業務システムのサーバ構成についての質問です。

何らかの業務システムを構築しようとした時に SIer に構成案を求めると、小~中規模利用で明らかに単体サーバで十分用が足りるはずなのに AP サーバと DB サーバの2台構成で提案されるという事例がよく見られます。
このような2台構成というのは SIer が作る基本構成案のセオリーとなっているようですが、
【質問1】この構成を提案される理由として、合理的な根拠にはどのようなものがあるでしょうか?

また、一般的に AP サーバは専ら CPU、DB サーバは専らメモリとディスクに高負荷をかける傾向があり、専ら使用するリソースの性格が異なるので、個々の機器の性能を上げずに無闇に2台に分割しても性能面での大幅な向上は期待できないように思われます。
つまり、
【質問2】能力1のサーバを2台用意するよりも、能力2のサーバを1台用意した方が総合的に高いパフォーマンスが期待できるのではということですが、これについても反論その他ご意見ありましたらいただけると幸いです。

回答の条件
  • 1人10回まで
  • 200 ptで終了
  • 登録:
  • 終了:2009/09/17 00:05:02
※ 有料アンケート・ポイント付き質問機能は2023年2月28日に終了しました。

回答8件)

すべて | 次のツリー>
SIerにソフトウェアを提供する側の人間ですが t-wata2009/09/16 14:57:42ポイント1pt

APサーバ2台、DBサーバ2台の構成を推奨しています。理由として、

  • APサーバとDBサーバを分ける理由は、将来スケールアウトするときのため。負荷が上がってきたとき、大抵はAPサーバのみ追加すれば負荷に対応できます。なので、APサーバとDBサーバを同じマシンに入れると、APサーバとDBサーバを同時に追加することになり、ライセンス料がかさむのが問題となります。また、最初は1台構成で、将来APサーバとDBを分ける、というスケールアウトは想定はしません。APサーバやDBサーバの追加はオンライン状態でできますが、APサーバとDBサーバを分けるのであれば、サーバを長期間止める必要が出てくるためです。
  • それぞれ2台にするのは、故障時のフェイルオーバーのため。ハードウェア故障でも2台構成ならシステムをオンライン状態のまま、故障した機器を修理できるので。また、DB1台だとDBサーバが故障した場合、最悪最後にバックアップをとった時点まで戻ってしまいます。

ただし、上記は業務システムの性格にもよります。

例えば、

> 小~中規模利用で明らかに単体サーバで十分用が足りるはずなのに

な場合、現在のサーバの性能で将来的にも十分でスケールアウトの必要なしだと考えられるので、APサーバとDBサーバは分けなくてもよいでしょう。

また、ハードウェア故障の場合にシステムが長期間止まってもかまわない、かつ多少のデータロストが許容されるなら、APサーバとDBサーバを同居させた1台のマシンだけの構成でもよいです。

すべて | 次のツリー>

コメントはまだありません

この質問への反応(ブックマークコメント)

「あの人に答えてほしい」「この質問はあの人が答えられそう」というときに、回答リクエストを送ってみてましょう。

これ以上回答リクエストを送信することはできません。制限について

回答リクエストを送信したユーザーはいません