ウエブデザイナーさんに質問です。
現在、illustratorやPhotoshopを使ってWEB用の画像加工を行なってますが、ホームページビルダーのウエブアートデザイナーに比べると何もかも手間がかかります。
Adobe製品を使わないとできないような複雑な加工は別として、どっちでも見かけ上変わらないような簡単な画像であればウエブアートデザイナーでもいいように思えますが、何かデメリットなどありますか?(ただし私はデザイナーではないので、プロの方にはわかる微妙な違いには気づいてないだけかもしれないことを付け加えておきます。)
プロの方が現場でホームページビルダーなど使わないことは理解してるのですが、そこに明確な理由はあるのでしょうか?理由を添えてご回答下さい。
以上、よろしくお願いします。
ホームページビルダーというソフトは、家庭向けの製品です。プロ向けのスタジオ製品から家庭向けの機能を切り出して使いやすくアレンジしたものです。だから、個人が使うにはとても使いやすくて多機能な製品だと思います。
ホームページビルダーはもともとはIBM社の製品です。IBM社はプロ向けにWebSphereという製品を提供していて、家庭向けの機能を使いやすくホームページビルダーで提供していました。
IBMのホームページや、JALのホームページは、IBMのプロ向け製品を使用していると思われます。プロ向けの製品ではデータベースとの連携や細かなセキュリティコントロールが組み込まれています。ウェブページを見せるだけではなく、入力を受け付けたり、双方向のやりとりを重視した構成になっています。
プロ向け製品では、大勢のチームメンバーが作業することが前提になっています。バージョン管理やデバッグの仕組みも必須です。担当者が病欠したり退職しても作業に支障が出てはいけません。また、設計書やテスト仕様書が綿密に作成されて、テストされます。更新が多いデータは必ず別のデータベースやテーブル、ファイルに持ちます。プログラムはそのままで各国語の表示に対応させる場合もあります。
つまり、プロの環境では、Adobe社の製品で部品をそれぞれのデザイナーが作成し、ウェブページに載せるときにはプロ向けのスタジオに乗せるというウェブページの作り方をしているのです。
私は個人がウェブページを作成されるならば、ホームページビルダーを便利に使うのがベストだと思います。
ベストアンサーありがとうございます。
2012/06/16 14:17:18運営している個人のサイトの中身で勝負して、個人のサイトを効率よく運営するならば、ホームページビルダー、スキルを磨いてデザインを楽しむならばAdobe製品、という使い分けが良いでしょう。
もちろんプロを目指しておられるならば、Adobe製品のスキルは強力な武器です。
なるほど。僕もそういう使い分けでやっていこうと思います。重ねてご回答ありがとうございました。
2012/06/21 11:56:54