例えば
木村 正明(1968年生まれ)
彼は、岡山大学教育学部附属小学校・中学校、岡山県立岡山朝日高等学校を経て、東京大学法学部に入学。卒業後、1993年、ゴールドマン・サックスに入社。外国債券部に所属して業績を残し、2003年には、35歳の若さでマネージングディレクター(執行役員)にまで出世します。
しかしこの後、彼は高校時代の友人で、ファジアーノ岡山の専務理事を務めていた森健太郎から打診され、サッカークラブ経営の道を選び、ゴールドマン・サックスを退社しました。
その当時、エリートコースを捨ててまで地元でのサッカークラブ経営を選んだといわれてますから、つまりは「35歳の若さでマネージングディレクター(執行役員)にまで出世します。」までが「エリート」コースを歩んだ/でいるといえるでしょう。
高い学歴と早い出世。このあたりがエリートらしさではないでしょうか。
世が必要としているかどうかは解りませんが。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AA%E3%82%A...(%E5%9B%BD%E5%AE%B6%E5%85%AC%E5%8B%99%E5%93%A1)
一つの例ですが、
一流の大学に行って国家公務員上級や1級の試験に合格すればエリートコースだと言われます。
舛添 要一(ますぞえ よういち、1948年11月29日 ‐ )は、日本の政治家、政治学者、タレント。参議院議員(2期)。自由民主党参議院政策審議会長、厚生労働大臣
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%88%9B%E6%B7%BB%E8%A6%81%E4%B8%8...
エリートの見本といえば、こちらの方はいかがでしょうか。
・舛添要一 さん
>八幡市立(現北九州市立)祝町小学校、同大蔵中学校、福岡県立八幡高等学校を経て、東京大学入学。1971年、東京大学法学部政治学科を卒業後、ヨーロッパ政治史を専攻。助手として研究室に入り、篠原一、岡義達らの指導を受けた。その後はヨーロッパに留学し、パリ大学現代国際関係史研究所客員研究員、ジュネーブ高等国際政治研究所客員研究員などを経て1979年に東京大学教養学部助教授。フランスの政治・外交を専門とし、国際関係論などを講じていた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%88%9B%E6%B7%BB%E8%A6%81%E4%B8%8...
・森永卓郎 さん
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A3%AE%E6%B0%B8%E5%8D%93%E9%83%8...
・リチャード・クー さん
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B...
個人的な感覚としては、「エリートコース」というのは一部の職種に限られてきていると思います。
例1(学者)東大/京大→米国トップクラスの大学の博士号(30才以下)→米国のそれなりの大学の准教授→大学教授(30才代)→傑出した業績により学術賞を多数受賞(ノーベル賞は運がものすごくよければ)
例2(弁護士・旧司法試験時代)法学部在学中に旧司法試験合格→司法修習トップクラス→大手弁護士事務所に所属→パートナー就任(30台)→弁護士会の重職就任
等々。
グローバルにはこの本が昨年出版され話題になりました。
David J. Rothkopf著「Superclass: The Global Power Elite and the World They Are Making」
http://www.amazon.co.jp/Superclass-Global-Power-Elite-Making/dp/...
この本には、スーパークラスの最大公約数として、
1.男性である
2.ベビーブーマーである
3.祖先がヨーロッパ人である
4.エリート大学(スタンフォード、ハーバード、シカゴ等)の出身である
5.ビジネスマンまたは金融マンである
6.企業、政府、軍、ファンド、教会、マスメディア等の組織に権力基盤がある
7.金持ちである
8.運がよい
との記述があります。
日本においては、パワーエリートの輩出を目標として、英国イートン校をもでるとした「海陽学園」という中高一貫校が設立されているようです。今後が注目されます。
http://blog.livedoor.jp/gegenga/archives/28663910.html
http://finalrich.com/sos/sos_education_special-school.html
同時代人でエリートコースを歩んだ人としては、松本大さんを挙げたいと思います。
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