【緑の哺乳類はなぜいない?】

 知る限り、緑色の体毛を持った哺乳類はいないように思います。(少なくとも、あまりメジャーでないのは確かだと思います)
 地面や樹皮は茶色であるとはいえ、例えば樹上生活を送る猿の仲間など、保護色として緑色の種がいても良いように思います。
 
 実際、カエルをはじめ、両生類・は虫類、あるいは鳥類・昆虫では、緑色の生き物は少なくありませんから、保護色としても意味はあるはずです。
 
 冬は緑ではかえって目立つかも知れませんが、熱帯雨林ならその心配はないし、あるいはウサギなどのように「夏は緑、冬は褐色」といった生え替わりがあっても良いはず。(または冬眠するとか)
 
 考えれば考えるほど、緑色の哺乳類が進化で誕生してもおかしくない、と思えるにもかかわらず、なぜ、緑の毛並みを持った生き物はいない(または稀)なのでしょうか?
 
 ご教示ください。

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  • 終了:2009/06/14 14:08:26
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id:winbd No.6

回答回数1050ベストアンサー獲得回数43

ポイント30pt

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B7%91

緑は寒色であるが、他の寒色(青、紫)と比べて、暗い所でも識別が容易である。特に「緑と白」との対照は、「黄色と黒」と同様に目立つ組み合わせとなっている。このため、寒色の灯火には緑色灯が多く用いられ、蛍光塗料には緑で塗装される物が多い。例えば、非常口の看板・灯火は緑と白の組み合わせで示され、非常に目立つ対照となっている。

緑は夜に目立つ色だからです。


昆虫や小さな爬虫類、両生類は原始睡眠・中間睡眠などと言って、動きながら眠ることが出来るため夜でも行動し続けることが出来ます。

しかし哺乳類は高度な構造を持っているため睡眠も多く必要であり、睡眠中に行動することが出来ません。


つまり、哺乳類が緑になってしまうと、夜眠っているときに襲われやすくなってしまうわけです。


爬虫類の中でも、睡眠をしっかりと取る巨大な爬虫類には緑のものはいませんよね。

どの季節でもどの地域でも夜は必ずありますから、夜に身を守るという概念から緑に進化しなかったのだと思われます。

id:filinion

 なるほど!

 確かに、茶色い猿より緑の猿の方が、夜は見つけやすそうですね。

(二原色の動物にどう見えるかはさておき)

 

 昼間に目立たないことより、夜に夜行性の生き物にとって目立たないことの方が重要なのかも知れません。

 

 ありがとうございました。

2009/06/10 23:28:44

その他の回答8件)

id:QuestR2 No.1

回答回数435ベストアンサー獲得回数13

id:filinion

これは植物の話では?

「かつては植物は緑ではなかったから、緑を保護色とする生物がいないのだ」

 って話でしょうか?

 

 しかし、この説が事実としても、紫の惑星だったのは相当昔の話だし、その説明は現に緑の生物がおり、紫の生物は稀である事実に反します。

 

 「不適切な回答」のように思いますが……。

 何か誤解していましたらコメント欄でご指摘ください。

2009/06/10 01:29:11
id:suppadv No.2

回答回数3552ベストアンサー獲得回数268

ポイント24pt

>緑色の哺乳類が進化で誕生してもおかしくない

生存能力から考えれば、そう思います。


しかし、現在の体毛の構造から考えると、色素はメラニンなのでこれの構造に変化が起こって緑色の色素になるという進化は、かなり高度な進化が必要だと思います。


進化はある確率で起こっているので、その確率より、メラニンが緑色になるという確率の方が低いからだと思います。



ナマケモノは、コケが生えて緑色になるそうです。

http://www.ntv.co.jp/marumie/onair/081208/081208_02.html#Q1

id:filinion

 なるほど、その方が有利であっても、そういう進化が起きる可能性が低いから起きない、ということですね。

2009/06/10 01:33:20
id:obokobo No.3

回答回数66ベストアンサー獲得回数9

ポイント25pt

一番大きな要因は、ほ乳類のほとんどと言っても良いくらいの多くが「色盲」であるということでしょう。

ほ乳類の祖先は夜行性であったと考えられており、色よりも光の明暗を重視した進化をしました。

したがって、シマウマなど、人間が見ると草原の中で目立つように見えますが茂みが作り出す縦縞の明暗の中で

ちゃんと保護色になっているんです。

もう一つの要因は「体毛」という細胞の問題。両生類・は虫類、あるいは鳥類・昆虫でも「緑色の体毛」が生えている種はあまり無いのではないでしょうか。皮膚、鱗、羽根などは緑色のものも多いですが。

ほ乳類は体毛に覆われているわけですが、毛には血液が通っていません。ヘモグロビンのヘムを除き、ほ乳類が持っている色素はメラニン色素2種(橙色と黒色)だけです。その濃淡の組み合わせで、「白」「黄」「橙」「茶」「黒」というバリエーションができます。これもつまり色よりも光の明暗を重視した進化によるものだと考えられます。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%A9%E3%83%8B%E3%83%B...

id:filinion

 哺乳類は色覚異常(っていうか異常じゃないわけですが)だから! 

 なるほど、確かに殆どの場合、捕食者も哺乳類ですしね……。

2009/06/10 01:40:08
id:MEI-ZA-YU No.4

回答回数4756ベストアンサー獲得回数767

ポイント23pt

哺乳類の体毛を彩色するメラニンは黒、茶、赤、黄と白と5種類の組み合わせだから

これからは緑色はできない

http://1e-book.net/2006/E383A1E383A9E3838BE383B3.html

>哺乳類における基本的な色素は‘メラニン’という物質です。

皮膚や毛は黒、茶、赤、黄と白と5種類これらの組み合わせによってその基本色は表現されます。

しかし、実際にこれらの色を表現している色素自体はメラニン1種類です。

しかしメラニンには、黒~褐色のユーメラニンと、黄色~赤のフェオメラニンの2種類が存在し、

これらの組み合わせ具合によって5つの基本色が表現されます。

例えば人の金髪は主に黄色のフェオメラニンで構成され、赤い毛は二つが混ざり合った状態、

黒い毛はほとんどがユーメラニンから構成されています。これらは混合メラニンと呼ばれ、

他の蛋白や酵素などと結合してメラニン蛋白複合体として存在しています。



http://www.biol.okayama-u.ac.jp/cccrg/cellsignaling/color.html

>野生の哺乳類は背が茶色く,腹が白っぽいような体色のパターンをもっています。

これは逆影と呼ばれ,保護色の一種とされています。

背側と腹側の毛を観察すると興味深いことが分かります。

背側の毛はアグチパターンをもちますが,腹側の毛はフェオメラニンのみをもつ単一色です。

このような毛の色の背腹差やアグチパターンはどのような仕組みで生じるのでしょうか?

 

>このような毛色パターンはASIPの産生パターンによるもので,

ASIP遺伝子により遺伝的に決められています。


一般に遺伝子は,タンパクのアミノ酸配列を規定する領域(タンパクの設計図)と,

そのタンパクをいつ,どこで,どれくらい作るかを決める領域(遺伝子のスイッチ)とから構成されています。

マウスのASIP(アグチ)遺伝子にはスイッチが2つあり,一方は腹部の毛包で常にオンになるスイッチ,

他方は毛の成長(伸長)の一時期だけ全ての毛包でオンになるスイッチです。

この2つのスイッチが独立に働くため,背側ではアグチパターンをもった毛が,

腹側ではフェオメラニン単一色の毛が生じます。


ファイル

koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/download.php?file_id=10517

id:filinion

 ありがとうございます。suppadvさんの回答を補足していただいた、というように思います。

 

 ただ、「メラニンは茶色っぽい色しかないから茶色っぽい獣しかいないのだ」というのは、原因と結果が逆のような気がします。

 

 現に鳥類には緑の羽毛もあるわけで、もしそれが必要なら、メラニン以外の色素で緑色に色づいた哺乳類も生まれていたのでは、という気がします。

(いや、進化が目的意識を持って行われるわけではないのは重々承知していますが)

 

 哺乳類の体毛にメラニン以外の色素がないのは、黒、茶、赤、黄、白の組み合わせだけで足りたから(緑は必要なかったから)ではないかな、と思うのです。

 しかしそれはなぜなのか? と。

2009/06/10 23:19:09
id:IlO10l0Il No.5

回答回数1757ベストアンサー獲得回数81

ポイント10pt

たしかに緑色のほ乳類はいないですね。

鳥類までならいるのに。


しかしよく考えてみると、そもそも熱帯雨林のほ乳類って隠れる必要が無いですよね。

ジャングルにはライオンなどほ乳類を補食するほ乳類が存在していません。

毒を持つ昆虫やは虫類などがいて陸上生物は生活出来ないですから、樹上で生活する猿ぐらいしかいないです。

そして昆虫や爬虫類には色覚がありませんので緑になっても無意味です。

しかも猿は基本的には草食なので補食するために緑になる意味もありません。


そしてサバンナなど見るとやはり背景に近い茶色っぽい動物が大半です。

山にいるほ乳類も茶色が多いですね。ウサギも基本は褐色です。


やはり外敵から身を守るための進化なんでしょうね。

熱帯雨林の鳥は青とか緑とかの綺麗なものが多いことで有名ですし、雪国では白い動物が多いです。

http://q.hatena.ne.jp/1244558884

id:filinion

 些細な事ながら、は虫類には色覚がありますよ。

 人間は三原色の世界に生きていますが、は虫類は四原色で世界を見ています。

 

 昆虫でも、種によって異なりますが色覚はあります。

(もっとも、猿が何色であろうと、捕食するために襲ってくる昆虫はいないでしょうけれど……蚊くらい?)

 

 熱帯雨林の猿は捕食される心配がないから隠れる必要がない……んでしょうか?

 生体はともかく、幼いうちは襲われそうな気もしますが……。

2009/06/10 23:27:00
id:winbd No.6

回答回数1050ベストアンサー獲得回数43ここでベストアンサー

ポイント30pt

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B7%91

緑は寒色であるが、他の寒色(青、紫)と比べて、暗い所でも識別が容易である。特に「緑と白」との対照は、「黄色と黒」と同様に目立つ組み合わせとなっている。このため、寒色の灯火には緑色灯が多く用いられ、蛍光塗料には緑で塗装される物が多い。例えば、非常口の看板・灯火は緑と白の組み合わせで示され、非常に目立つ対照となっている。

緑は夜に目立つ色だからです。


昆虫や小さな爬虫類、両生類は原始睡眠・中間睡眠などと言って、動きながら眠ることが出来るため夜でも行動し続けることが出来ます。

しかし哺乳類は高度な構造を持っているため睡眠も多く必要であり、睡眠中に行動することが出来ません。


つまり、哺乳類が緑になってしまうと、夜眠っているときに襲われやすくなってしまうわけです。


爬虫類の中でも、睡眠をしっかりと取る巨大な爬虫類には緑のものはいませんよね。

どの季節でもどの地域でも夜は必ずありますから、夜に身を守るという概念から緑に進化しなかったのだと思われます。

id:filinion

 なるほど!

 確かに、茶色い猿より緑の猿の方が、夜は見つけやすそうですね。

(二原色の動物にどう見えるかはさておき)

 

 昼間に目立たないことより、夜に夜行性の生き物にとって目立たないことの方が重要なのかも知れません。

 

 ありがとうございました。

2009/06/10 23:28:44
id:rsc96074 No.7

回答回数4504ベストアンサー獲得回数437

ポイント24pt

>実際、カエルをはじめ、両生類・は虫類、あるいは鳥類・昆虫では、緑色の生き物は少なくありませんから、保護色としても意味はあるはずです。

 カエルや昆虫の天敵は目のいい鳥であるのに、哺乳類の天敵は、元々、夜行性で色盲の哺乳類というのが有力のようです。下記に類似の過去問などの参考URLを集めてみました。参考までにどうぞ。

※参考URL

●類似の過去問集

http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa1482212.html

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1413766...

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1424101...

http://naruhodo.television.co.jp/qa1482212.html

http://qanda.rakuten.ne.jp/qa4942204.html

●失われた色の話

http://www.choix.jp/getpost/55874

●鳥類の色覚 ~ヒトとトリの見る世界は同じか~

http://www.parof.jp/ParrotLife/Others/Sight/

●哺乳類の色覚: ホットコーナーの舞台裏

http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/09/07/514647

id:filinion

ひととおり目を通しました。

 

似たような疑問を持つ人は多いのですね……(苦笑)。

 

>カエルや昆虫の天敵は目のいい鳥であるのに、哺乳類の天敵は、元々、夜行性で色盲の哺乳類

 

 緑になる必要がない、ということですね。なるほど。

2009/06/10 23:30:39
id:n_pikarin7 No.8

回答回数31ベストアンサー獲得回数3

ポイント20pt

「他の類の生物と同じように、緑色であることが役に立つのに、緑色の哺乳類がいないのはなぜか」ではなく、

「哺乳類では、他の生物と違って、緑色であることが役に立たないのならばなぜか」類推しました。

生活の場に合わせて体色が選ばれていくわけですが、

サイズを考慮すると、常に緑色の「上」や緑色の「中」を生活の場とできる哺乳類がまず限定されますね。

猿の生活の場は樹上といっても幹や枝の上ですし、四肢が茶褐色であれば季節に拠らず枝に似せられます。

草原に住む動物の生存戦略については、[ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8D%89%E5%8E%9F#.E5.8B.95.E7.89....ここ]を参考にしました。

毛の色は生え変わらせて変化させるため、季節によって色を変える草に合わせるのは難しいのでしょう。

それよりは土の色を選び、穴を掘った方が早いのでしょうね。

id:filinion

>「哺乳類では、他の生物と違って、緑色であることが役に立たないのならばなぜか」類推しました。

 

 それで結構です。

 

 確かに、「常緑の草原」というものがない限り、茶色の方が有効、ということはあるかもしれませんね。

2009/06/10 23:37:06
id:shinok30 No.9

回答回数143ベストアンサー獲得回数10

ポイント15pt

動物園のホッキョクグマの体毛の空洞に藻が入り込んで緑色になったニュースがありましたね

 

>2008.10.22 シロクマ君は緑色

>陸に上がって日光を浴びると、白地に緑色の模様がはっきりと見え、まるで「抹茶アイス」のよう。

>ホッキョクグマの体毛は、透明で中が空洞になっていますが、その空洞内に

>藻が入り込んでいるため、体毛が緑色に見えるのだそうです。これから水温が

>下がってくれば、白い色に戻るそうですが、そういえば、某動物園の

>ホッキョクグマも少し緑色がかっていました。藻の色だったのですね。

http://pub.ne.jp/snowleopard/?cat_id=43124

>緑に染まってもシロクマ 原油高で節水、藻が発生

>名古屋市千種区の東山動物園でホッキョクグマの体毛が緑色に染まった。

>飼育池の藻が体毛に入り込んだためで、まるで抹茶を浴びたような姿に

>来園者もびっくり。

http://www.47news.jp/CN/200809/CN2008090601000442.html

http://www.47news.jp/PN/200809/PN2008090601000485.-.-.CI0003.jpg

  

  

ナマケモノの体毛にも藻などが共生し緑色になるようです

 

>ナマケモノの体毛の中には虫だけでなく、

>藻や苔などの植物も住んでいます。

>これらと同居することで、毛の一定の水分が保たれる仕組みになっているのです。

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Suzuran/1374/02-009-02-03.h...

>2. ベニミドロ目 Stylonematales ベニミドロ科 Stylonemataceae

>微小な糸状体または単細胞性の紅色藻。多くは沿岸域に生育するが、

>Rufusia はナマケモノの体毛上という特異な環境から見つかっている。

http://www.shigen.nig.ac.jp/algae_tree/Stylonematophyceae.html

   

照明のかげんで比較的緑色になっている写真

>動くナマケモノ

>やたら色が緑色なのは、ガラスを通しているせいか、照明のせいか??

>あまり色補正するとおかしくなりそうなので、そのままで。

http://robaroba.ddo.jp/ana/index.php?%C6%B0%A4%AF%A5%CA%A5%DE%A5...

     

  

     

「藻類との共生なしに」ということだと

ミドリザル,カニクイザル,ドグエラヒヒ(アヌビスヒヒ),マンドリル,リスザル

などのサルには少し緑色がかったもの(灰緑色,オリーブ色など)がいるようですね

   

>猿と若い母親ミドリザル

http://jp.mongabay.com/travel/files/p14492p.html

>イ カニクイザル

>特徴:体色は生息域により異なり、灰色を帯びたオリーブ色、灰褐色、褐色、黄褐色、

>うすい灰色等変化に富む。

http://www.env.go.jp/nature/intro/4document/microchip/mc02macaca...

>そのサルの名は「ドグエラヒヒ」(写真)。

>大人の体毛は、写真のように黒味がかった淡いオリーブ色です。

>1本1本を見ると、根元が褐色でオリーブ色と黒色のまだら状となって

>います。露出した皮膚は黒色です。一方、赤ちゃんの時には体毛は黒一色で、

>皮膚は肌色。このため群れの中で比較的容易にさがすことができます。

http://www.j-monkey.jp/veterinarian/backnumber/20051229/zooinuhi...

>マンドリルの毛は茶色がかったオリーブ色で体の下側の方が色が薄くなっています。

http://animals.web.infoseek.co.jp/mammals/mandrill.html

>リスザル / 霊長目 オマキザル科

>毛は短く、色は黄褐色、黄色を帯びたオリーブ色などで、体に比べて頭部は大きい。

http://www.pz-garden.stardust31.com/reichou-moku/omakizaru-ka/ri...

 

 

上記の「緑色のサル」のうち,リスザル以外はヒトと相同な「3色型色覚」を持つ狭鼻猿ですし,

リスザルも一部の雌は「3色型色覚」を持っているようです

緑色がかった哺乳類がこれらのサルの仲間にしかみられないことと関係あるのかもしれませんね

 

>色覚の進化

>ヒトやオナガザル科のサル達がもっている3種類の錐体視物質の起源についは、広鼻猿

>(新世界ザル)と狭鼻猿(旧世界ザ)が分岐したおよそ3000-4000万年前と見るのが

>一般的です(例えば、Surridge et al. Trends Ecol. Evol. 18, 198-205, 2003)。

http://www.pri.kyoto-u.ac.jp/brain/brain/25-1/index-25-1.html

  

>サルが見た色の世界 色覚の進化をたどる

>ヒトや類人猿などを含む旧世界霊長類の色覚は3種類の視物質を使って色を見るため

>「3色型色覚」と呼ばれている。ところが南米や中米に生息する新世界ザル(マーモセット,

>タマリン,リスザルなど)は,一部の雌だけが3色型色覚で,雄と残りの雌は2色型だ。

>つまり,全く違う色覚をもつ個体が同じ群れの中に共存しているのだ。

http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0907/200907_064.html

id:filinion

緑のシロクマの話は読んでいました。

まあ、あまり自然界ではない出来事のようですが。

 

ナマケモノの方は初めて知りました。

さすが……というべきでしょうか。

 

緑……というかオリーブ色のサルがいる、というのは興味深いですね。

(「ミドリザル」というものがいるのは知っていたのですが、あんまり緑でもなかったのでスルーしてました……)

 

>リスザル以外はヒトと相同な「3色型色覚」を持つ狭鼻猿ですし,

>リスザルも一部の雌は「3色型色覚」を持っているようです

 

 なるほど……。

 

 保護色、というほどの緑色ではないですし、繁殖に有利とかそういう理由なのでしょうか。

(「メスは3色型色覚」という話とも矛盾しませんし)

 

 色覚の進化については、以前故あって調べたことがあります。

 なかなかロマンを感じる話ですよね。

2009/06/11 23:40:25

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