この本は、東京都庁にて東京マラソン担当の参事を務められた方による本です。
24pに(当日の出場者を3万人に近づけるため、キャンセルを見込んで何人を当選としたらよいかについて)「どのぐらいの歩留まりを予測したのかは、貴重なノウハウなので公開できません。」とあります。
民間企業であれば、そのようなノウハウを流出させないことで自社の競争力を強化する、と考えるのはわかります。
ですが、自治体の場合ですと、
1)主催者のご尽力のみでなく、参加ランナーの参加料や税金、スポンサー企業からの協賛などによって得たノウハウとも考えられる
2)情報を秘匿する具体的メリットが(私企業に比べ)あまり無いように思われる
と考えられます。
どのような考えのもとでノウハウを秘匿しようと判断したのか、推測で結構ですのでご意見ください。
(ノウハウを隠すと判断したこと自体を非難する意図は全くありません)
私も推測の域を出ないのですが回答してみます。
まず、その予想の根拠があやふやな物だった場合に当選しなかった者の反感を買う事や、その数字を公表する事で色々な物の見方で見られ、批判の対象になったり、組織の中で軋轢を生む結果になる様な要因があったのではないかと思います。
数字や選定方法などは、批判する気になればどの様な形でも批判出来ますので、根拠を公表した場合は色々な角度から検証され、「本当に正しかったのか?」とか言われる可能性があります。
ましてや「いやー当選ラインは適当ですよ!」と根拠が無いような話だった場合に批判の的になります。
それと、この様な催し物の場合の選考基準は公平ではないですしね。
まあ、誰かの「鶴の一声」だったのかも知れませんが、「事実を公開しない事がベスト」と判断したのは間違いないと思います。
推測で構わないという言葉に甘えてコメントさせてもらいます。
非公開なのは、せっかくお金をかけて分析したであろうものを
無料で開放するのはもったいないからではないでしょうか。
非公開にしておきノウハウを蓄積しておけば、いつか有料譲渡できるかもしれません。
他の国内外の大会の場合、どうしているのだろう?と思ってしまいました。
お金と時間を掛けて行った分析は、誤差率2.9%で当選を出せた、という時点で目的を達成しているように思われました。
確かに、感覚的にはもったいない、というのはわかるのですが。
ノウハウを有料譲渡できるというのは、他にも民間がほしがるようなノウハウ(道路予定地の地権者との交渉ノウハウとか、税金滞納者に対する交渉ノウハウとか)を多数有している都が、いままでそのようなことをしてないことからちょっと無理があるようにも思われます。
他の国内外の大会も公開していないと思いますが、多くが陸連が主催(自治体は共催、後援など)しているようですので比較対象にはならないと思います。
ご回答ありがとうございました。
私も推測の域を出ないのですが回答してみます。
まず、その予想の根拠があやふやな物だった場合に当選しなかった者の反感を買う事や、その数字を公表する事で色々な物の見方で見られ、批判の対象になったり、組織の中で軋轢を生む結果になる様な要因があったのではないかと思います。
数字や選定方法などは、批判する気になればどの様な形でも批判出来ますので、根拠を公表した場合は色々な角度から検証され、「本当に正しかったのか?」とか言われる可能性があります。
ましてや「いやー当選ラインは適当ですよ!」と根拠が無いような話だった場合に批判の的になります。
それと、この様な催し物の場合の選考基準は公平ではないですしね。
まあ、誰かの「鶴の一声」だったのかも知れませんが、「事実を公開しない事がベスト」と判断したのは間違いないと思います。
歩留まり率の推計根拠を示すと確かに批判対象になるかもしれませんね。ただ今回は、推計根拠のみではなく推計結果としての歩留まり率も示されていないので気になっています。
選考基準も、明示されて無くてもメディア枠があるんだろうな、とか思えますし、確かにすべてをつまびらかにすることによって批判を招くことはあると思います。
ご回答ありがとうございました。
(気になるから歩留まり率を教えて欲しいとは思っておらず、非開示を決定した判断プロセスに興味があります。引き続きバラエティに富んだ推測・ご意見をお願いします。)
1.適当に予測した結果が、たまたま当たりだった!とは書けないので、仕方なくそう書いた...
2.実は大幅に外れたが、主催者発表としては3万人としてしまったので、仕方なくそう書いた...
の、どっちかじゃないでしょうか?
確かに疑いだしたらキリがないですが、上記の本を通読した印象では、著者は信頼できるに足るだけの誠実さを有している様に感じられました。
ご回答ありがとうございました。引き続き、他のご回答よろしくお願います。
3.予測をしたのが民間のコンサル会社で、そのノウハウもコンサル会社のものであったが、その経緯を書けない事情により非公開とした...
本の記述を信じるなら、事務局自ら推計を行ったようです。
ご回答ありがとうございました。
歩留まり率の推計根拠を示すと確かに批判対象になるかもしれませんね。ただ今回は、推計根拠のみではなく推計結果としての歩留まり率も示されていないので気になっています。
選考基準も、明示されて無くてもメディア枠があるんだろうな、とか思えますし、確かにすべてをつまびらかにすることによって批判を招くことはあると思います。
ご回答ありがとうございました。
(気になるから歩留まり率を教えて欲しいとは思っておらず、非開示を決定した判断プロセスに興味があります。引き続きバラエティに富んだ推測・ご意見をお願いします。)