そんな事例の具体例を探しています。
例えば
●ある警察署で、暴走族を取り締まるべく、「暴走族」のことを「ダサイ族」と呼び改めよう!とのキャンペーンを実施。すると、暴走族が減った。
「起死回生の画期的アイデア」の具体例、よろしく御願いします!
小さな鳥居を設置することで、ゴミの不法投棄を防ぐ。
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20070103205.htm
一例としてあげましたが、結構、各地に広まってきている有効な手段のようです。
http://loveaed.blog31.fc2.com/blog-entry-2893.html
東京都板橋区では、震災や火災があった際、行き止まりの路地から一般家庭の庭や通路、空き地などを抜け、ほかの道に抜けられるようにする対策を行っている。区ではこれまでも一部の住宅密集地を対象に実施していたが、10月に区内全域に拡大。職員が住宅地図を持って行き止まりを探し、地権者を1軒ずつ訪問、協力を求めている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081226-00000597-san-soci
区ではこれまで、行き止まり約60カ所で協定を結んだ。約800世帯の避難路が新たに確保されたという。該当場所には表示板と消火器を設置して周辺住民に告知している。区の負担で、避難しやすいようにはしごをつけたり、塀に新たに扉を設けた例もある。
超急カーブという表記をしたところ、重傷以上の事故は起きていないそうです。
http://homepage3.nifty.com/hiji-consult/Q&A.html
>「お役所言葉」にしばられない対応は、成果を上げ、昨年の4月に路面表示をしてから、『超急カーブ』地点での重傷以上の事故は起きていないそうです。
郵便局では割りの合わない配達記録郵便から特定記録郵便に変更してコストダウンをはかりました。
配達記録では手渡しに対し、特定記録郵便はポストへ投函されます。金額は安くしましたが再配達に労力がかかっていたそうです。
暴走族は実際に「珍走団」という呼び名にする案が警察から出ていました。
現在マスコミが使うほどには普及していませんが、ネット上ではこの呼び名が流行っており、年々暴走族は減ってきています。
割れ窓~
http://secondlife.yahoo.co.jp/supporter/article/G9F.fMWbNES2SpL3...
『割れ窓(割られた窓)』とは、言葉のとおり、建物やビルの窓ガラスが割られて、そのまま放置しておくと、外部から、その建物は管理されていないと認識され、割られる窓ガラスが増えます。
建物やビル全体が荒廃し、それはさらに地域全体が荒れていくという理屈です。
四、五十年前、米サンフランシスコでは、空家になった住宅にヒッピーが住みつき、美しい街が荒廃の危機に直面した経緯がありました。
つまり、『割れ窓理論』は、たった1枚の割れ窓の放置から起きる荒廃の始まりで、街は荒れ、無秩序状態となって犯罪は多発し、地域共同体を作っていた住民は街から逃げ出し、街が崩壊するというものです。
たった1枚の割れたガラス窓を対処することで、犯罪傾向は大きく変わらないのに、安全に対する住民意識が変わるのでしょうか。
それは、窓ガラスを割ったり、ビルの壁に落書きをするなど軽微な事犯でも、それらも見逃さないという警察があるからだといいます。
警察は殺人や強盗など重大犯罪だけでなく、日本でいう軽犯罪法違反の事犯もどんどん取り締まるという姿勢を見せました。
それにより、住民は安心感を自ら作り出すという効果があるともいえるようです。
この理論を実践的に採用したのが、ニューヨーク市のR・ジュリアーニ市長でした。
ジュリアーニ市長は、1994(平成6)年1月、NY市警察本部長にブラットン氏を任命。
『割れ窓理論』を採用してニューヨークの街角から「割れた窓」の一掃を図りました。
このために警察官5000人を採用し、徹底した徒歩パトロールと軽微な犯罪の取り締まりに入りました。
同時にNY迷惑防止条例の積極的な運用も図ったのです。
その結果、ニューヨークのイメージは変わり、落書きで有名なNY地下鉄は、いまではキレイな車体で、安全な乗り物としてニューヨーク市民の足になっています。
大聖堂にて
イタリアのフィレンツェにある世界遺産の大聖堂で日本人による落書きが発見され、問題になりました。
大学生やカップルなどの旅行者が、「旅の想い出」に歴史遺産に勝手に落書きをする。
落書きする方は、罪の意識をあまり持っていないだろう。
みんなが書いているし、落書きを刻んでおけば記念にもなる。
罪の意識がないから、自分の大学名や名前まで書き込む。
身元がすぐにバレるコトまで考えていない。
仮にバレても、罪を問われることはないだろうとの軽い意識である。
次に訪れた他人からすれば、これほど目障りなことはない。
そう感じない連中は、自分も落書きするだろう。
確かに、落書き程度は「重い罪」にはなりません。
軽犯罪です。
これを許すと『割れ窓理論』になりかねません。
今の日本は、小悪に対して極めて甘いのではないでしょうか。
いきなり殺人事件などが起こると驚きますが、実は背景には小さな悪が放置されていることがあるのです。
『割れ窓理論』には異論もありますが、もう一度思い返して見るいい機会でしょう。
そう、このSLでも、誹謗中傷は、こまめに対処していかないと。
大勢に迷惑をかけても平気と思う人もいますから。
結構有名な話ですが、ヨーロッパの公衆トイレの
男子トイレの床の便器の周囲がいつも
不注意で汚されるので、男子トイレの便器の中央に
ハエの絵を描かせたら、みんなそのハエを狙って、
トイレの床を汚すことがなくなったというもの。
もし知ってたらごめんなさい。
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