フルICEのデバッグ環境で「ターゲットと接続するプローブ」と「デバッガホストパソコン」との間には、PODと呼ばれる箱がありましたよね?
この「POD」って、どういう意味なのか解説している日本語のページを教えて下さい。(何かの略? 単に「箱」程度の意味?⇒※1)
ITのエキスパートが読むに耐える記述のページを希望しています。⇒※2
ネットで調べようとしたら、意外と見つけられませんでした。
見つけて頂いた場合、探している最中の苦労談などを回答に添えて頂けると嬉しいです。
※1:英語のpodには(エンドウ・大豆などの)さや、さや状のものと言った意味があり、その意味で単に「箱」を指している程度なのかとも推測しています。
※2:質問日時点のWikipediaの「インサーキット・エミュレータ」のページは、僕にとって「微笑ましい」と思える記述でした。
"POD" と大文字で表記した場合は、一般名詞では無く、何かの略称です。
ただ略称ですので、製品とか会社により意味は異なります。
で、私の知っているCPUだと、POD は processor oriented device の略称です。以下、明記してある例です。英語ですが。(CPU関連なら、英語で調べた方がいいですよ)
http://www.isystem.com/products/supported-mcus/z801808085.html
http://embeddedautomotive.de/products/supported-mcus/8051.html
http://www.channel-e.biz/news-en/article/pods-fuer-st7mcx-famile...
あと箱型で無い製品もあるので(コネクタ内蔵型とか)、"箱"という意味にはこだわらない方が良いかと。
>ターゲットと接続するプローブ
ほぼそのままの意味で聞き覚えがあり苦労は特にない
Probe Of Device
http://www.google.co.jp/search?q=%22Probe+Of+Device%22&lr=
勝手な妄想
Fuel pod/Missile podなどぶら下がっているように見えるものをpodと呼ぶという語呂合わせ的な事もあるかもしれない
回答ありがとうございます。
Probe Of Deviceと言われると、僕にも聞き覚えがあった気がします。
ご紹介頂いたgoogle検索ページの筆頭にhttp://www.j-tokkyo.com/2002/G06F/JP2002-007164.shtmlが表示されましたが、そのページはITのエキスパートが読むに耐える日本語の記述でした。
ただ“Probe Of Device”では、ターゲットと接続するプローブ(の先っちょ)そのものの意味となってしまい「箱」の部分の機能的な意味が置き去りになったネーミングな気がします。昔のデバッグ環境ではCPUの枝葉の型番によるピン数の違いなどに合わせた「プローブ部」とCPUのシリーズに共通な「POD部」とが分離可能だったものを触った覚えがありますし。
箱状のもの(?)、ぶら下がっているように見えるもの(?)、或いはふくらみのある部分(?)のニュアンスのpodと、元々の“Probe Of Device”から来たネーミングだけれど、どちらかと言えば前者のニュアンスだけ生き残って・デバッグ環境の中で何となくふくらんでいてぶら下がっているように見える部分をPODと呼ぶ用法だけが今でも生き残っているのかも知れませんね。
4.《家庭》〔便利調理器・コーヒメーカなどの〕(着脱式)ポッド、容器{ようき}
5.《航空》補助タンク、補助燃料タンク、燃料補助タンク◆着脱式の
英単語のpodです。
プローブ部分に全ての機能を入れることができないので外部に機能の一部を持ってきた部分がpodです。プローブ「本体」に対して「補助タンク」の意味でpodが使われています。
主体であるプローブに対する従の意味と脱着式であることからpodが使われています。
本当か?と言われるとpodの単語としての意味がそうなのでそうだとしか答えられませんし、元の英語文書で単語使われているのをそのまま日本語でも使っているのでpod自体の日本語の説明は見つからないでしょう。
カタカナの「ポッド」と同じ意味で、中に何が入っているかには関係なく元々の英単語のpod意味であると言う力強い説明ですね。ありがとうございます。
しかし英文のマニュアルでもデバッグ環境の中のあの箱状の部分については常に大文字でPODと表記されていますので、第1回答の“Probe of Device”辺りとの語呂合わせなりがあって専門用語に格上げされているのだろうと思えて来ました。
ICE本体が入っていようが・インターフェース変換のロジックだけが入っていようが、デバッグ環境の中でそんな形状をしていれば、あれはPOD。
2回目回答です。
コメント欄を開けてもらえると助かります。
しかし英文のマニュアルでもデバッグ環境の中のあの箱状の部分については常に大文字でPODと表記されていますので、第1回答の“Probe of Device”辺りとの語呂合わせなりがあって専門用語に格上げされているのだろうと思えて来ました。
私は逆にそれは後付の語呂あわせだと見ています。検索結果の絶対的な件数が少なすぎるからです。
大文字表記なので略字だという考えを持たれているようですが、文章中で一般的なPODの説明をしている場合は小文字で書かれている例もかなり見受けられます。また、製品の説明中に出てくる言葉としてのPODは製品名としての○○PODという意味合いだったりするので大文字で書かれていることは確かに多いです。
例えばWikipediaのHP64000の説明(笑)になりますが、そこではPODではなくpodと一般名詞的に記述されてあります。
http://en.wikipedia.org/wiki/HP_64000
実はその昔、仕事でICEをいじっていた時に先輩にポッドというのは戦闘機の増槽タンクのポッドだよと教えられたことがあるというのがよりどころだったりしますが、どのマニュアルを見てもpodの用語説明が載っていないので単なる単語だからそりゃそうだよなと納得した記憶があります。
再回答ありがとうございます。
語呂合わせが先であれ、後付であれ、デバッグ環境の中でのあの箱をPODと称するのは・現実として専門用語のようですよね? デバッグ環境のベンダー(メーカー、ディストリビューター)に依らずPODと言っていますから。
virtualさんも、第1回答のkoriki-kozouさんも、僕のこの質問の意図と言うか・質問の裏にある「僕が分からないポイント」をよく理解して回答を寄せて下さっている点が、とてもありがたいです。僕は今・既に、CPU置き換え型のフルICE環境であろうが・JTAG環境であろうが、ターゲット側のプローブとデバッガホスト側のインタフェース(USBなど)の間にある「箱」をPODと呼んで良いと思うようになりつつあります。
英語圏のエンジニアであれば、普通の言葉のpodの意味で違和感もないのでしょうし、(podの語彙に対して指しているものが的を射ている限り)何故boxと綴らないのかなどとは疑問にも思わないのだろうと思います。
日本語ネイティブな僕にとっては、箱の中の機能に関係なく・どのベンダから供給されるデバッグ環境でも「あの辺りにある箱」を一律にPODと称しているのが気持ち悪いのです。デバッグ環境の技術はIT分野の中でも最も難しい部類で変化も激しいため、万人(関係するエンジニアに絞っても)に誤解なく伝わる用語が育ちにくいのだろうとも思います。
なので、デバッグ環境のあの辺りにある箱を指す言葉がPODと呼ばれている経緯を堂々と解説した日本語のページはないものかと、この質問を立てました。
コメント欄を開ける代わりに、お1人様あたりの回答数上限を増やしておきます。回答をオープンするだけでポイントが必要なのは勿論知っている上での質問者の行動ですので、フィードバックして頂ける内容があれば是非回答欄にお願いします。
Port of Digital
の略だったと思いますよ。
僕が求めているものと違っていると思います。ゴメンナサイ。
3回目です。
思いつきレベルの内容ですのでオープン分のポイントを送信しておきました。
英語圏のエンジニアであれば、普通の言葉のpodの意味で違和感もないのでしょうし、
これに関してですが、私の手元にあるオックスフォード英英辞書によるとpodは、
3. part of a spacecraft or a boat that can be separated from the main part
とありました。
ここで妄想が起こったのですがICEでのPODは宇宙探索になぞらえて箱の部分をPODと名づけたのではないか、と。
つまり母船(Base)から分離した小宇宙船(POD)が未知の物体に対し探索(probe)するという形です。
恐らく英語圏の人にとってPODはそういう風に理解されている言葉なのではないかと思いました。
デバッグ環境の中でのあの箱をPODと称するのは・現実として専門用語のようですよね? デバッグ環境のベンダー(メーカー、ディストリビューター)に依らずPODと言っていますから。
これについては異論は全くありません。
寿司屋で「むらさき」と言えば色のことではなく醤油のことだと決まっているようにICEの世界ではPODはそういう箱の意味として認識されてますよね。いわゆる業界用語だと思います。英語では単にPODではなく emulation/emulator pod という表現が多いようです。
URL必須ということなので、PODのabbreviationを調べてみたのと、podが普通名詞のように使われているマニュアルのpdfのURLを挙げておきます。
http://www.abbreviations.com/POD
色々気をつかって頂き、恐れ入ります。
スペースクラフトのポッドは妄想し過ぎ(笑)かも知れませんが、pod(小文字)の語彙はさぞや「あの箱」に当てはまるのだと思います。
第1URLは別な調べものをするときにも役に立ちそうです。
HPのデバッガ(ハード)は使ったことがありませんが、MELPS 7700シリーズは昔開発対象だったことがあります。TI社のチップにはこの数年でも何度も縁があります。
PODとは、デバッグ環境中でターゲットシステムとデバッガホストを繋ぐケーブルの間の箱状に膨らんだ部分を指すIT業界の用語。特に何かの略称と言うことではなくて、元々の英語の「pod」の語彙から想起される形状などからこう呼ばれている。主に形状からそう呼ばれているゆえに、デバッグ環境の中でPODが果たす機能や役割が「とくにこれ」と定まっているものではない。例えばフルICEを前提としたデバッグ環境に於けるPODとJTAGを前提としたデバッグ環境に於けるPODとではPODに内包される機能やデバッグ環境の中での役割は異なるが、21世紀初頭時点までの業界では特にそれらを区別せずPODと呼ぶことが一般的である。語呂合わせとしては“Probe Of Device”とも言うが、プローブ(Probe)部分と箱(POD)の部分とが交換可能なデバッグ環境製品も存在する。
http://ja.wikipedia.org/wiki/POD
これではないでしょうか?
違っていたらすいません…
今時点でそのページに載っているPODはどれも、この質問でお訊ねしているPODとは違うと思います。
折角回答頂いたのにゴメンナサイ。
"POD" と大文字で表記した場合は、一般名詞では無く、何かの略称です。
ただ略称ですので、製品とか会社により意味は異なります。
で、私の知っているCPUだと、POD は processor oriented device の略称です。以下、明記してある例です。英語ですが。(CPU関連なら、英語で調べた方がいいですよ)
http://www.isystem.com/products/supported-mcus/z801808085.html
http://embeddedautomotive.de/products/supported-mcus/8051.html
http://www.channel-e.biz/news-en/article/pods-fuer-st7mcx-famile...
あと箱型で無い製品もあるので(コネクタ内蔵型とか)、"箱"という意味にはこだわらない方が良いかと。
なるほど。確かにフルICE環境でPODと呼ばれていたものは軒並み、エバチップの類が入ったProcessor Oriented Deviceでした。
連休に入る前にちょっと読んでいたJTAG環境の製品の説明書に「POD」と出て来て違和感を覚えたのがこの質問を立てた発端なのですが、JTAG環境であの辺りの箱にはエバチップの類が入っている筈はないにしても“Processor Oriented”な何かが入っているから・限られたデバイスにしか繋がらないようになっているのでしょうか?
pyopyopyoさんのおっしゃる「製品とか会社により意味は異なります」は的を射ているようにも思えます。だとするならば、意味は異なるのに最終的にPODに略される綴りを各社が選ぶのはどうしてか…と言う点が、なおさらに気になります。
こういう訳でもありませんか?
Yahoo!辞書 - ピー‐オー‐ディー【POD】[pay on delivery]
またはこれ↓
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=POD&enc=UTF-8&stype=0&dtype=1
再回答ですね。
第1URLのほうの意味は、まるで違うものと思われます。
第2URLのほうは、英語のpodの意味そのままですよね? 既出の回答とそれらへの僕のコメントを読んでいらっしゃれば、この第2URLを回答に寄せて頂いても利益はなさそうだと分かったのではないかと思いますが。(^_^;
この質問も今夜には終了予定ですが、もしも間に合うタイミングで有益そうなページが見つかったら、再回答をお願いします。第8回答にコメントしましたように、まだ多少・この件に関する疑問が残っていますので。
なるほど。確かにフルICE環境でPODと呼ばれていたものは軒並み、エバチップの類が入ったProcessor Oriented Deviceでした。
連休に入る前にちょっと読んでいたJTAG環境の製品の説明書に「POD」と出て来て違和感を覚えたのがこの質問を立てた発端なのですが、JTAG環境であの辺りの箱にはエバチップの類が入っている筈はないにしても“Processor Oriented”な何かが入っているから・限られたデバイスにしか繋がらないようになっているのでしょうか?
pyopyopyoさんのおっしゃる「製品とか会社により意味は異なります」は的を射ているようにも思えます。だとするならば、意味は異なるのに最終的にPODに略される綴りを各社が選ぶのはどうしてか…と言う点が、なおさらに気になります。