たぶん、各メーカー毎の構造計算の仕様があると思うけど、素人が出来るようなモノではありません。
建物の重量配分や各メーカー毎に違う部材の強度や基礎の仕様などが関係してくる。
具体的には平屋建てか二階建て三階建てかで上に載る重量が変わってくる。
ツーバイフォーは柱だけではなくて壁の部分でも重量を支える構造になる。
だからこそ比較的薄い壁と細い柱で安価な建設が可能になるが、その分の制約はある。
各メーカー毎に補強金具を工夫しているのですが、得手不得手があるようです。
同じメーカーの違う型を並べてみたら似たような印象になる・・というのは仕様がパターンに特化されて効率良く型が出来ているからです。
また、屋根の部材の重量や太陽電池を乗せるなどの別仕様なども関係する。
重いモノを乗せたら、その分下に来る部分の窓は狭くせざるを得ない。
窓の部分は重量を支えてくれない。
アーチとか別仕様でやると(見てくれはカッコイイけど)追加料金が凄い。
ツーバイに拘らないで軸組の鉄骨にすれば幾らでも広い窓に出来るけどね。
そうなると今度はパネルになって全然別の制約が出てくるのは実感されていると思います。
wikipediaの「木造枠組壁構法」にも計算の概略はのっているようです。
壁量というのは、壁の実長×壁倍率です。
壁倍率の高い仕様を使えば壁の実長は短くて済みますが、
そのぶん各材にかかる鉛直荷重や地震時の引き抜きが大きいため、構造上の無理が出てきます。
ハウスメーカーでは独自基準の安全率を見込んで設計しています。
彼らの保証の範囲内でどのくらいとれるのか、聞いてみるしかない気がします。
ところで、木造軸組の在来工法のほうが、開口はとりやすいと思いますが。
筋交いで壁量を確保して、その外側に、外付の既成アルミサッシを取り付ければ良い訳ですから。
wikiを見ました。分かりやすい説明で助かりました。在来工法ほうが開口がとりやすいとは知りませんでした。調べてみます。ありがとうございました。