未来への詫び状 ～ コケの蒸すマデ ～

徳仁皇太子殿下、皇太孫悠仁親王殿下、両殿下に於かれましては、平穏の内に徳仁天皇陛下、悠仁天皇陛下と両陛下が即位なさられる事と鑑みるにつき、純粋な”戦後生まれ”の両陛下は”戦争を知らない子供たち”であらせられますが故に、平成天皇として御隠れになられた明仁天皇のお言葉をお受け継ぎになられるという事が、今後の社会情勢の変化の内容に寄る事無く、自然な流れだと御推察申し上げる次第でございます。

”大韓民国盧泰愚大統領歓迎の宮中晩餐会のおことば(平成2年5月24日)”を基本的お言葉の基本形としてお用いになられるのが最良である様に存じます。

http://www.geocities.jp/nakanolib/choku/ch02.htm

殆どの部分をそのまま頂戴致し、部分的に省略、要約し、４００字でこの様に致しました。

”朝鮮半島と我が国は、古来、最も近い隣人として、密接な交流を行なってきました。我が

国が国を閉ざしていた江戸時代においても、我が国は貴国の使節を絶えることなくお迎え

し、朝野を挙げて歓迎いたしました。しかしながら、このような朝鮮半島と我が国との長

く豊かな交流の歴史を振り返るとき、昭和天皇の「今世紀の一時期において、両国の間に

不幸な過去が存したことは誠に遺憾であり、再び繰り返されてはならない」とのお言葉を

思い起こします。この不幸な時期に、貴国の人々が味わわれた苦しみを思い、私は痛惜の

念を禁じえません。このような時代を経たのち、両国関係が回復し、あらゆる分野で友好

と協力の関係が見られるようになりました。私は、今後両国民が益々相互理解を深め、両

国関係の一層の成熟を図り、力を合わせていくことを切に希望いたします。友情は、今後

両国が力を合わせて人類の将来に対して大きな貢献をしていくための礎となりましょう。”

両陛下に於かれましては、この基本的お言葉の基本形を適宜アレンジなさり、前後に必要な追加を行われ、お言葉をお発しになられる事が最も難無き事であろう事とご献言申し上げたいと存じます。

ただ、ご本音としてのお考えは我々一般庶民的国民共下々にはお察し申し上げる事など、恐れ多過ぎて如何ともし難いので敢えて申し述べる事はお控え致します。