レンズ付きフィルムISO400における限界値を下記のようにご教授頂いたのですが、
>照明された物体の分解能を計算するアッベの式があり460nm(太陽光)でのアッベの限界式は次のようになる。
θ=174.8/D
コントラストやレンズ収差などを加味しこの1.6~3.3倍の係数を掛ける。
http://www.hikari-magic.com/hikari/step1/07.html、
フジカラーPRO 400Hはコントラスト1000:1で125本/mmの解像力であり、
35ミリ・フィルムのサイズで計算すると、24×36mm=24×125×36×125=1350万画素
一方、レンズの分解能ですが、焦点距離32ミリのレンズの場合、35ミリ上での画角は68度×59度 http://www.cmehappy.jp/articles/angleofview.html
アッベの式に1.6の係数を掛けると、分解能の限界は約90秒となります。これを画角に当てはめると、限界画素数は
68×60×60÷90×59×60×60÷90=642万画素
ここで掛けられた係数は3.3ではなく1.6ですが、最小倍数に近い方が限界画素数が導かれるという事でしょうか?またこの式は理論上の限界値を求めるのに正しいでしょうか?
拝見しておりますが、
レンズ付きフィルムISO400における限界値を求めるとすれば、フィルムの限界が先に来るでしょう。
http://fujifilm.jp/support/filmandcamera/download/pack/pdf/datasheet/ff_pro400h_001.pdf
によれば、
1000:1で125本/mm
となっていますが、これはフィルム上の話であって、それをプリントすれば更に解像度は下がります。
また、白い紙に黒い文字を書いても、コントラストは16:1程度です。
1.6:1では50本/mmとなっており、16:1のコントラストであっても、プリントすれば50本/mm程度になると思われます。
この50本/mmは、私が最初に仮定した0.02mmと一致しています。
ISO=400 のフィルム粒子の大きさを考えれば、理論上の工学的な絶対限界は無視できるレベルだと思います。
コメント(0件)