取引先の社長から、下記2点の質問を受けました。皆様だったら、どのようにご回答されますか?是非参考にさせて頂きたく、ご教授頂けましたら幸いです。
1.「SAPの保守とは、何をしてくれるサービスなのか?」
2.「SAPの現行保守サポートが廃止になるためアップグレードしないといけないと上申があがってきたが、なぜ保守サポートというものは廃止になるのか?」
宜しくお願い致します。
【1】何をしてくれるサービスなのか?
http://www.atmarkit.co.jp/fbiz/cbuild/serial/doukou/08/doukou08_...
保守契約
1. 障害対応 24時間365日の監視と、何か不具合が起こった際の対処法の提供、および不具合を緩和するための「サービスパッケージ」(SP:パッチプログラムに該当するもの)の提供
2. 予防保守 導入プロジェクトおよびアップグレード時、本稼働前に想定される技術的な不具合をすべて検証し、レポートを提供
3. インフラ 中核となるのが「Solution Manager」という運用保守用ツールの提供で、エンドユーザーからの問い合わせに答えるFAQデータベースの提供やシステム監視ツール、SAP社との相互連絡用ツールなどが含まれる
4. 最新版の使用権利 製品のアップグレード時に、最新版を入手・利用できる権利(既存のR/3ユーザーの場合、年間保守料の範囲で7月5日以降にはmySAP ERPに移行できる。ただしユーザー数が増える場合は、新たに新規ライセンス料が発生)
【2】廃止になるとは?
メインストリームメンテナンス期間と延長期間の終了
http://www.sap.com/japan/solutions/business-suite/erpupgrade/rea...
【3】短く(?)まとめると?
一生涯、
同じ製品を使い続けることができれば良いのですが、コンピュータそのものの寿命や世代交代などもあり、実際には長くて数年、短かければ数ヶ月のライフサイクルとなっているのが現状です
さりとて、
数ヶ月や数年毎に新製品に買い換え、操作を覚えなおしたりするのはユーザーにとってかなりの負担となりますので、前述の保守契約によって一定期間(メインストリームメンテナンス期間)は基本的に同じ製品を使い続けることが出来るような形での契約となっておりました
此度は、
その一定期間すらも満了となりますので、新しいシステムへのリプレースが必要になっています。流石に延々と古いシステムをベースに増改築を繰り返しているソフトを使い続けるのはメンテナンス費用がかさみコストアップともなりますし、正直な話をすればソフトメーカーもいつまでも古いソフトにとらわれていては新しいものを生み出せませんので、適宜置き換えを要求してくるという流れになっています
延長保証期間が、
十分に残っているならば延長保証期間終了までに、リプレースを計画的に行っていけばよいでしょう。すでに延長保証期間も終わろうとしているならば、早急にリプレース計画を立て対応していきましょう
回答者 | 回答 | 受取 | ベストアンサー | 回答時間 | |
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1 | gp334437g4723k87 | 126回 | 104回 | 20回 | 2010-08-30 19:22:17 |
2 | monyo | 146回 | 134回 | 18回 | 2010-08-31 08:03:17 |
3 | hanako393 | 1142回 | 981回 | 87回 | 2010-09-04 23:52:36 |
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