「発電されてあまった電気は捨てられると」聞いたことがありますが本当でしょうか? エネルギー保存の法則の観点から説明をお願いいたします。
http://www.tepco.co.jp.cache.yimg.jp/forecast/index-j.html
http://www.tepco.co.jp/life/custom/ampere/q05-j.html
電力は電圧と電流の積で表されます。日本では電流は100Aとなっておりますので、余剰電力が発生した場合、電圧が上がることでそれをプールできます。
例えば1000Wの電力があったとしますね。この場合、電流は100A固定なので10Vで1000Wとなりますが、1100W……つまり100W電力が余ると供給される電圧は11Vとなり、これでプールできます。逆に不足900Wになると9Vとなり、供給される電圧が低下します。これが瞬間的な電圧増減による変化、と言う話になります。
送電システム上は10%の電圧増減が許されていますので、これが各家庭や企業の電気機器に流れ込んでいき、そこで消費されていく訳です。
http://www.nuketext.org/mondaiten_yousui.html
ここは私が質問意図を酌めませんでしたので申し訳なかったのですが、夜間に原子力発電所の電力が余った場合、『揚水発電所』というものでこれを蓄えておきます。
揚水発電所とは、その名が示すとおり水を揚げる機能を有したダム群という事になるのですが、高低差のある二つのダムを作っておきます。
で、夜間原発で作られた電力が余った場合、下部ダムから上部ダムへ水をくみ上げる(発電機は逆に廻せばモーターです)事によって、電力を消費・溜めておくことが出きると言うわけです。そして電力需要の大きくなる昼間に上部ダムの水を流す事で発電し、電力を供給するのですね。
ここの説明がしっかりしていてわかりやすいですよ。
実はすごい仕組みで、電力は供給されているんですね。
そこの説明が理解できませんでした。
結局、あまったエネルギーはどこへ行くのでしょうか?
非常に非効率な水力発電のようなものに回されて、より少ない電気に変ります。http://www
すみませんが、理解できませんでした。
結局、あまったエネルギーはどこへ行くのでしょうか?
>「発電されてあまった電気は捨てられると」聞いたことがありますが本当でしょうか?
本当です。
電力供給量<電力使用量となってしまうと、電線がいたるところで切れる現象が発生します。
そうなると、電線のインフラが使えなくなりますから、電気を捨てることになっても死守しなければなりません。
http://okwave.jp/qa/q1588188.html
ある程度は捨てれるのですが、すべてが捨てれるわけでもありません。
原子力発電を使ってると、出力の調整をこまめにできませんので
夜間の電気が余る傾向になります。
そのため、夜間に電気を少しでも多く使ってもらえるように、電力会社は料金プランを工夫したり
オール電化をすすめたりして対応してます。
電気を捨てるというのは、どこに捨てるのでしょうか?
エネルギー保存の法則から、エネルギーを捨てるということは不可能だと思います。
http://okwave.jp/qa/q1588188.html
このページを見ましたが、供給と消費の間で差分はない、という理解でよろしいでしょうか?
つまり私の質問が間違っていて、常に供給=消費になっているということでしょうか。
2の方のサイトに書かれています。
結論からいうと、電気エネルギーが余らないように発電します。
最初に原子力発電が一定の発電を行います。
これで足らない分は、火力発電が時間オーダーで発電量を調整します。
もっと細かい分オーダーでの変動は、水力発電で、無駄に水を流すことで調整します。
秒オーダー以下の変動は、発電機のローターの慣性で吸収しているんじゃないかと思います。
グラフで差があるように見えるのは供給能力と供給量で、供給量と消費量ではありません。常に供給量=消費量になってます。
* 常に供給量=消費量 となっている。
なるほどなるほど。
つまり私の質問が間違っているということですね。
ようやく理解できました。
供給=消費
原発を造るときは、夜間に余った電気を捨てるため?に、必ず「揚水発電所」をセットで造ります。
そのページの説明は正しくないと思います。
「発電する電力より水のくみ上げに消費する電力のほうが多いという奇妙な「発電所」で、実態は夜間に行き場の無くなった原発の電気を捨てるための装置に過ぎないと言われています。」
電気を捨てるだけなら、揚水発電所は必要ないと思います。
揚水発電所の役割は、電池ですよね?
電池の入力と出力でロスが生じるのは別に奇妙だと思いません。
すみませんが私の質問はエネルギー(カロリー)の差分についての話です。電流電圧については聞いていません。
エネルギーの差分の一部が揚水発電で位置エネルギーに変換されるのは理解できましたが、あとの差分はどこへ行くのでしょうか?