「愛情深かった」母親が彼にとって〈遠い目標〉として強く意識されるでしょうから、彼は「愛情深い人間になる」ことに正の価値観を抱くことが予想されます。一方、〈近い手本〉としては当然祖父母がそれに当たるでしょうが、世代が違い自分の子でない『彼』に対して一般に祖父母がやや手控えたような育て方をしてしまったとすれば、「愛情をしめすのに不器用」で「やや古風な価値観」を持つ人になるでしょう。美人な母親に似たとすれば、それなりにモテたでしょうし『彼』自身もそれをこばむとは思えませんが、ただ「愛したいがうまく愛せない、ともすれば古風な価値観を押しつけてしまう」でしょうし、相手から見ればやや「気難しく、憧れの対象にはなり得てもいざ付き合って見ると付き合い辛い感じ」がする人ということになるでしょう。また、人生の中で【男性】モデルが上手く取り入れられない関係上、自分自身を【女性】的にアイデンティファイし、また【男性】性に対して漠とした不安を(嫌悪にまでは至らない)抱いて大人になる可能性が考えられます。ファッションは中性的なものを好み(実際それは似合うでしょう)、「スーツを着てバリバリ仕事」というセルフイメージを持ちにくい結果、職業選択においても漠然と自由業的な方向を目指したがるのではないでしょうか。仮に芸術やデザイン系の才能が有れば、そういう方向に向かいたがるかもしれません。最近の人であれば、祖父母も積極的に反対はしない(経済的にはそこそこ安定しているとして)とは思いますが、昔の人であれば祖父母はそういった進路に反対するかもしれませんね。そうなると、ある程度の年齢になれば祖父母ともあまり上手くいかなくなる可能性もあります。年老いた祖父母から遠く離れる道は選ばないにせよ、独り暮らしを選ぶでしょう。


一般的に言って『彼』は安定した自我を保つのに苦労するかもしれません。「愛情を求めながら手に入ったと思うと失われる」体験を繰り返し、また「誰かを愛したいと願いながら、自分が男性化してゆくことに漠とした恐れを抱く」という矛盾した欲求に苛まれ、周囲の同年齢の人間と適切な人間関係を結びにくく、また職業環境的にも(本人にとっては何故か)あえて安定しない道を選ばずにいられない……矛盾した思いやパワーを、たとえば何かのジャンルに傾注すれば優れた才能を発揮するかもしれませんし、あるいは母親への同一化を求めた結果、やや成長拒否気味でナルシスティックな人物になる可能性もあります。たとえば服のデザイナーのような方向で才能を発揮できれば(比較的発揮しやすいようにも思います)成功するかもしれません。個人的に連想したのは、以前映画の予告編で見かけたセルゲイ・ラフマニノフのような人物でした。(予告編はこちらから「ラフマニノフ ある愛の調べ」公式ページ)あるいは一歩間違うと映画「コレクター」の主人公のようになってしまうかもしれませんね。まあ、相手には恵まれると思うのでそんな風にはならないと思いますが。最終的には、献身的に彼を支える存在に巡り会う(それでも『彼』は「相手」よりも自分を愛してしまうわけですが)ことで、それなりに世間的には幸福になり得るのではないかと思われます(が奥さんは大変ですね)。


ちなみに、母親の死因に余りに囚われすぎると、ミステリー的なものを好むような傾向・あるいは進路(法学、医学等)を選ぶことがあるかもしれませんが、『彼』はおそらく一般に他人とあまり上手くやっていけるタイプではないので、それなりの能力があっても、この方面ではあまり成功が望めないのではないでしょうか。ただ、芸術・デザイン系の才能が無いと、「平凡な人生」を送るには苦しむ性格をしているようにも思います。今なら、プログラミングなど「無機的・無性的」で一応「創造的」で「どちらかと言えば人付き合いが少なくて済む(正確に言えば済み「そうに思われる」)」仕事を目指すかもしれません。この方向で想像したのは「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」に登場する超有能な先輩プログラマ「藤田さん」でしょうか。愛情一杯だが人を愛せない、古風な価値観、法学畑出身の異色プログラマ、仕事に打ち込むタイプ、ソフトで中性的な人間性、策士……そんな印象です。


以上とりあえず、素人ながら色々と考察してみました。

id:uehaj No.7

回答回数158ベストアンサー獲得回数15

ポイント17pt

回答にはならないと思うのですが・・感想か、希望か、になっちゃうのですが。

母親の愛情、その子が将来に幸せになるように、という思いが、何らかの、言葉、手紙、形見の品など、有形無形の形で、お子さんに伝わっていて、成長の折々に、思い返し、力になることを、心の支えになることを、願います。

また、生まれについての、差別や、偏見をうけることもおそらく多々あるのでしょうが、その際に、くじけないような、誰か良き理解者や友人、助けとなるひとと人と出会うことを、祈ります。

上記のようなことの有無が、人格形成に、大きな、とても大きな、影響を及ぼすように、想像します。

id:imagaichiban No.8

回答回数134ベストアンサー獲得回数2

ポイント10pt

短絡的な行動を取りやすい性格を、形成すると思う。

親の世代において、祖父母との関係が<市内>であるにもかかわらず、繫がりがうすい。

問題が起こってから、次々と事件が舞い上がる状況。

そのため、自分から能動的な行動に向うのではなく、ほとんどが受け身になり、その対処方法に苦慮するだけの生活におわれてしまう。

能動的な人生を送るには、それなりの精神的な安定をした状況を満たした上で、新たなる未知の生活ができる。

若いときの家出や、旅という精神的な開放を求める機会もなく、不安定な若いときを過ごすことは、経済的に成長している社会においては一般的な庶民とはいえなかった傾向にある。

親が離婚という社会状況は、近年において弱者にいたる環境とは言われないのではないか?

  • id:jo_30
    (1)父親について、及び父親がいないことについて、『彼』はどのように聞いて育ったか?
    (2)「母方の祖父母」が、母親の死を説明しない理由を、『彼』は善意と感じているか、悪意と感じているか?
    (3)祖父母宅に行ってから、恵まれていたか否か?


    …などの条件によっても変わってくると思います。もし条件の追加が可能なのであれば、コメントで追加していただけると良いかもしれません。m(__)m
  • id:wanwei
    コメントありがとうございます。
    (1)父親については、経済的にも人格的にも母子にとってあまり良い父親ではなく、母親は子供のために積極的な姿勢で離婚した、と聞かされており、実際その通りであった、とします。
    (2)母親の死の理由について、4才当時は母の死を受け止めるのが精一杯で死の理由については思いが至りませんが、年を取るにつれて、周囲の大人達を問いただすようになります。
     それでも周囲の大人達が口を閉ざす理由について、母親の死は何らかの事件性を伴ったり、彼自身が無用に傷つくのを防ぐために隠しているのだと彼は理解します。
     つまり善意であると感じています。
    (3)祖父母宅では、それなりに愛情を持って育てられたとご理解ください。経済的には中の下といったところです。
  • id:wanwei
    ある人物の実体験に基づいた話ではありますが、必ずしも正確で間違いのない分析である必要はありません。
    将来どのような性的嗜好を持ち、ライフスタイルや女性を好みはどんなものか、
    なんの職業に就くか、犯罪を犯すとすればどのような犯罪者となるか、など
    ある程度飛躍したプロファイリング的な推測でも結構です。
    もちろん精神分析的な真面目な分析も歓迎です。

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