世の中にある学問分野、または情報にはどのような大-中-小分類があり、それぞれがどのように繋がりを持っているか、可視化することに興味があります。

例: 経営学-ファイナンス、情報科学-プログラミング-Java など

また、その分野間の繋がりの太さが、国ごとの宗教的、文化的背景から異なっていることを比較したいと考えています。
例: イスラム教圏では、法律と宗教がより密接に関わる など

漠然とした課題設定で恐縮ですが、上記を受けて、下記がみなさまへのご質問です。
1. 日本国内、日本語でそういった学問、情報を索引化したものの例はどのようなものがあり、中でも一般的に使われている標準はあるでしょうか
2. そういった情報を、世界各国で比較をしたような研究例はありますでしょうか

ネットでは、Wikipediaがひとつの索引例と思います。また、公立図書館や書店のもつ書籍分類は、何か元となる標準があるのではとも想像します。
このあたり、明るい方がいらっしゃったら、ぜひお願いいたします。

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  • 終了:2013/04/06 21:51:53

ベストアンサー

id:adlib No.2

回答回数3162ベストアンサー獲得回数243

 
【序】 森羅万象 ~ 目次・目録・索引は、本文にまさる ~
 
…… 日本十進分類法とは日本で使われている図書分類法。略称はNDC
(Nippon Decimal Classification)。1929年に森清が発行したものから
始まり、現在では日本図書館協会が引き継いでいる。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C6%FC%CB%DC%BD%BD%BF%CA%CA%AC%CE%E0%CB%A1
 
http://booklog.jp/users/awalibrary/front/jm=&cate=&dm=mku
 百億冊のコード ASIN/ISBN どんな法則で“欠番”が散在しますか?
http://q.hatena.ne.jp/1247144737 (20090709)
 |
 コンピューターやネット以前の試行錯誤にもとづく「図書分類法」は、
すでに役割を終えました。アマゾンは100億冊のコードを想定して、
グーグルは、人類史上すべての書籍を電子化する、と豪語しています。
 
【破】 紙本論 ~ 神々は、紙々に宿った ~
 
…… 孔子の説話を伝える《春秋》を、盲目の左丘明が魯国の暦に従っ
て、年代順に並べなおしたのが《春秋左氏伝》である。これをもとに
司馬遷が「列伝・世家・年表」の形式による《史記》を完成した。
 |
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/5779405.html (No.5 20100326)
 白髪三千丈の虚実 ~ 文明起源と建国紀元と逆算暦元 ~
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B2%E8%A8%98
 
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4003362411
── ディドロ&ダランベール/桑原 武夫・訳編
《百科全書 ~ 序論および代表項目 19710616-19950717 岩波文庫》
http://d.hatena.ne.jp/adlib/17510701 百科全書刊行
 |
…… ルイ15世の寵妃ポンパドゥール夫人のサロンでは、いつも難しい
質問が用意され、困った表情の客人たちに向って、彼女はこう叫ぶので
す。「その回答は、すべて《百科全書》に載っておりますわ!」
http://q.hatena.ne.jp/1084534349#a93089 (No.23 20040517)
 
…… Ⅰ 歴史のかたち Ⅱ 文明の生誕 Ⅲ 文明の成長 Ⅳ 文明の衰弱 
Ⅴ 文明の解体 Ⅵ 世界国家 Ⅶ 世界教会 Ⅷ 英雄時代 Ⅸ 文明間の
空間的接触 Ⅹ 文明間の時間的接触 XI なぜ歴史を研究するか
 |
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4390601512
── トインビー/長谷川 松治・訳《歴史の研究 197511‥ 社会思想社》
 
【急】 さらば、紙々 ~ 脳内記憶から空中記録へ ~
 
…… 冥界にたいするヴァージルとして、ものを名づけるよろこびを、
この評論を書きながら、強く味ったと思われます。(中村 光夫)
 |
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/B000JAUJVQ
── 小林 秀雄《現代文学大系42 196505‥ 筑摩書房》
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19690320 読み返した本
 
…… キーワード索引として、正しい題名が発見できれば、英米原題を
経由して、さらに詳細な(研究者にとっても有効な)情報に到達できる。
 ただし、ネット情報にも、まだまだ誤まった情報が少なくない。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19951228 《映画100年表》解題
 
 わたしは「自分学」とか「情報美学」など、自由に命名しています。
 さらに「百科自伝」から転じて、つぎのタイトルを対比しました。
《虚々日々 Day was Day/去々日々 Day is Day 20001224 Awa Library》
 |
…… 一人称で語るには、しばしば面映いことがあり、聞いたふうな架
空の名もそらぞらしい。あるとき、太郎の前に漢字一文字を加えてみる
と、語呂もよく、それなりに意味をもたせることを思いついた。(略)
 これらを“百太郎”としてまとめれば、かつて試みた《百科自伝》の
ような形式に通じるかもしれない。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20001226 諸太郎考 ~ Taro & Tom ~
 

id:ban_shoot

序破急にわけた知のひろがりに、それぞれ興味深く拝見しました。最初の"NDC"のようなものがないか、が疑問の出発点だったので、まさにドンピシャの回答をいただいてしまいました。理解が正しいか分かりませんが、「急」にあるIndexは主観か、客観かのくだりが興味深いです。ご回答だけでなく、色々と考えるきっかけをくださり、ありがとうございました。

2013/04/06 21:51:35
id:adlib

(※)リダイレクト redirect 修訂

https://q.hatena.ne.jp/1636214056#a1278658(No.1 20211107 17:33:53)

2021/11/07 17:41:59

その他の回答1件)

id:gtore No.1

回答回数2481ベストアンサー獲得回数437

日本国内、日本語でそういった学問、情報を索引化したものの例

たとえば、こうしたものでしょうか。
http://www.mext.go.jp/component/b_menu/other/__icsFiles/afieldfile/2010/12/21/1300377_4.pdf

id:ban_shoot

ご回答ありがとうございます。

まさに求めていたものの一つです。文科省で学科系統分類表、というものを持っているんですね。個人的には高専の系統表が初見で、興味深かったです。他国でもそういった系統があるか探してみます。

2013/04/06 21:40:55
id:adlib No.2

回答回数3162ベストアンサー獲得回数243ここでベストアンサー

 
【序】 森羅万象 ~ 目次・目録・索引は、本文にまさる ~
 
…… 日本十進分類法とは日本で使われている図書分類法。略称はNDC
(Nippon Decimal Classification)。1929年に森清が発行したものから
始まり、現在では日本図書館協会が引き継いでいる。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C6%FC%CB%DC%BD%BD%BF%CA%CA%AC%CE%E0%CB%A1
 
http://booklog.jp/users/awalibrary/front/jm=&cate=&dm=mku
 百億冊のコード ASIN/ISBN どんな法則で“欠番”が散在しますか?
http://q.hatena.ne.jp/1247144737 (20090709)
 |
 コンピューターやネット以前の試行錯誤にもとづく「図書分類法」は、
すでに役割を終えました。アマゾンは100億冊のコードを想定して、
グーグルは、人類史上すべての書籍を電子化する、と豪語しています。
 
【破】 紙本論 ~ 神々は、紙々に宿った ~
 
…… 孔子の説話を伝える《春秋》を、盲目の左丘明が魯国の暦に従っ
て、年代順に並べなおしたのが《春秋左氏伝》である。これをもとに
司馬遷が「列伝・世家・年表」の形式による《史記》を完成した。
 |
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/5779405.html (No.5 20100326)
 白髪三千丈の虚実 ~ 文明起源と建国紀元と逆算暦元 ~
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B2%E8%A8%98
 
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4003362411
── ディドロ&ダランベール/桑原 武夫・訳編
《百科全書 ~ 序論および代表項目 19710616-19950717 岩波文庫》
http://d.hatena.ne.jp/adlib/17510701 百科全書刊行
 |
…… ルイ15世の寵妃ポンパドゥール夫人のサロンでは、いつも難しい
質問が用意され、困った表情の客人たちに向って、彼女はこう叫ぶので
す。「その回答は、すべて《百科全書》に載っておりますわ!」
http://q.hatena.ne.jp/1084534349#a93089 (No.23 20040517)
 
…… Ⅰ 歴史のかたち Ⅱ 文明の生誕 Ⅲ 文明の成長 Ⅳ 文明の衰弱 
Ⅴ 文明の解体 Ⅵ 世界国家 Ⅶ 世界教会 Ⅷ 英雄時代 Ⅸ 文明間の
空間的接触 Ⅹ 文明間の時間的接触 XI なぜ歴史を研究するか
 |
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4390601512
── トインビー/長谷川 松治・訳《歴史の研究 197511‥ 社会思想社》
 
【急】 さらば、紙々 ~ 脳内記憶から空中記録へ ~
 
…… 冥界にたいするヴァージルとして、ものを名づけるよろこびを、
この評論を書きながら、強く味ったと思われます。(中村 光夫)
 |
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/B000JAUJVQ
── 小林 秀雄《現代文学大系42 196505‥ 筑摩書房》
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19690320 読み返した本
 
…… キーワード索引として、正しい題名が発見できれば、英米原題を
経由して、さらに詳細な(研究者にとっても有効な)情報に到達できる。
 ただし、ネット情報にも、まだまだ誤まった情報が少なくない。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19951228 《映画100年表》解題
 
 わたしは「自分学」とか「情報美学」など、自由に命名しています。
 さらに「百科自伝」から転じて、つぎのタイトルを対比しました。
《虚々日々 Day was Day/去々日々 Day is Day 20001224 Awa Library》
 |
…… 一人称で語るには、しばしば面映いことがあり、聞いたふうな架
空の名もそらぞらしい。あるとき、太郎の前に漢字一文字を加えてみる
と、語呂もよく、それなりに意味をもたせることを思いついた。(略)
 これらを“百太郎”としてまとめれば、かつて試みた《百科自伝》の
ような形式に通じるかもしれない。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20001226 諸太郎考 ~ Taro & Tom ~
 

id:ban_shoot

序破急にわけた知のひろがりに、それぞれ興味深く拝見しました。最初の"NDC"のようなものがないか、が疑問の出発点だったので、まさにドンピシャの回答をいただいてしまいました。理解が正しいか分かりませんが、「急」にあるIndexは主観か、客観かのくだりが興味深いです。ご回答だけでなく、色々と考えるきっかけをくださり、ありがとうございました。

2013/04/06 21:51:35
id:adlib

(※)リダイレクト redirect 修訂

https://q.hatena.ne.jp/1636214056#a1278658(No.1 20211107 17:33:53)

2021/11/07 17:41:59
  • id:miharaseihyou
    詳細に分類しようとすればするほど系統樹が事例毎に独立してしまう傾向があり、大雑把な分類でさえ錯綜している。
    可視化は不可能に近いが、一つの事例を中心にした情報のモールとでもいうべき複合体を設定することはできる。
    問題はあまりにも数が多すぎることかな。
  • id:ban_shoot
    仰る通りツリー型の情報整理は限界があり、弊害がある(学際系を阻む)ものの、タグ付けやネットワーク的な分類は、シーンにもよりますが利用しやすさを欠くので課題を感じます。「何かひとつを中心に引かれた複合体」が、まさにgoogleの検索等に近いですよね。コメントありがとうございます。

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