教えてやる東大は簡単だ!(by ドラゴン 桜)というエントリーと、そのはてブについて。
ブックマークのコメントに、英文法の重要性を指摘してるものが無いんですが、何故なんでしょうか?
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://ameblo.jp/takapon-jp/entry-10187894374.html
東大の英語って、文法もある程度は分かってないと解けないはずですが。。。
「文法能力を問うための問題」というのが、東大入試にはありません。
さらに、ある程度英語に触れてくると、基本的な文法がなんとなくわかってきます。
そうすると、大きく文法を間違えることも減ってきますから、
多少減点されたとしても、点数をとることができるわけです。
> 基本的な文法がなんとなくわかってきてから、たくさん読めば、理解度はどんどん上がるでしょうが。
うーん。。アルファベットを見たのが始めてだったり、
中学生で英語の授業をまったく習っていないのならともかく、
高校入学できるくらいの英文法をちょっとかじっているなら、
慣れで何とかなります。
ご両親の仕事の関係で海外に行ってた友達とかも、
同じようなことをいってます。
堀江さんのエントリ、たった今拝読しました。前提が「東大入試」ですよね。堀江さんは、東大入試に必要な文法の知識と運用力は既に学校で身についていて(いくら学校の成績が悪くても、その学校自体が有名進学校ですから……)、受験のために特別に自分に必要とされたのは語彙力増強で、難関校対策の問題集にあるような「英文法」は必要なかった、ということを書かれているのだと思います。
私も堀江さんと同じく「受験戦争」と言われていた時代に大学受験をしていますが、志望校の過去問の傾向をしっかり見て、一般的な問題集に書かれていることの何が必要で何が必要でないかを判断し、必要でない分野は切り捨てて、必要な分野を徹底する、というのは鉄則でした。
「受験戦争」のころ、特に進学校でいう「(難関)大学受験対策の英文法」は、「そこまで細かいことは把握してなくても長文は読めるし、英文和訳もだいたい問題ない」というものが多く含まれていました。(今も多少はそうかもしれませんが。)難関対策の問題集には例えば「早稲田の政経の何年の問題より抜粋」とかいうのが並んでいて、どれもこれも、「難問」ばかり選りすぐって集めました、という形式で、問題の内容というより出題形式が「英文法」というに過ぎないものもありました。単に「出題のパターンに慣れる」ことを目的としたものも多く、例えば仮定法過去と仮定法過去完了が混在した文ではどこが穴埋めになりやすい、といったことをパターン認識できるようにして、試験で長文にかけられる時間を確保するために、問題を見た瞬間に判断して文を読まずに解く、とかいったことを私は「英文法」のクラスでやっていました。実際に自分の志望校の試験ではそういうのが必要でないということが確定したら、そういうのは配られるプリントだけで済ますようになりましたが。
そして、「こういう英文法は早稲田の政経では必要かもしれないが、自分には不要」と判断して最初から捨ててしまって(=「クソ食らえ」)、その分長文の勉強をするなり、他の教科に回すなり、という選択はふつうにありました。でもそれは、難関校受験用の問題集や予備校のコースのくくりでいう「英文法」は「クソ食らえ」、というだけで、一般的に言う「文法」が重要ではない、という意味ではありません。文法は、少なくとも英文が読めて書ける(そして自分が言いたいことを書いたり言ったりできる)ためには常に重要で、それは(特に東大を受験するような人たちの間では)言うまでもないことだということかな、とブクマのコメントを一覧して思いました。
段落分けして書いて下さり、有難うございます。
見易いです!
いや、
って、そんな事はないと思いますよ。
基本的な文法がなんとなくわかってきてから、たくさん読めば、理解度はどんどん上がるでしょうが。