[Win2000～7に対応するソフトを開発するにはVisual Studioのどのバージョン?]

「Windows2000～7すべてで動くソフトを作る」には単一のVisualStudioでは無理です。

WindowsXP・Vista・7では64bit版もありますから、さらに難しくなります。

Meを除く Windows 2000・XP・Vista・7（いずれも32bit版）なら、VisualStudio2005が一番適当な選択肢になります。

http://www.microsoft.com/japan/msdn/vstudio/support/tools.aspx

Windows2000～7で動作するアプリケーションを作成するには Visual Studio2005以降で

Framework2.0を使用すれば可能です。

（プロジェクトの設定で対象を3.5、3.0、2.0などへ切替が可能）

.NET Framework とサポート対象 OS

http://msdn.microsoft.com/ja-jp/netframework/cc807061.aspx

.NET Framework では、IL （中間言語）と呼ばれるものが利用されているため、

x86, x64に対応する .exe ファイルや .dll ファイルを作成することができます。

（実行時にCLRランタイムがx86 や x64 用の命令コードに変換します。）

実行時にどのCPUで実行するかの選択は「構成マネージャ」で「Any CPU・x86・x64」の選択で

変わります。

Any CPU 「実行時に、動作環境のCPU 向けのネイティブコードを作成」

x86「実行時に、ｘ86 CPU 向けのネイティブコードを作成」

x64「実行時に、x64 CPU 向けのネイティブコードを作成」

ここまで見ると「Any CPU」を選択しておけば良いように思いますが

Jet OLE DB や Excel OLE DBなどの64 ビット版が存在しないライブラリを

使用している場合は「x86」を指定しないと動きません。

こちらのサイトに詳しく書かれているので参考になると思います。

【Part 2. .NET Framework 2.0 アプリケーションの 64 ビット対応】

http://blogs.msdn.com/nakama/archive/tags/64bit/default.aspx