arm CPU用にgdbをクロスコンパイルしようとし
gdb6.8をダウンロードして
./configure --target=arm-linux --build=i686-pc-linux-gnu --host=arm-linux
make
とした所、以下のエラーがでました。
configure: error: no termcap library found
以下の方法でtermcapを入れてみても同じエラーになり困っています。
何か分からないでしょうか。
エラーの詳細は http://d.hatena.ne.jp/garyo/20081121/p1 にあります
#wget http://ftp.yz.yamagata-u.ac.jp/pub/GNU/termcap/termcap-1.3.1.tar.gz
#tar -zxvf termcap-1.3.1.tar.gz
#cd termcap-1.3.1.tar.gz
#./configure
#make
#make install
zzz_1980さんがコメントで書いているように、termcapの方は./configureしているだけなのでホスト環境へインストールしているように見えます。
gdbの方で必要なのはターゲット用のtermcapです。
またライブラリのインストール先もクロス用のgccが読める場所にインストールしないといけません。
インストール先の指定は./configureに--prefixオプションを付けます。
詳しくは./configure --helpすればオプションの一覧が出てきます。
クロス環境の構築を行う場合慣れるまではデフォルトのインストール先ではなく、インストール先を指定すれば楽です。
こうすると指定ディレクトリ以下に環境が作られるので全体が見渡せます。
ただし、パスが通っていないのが欠点ですけど。
gdbserverではcore dumpは読めないとお聞きしたので、gdbをarm用にコンパイルしようとしています。
これはstubというのが関係してきます。
[このあたり]を参照してください。
これで分からなければ別に検索してください。
ところで本題から外れますが、ホストの方にtermcapがインストールされていたら既存の環境に上書きして最悪環境を壊しているかも。
blogの方をみるとRedHat系っぽいのですが、ご存知の通りRedHatはrpmで管理しているので念のために確認しておいた方がいいかと。
ありがとうございます。
結局cygwin上にインストールしたarm-linux-gdbだとターゲットにcoreが選択できるので、そちらでcoreファイルを読み込ませようと思います。