三菱東京UFJ銀行（以下本家）を騙る詐欺メールが届いたのですが、ドメインその他、ソースを見ても配信先のドメインは本家の「mufg.jp」なのです。わたしはネット関係の仕事をしているので一目見て詐欺メールと分かったのですが、ドメインまで同じだと、一般の方がアクセスする可能性は大きいと思います。本家の問合せ窓口では、こうした詐欺を防ぐ様な部門が無いと言うので、こちらに質問をさせていただきます。

迅速なご回答、ありがとうございます。
フィッシング対策協議会にアクセスしてみました。コンテンツを一覧した他、正会員、賛助会員にはネットセキュリティに関係する企業が多く有り、オブザーバーには政府諸機関もあるので、信頼できる組織であることが分かりました。

偽装メールを見破れ！　と　偽装サイトにアクセスしてみた　も興味深い記事です。後で熟読します。

今回、ここで質問をしたのは、ネット業界に身を置くわたしが三菱東京UFJ銀行の偽装メールの情報を全く耳にしていないにもかかわらず、わたし宛に偽装メールが配信されてきた、と言う点にあります。

つまり、詐欺対策をしている関係者や詐欺対策に関心のあるネットユーザーという狭く限られた範囲内で情報が流通していて、一般のネットユーザーへの啓蒙がおろそかになっているのではないか、と言う点を知りたかったのです。

三菱東京UFJ銀行の場合ですが、こうした詐欺行為を銀行のネット取引をするお客全員に告知をする部署なりシステムは無いと入っていました。自分の身は自分で守る、と言うのは大原則なのですが、情報が閉鎖的な範囲で流通をしているだけだと、守る為の知識も得にくくなるのでは、と思います。

わたし自身も、趣味その他でブログやWebSiteを幾つか運営していて、PVも数十万/月あるので、こうした詐欺行為を防ぐための情報をヘッダーやサイドバーなどの目立つ一に表示させるだけでも、多少の防止効果は得られると思うのです。

ネットというのは、情報の流通、共有が早く激しいのですが、それは皆が求める情報に限った話であって、詐欺行為の防止、と言う様な「どうしても伝えたい情報」と言うのが早く激しく流通するわけでは無いのです。

ちょっと長くなりました。

なるほど。以前から、類似の詐欺メールが往来しているのですね。わたしは三菱東京UFJ銀行の口座を持ったことは無いのですが、同名の投資信託銀行には口座を持っているので、デザインが本物を完全にコピーしてあったら、迂闊にクリックをした可能性があります。三菱東京UFJ銀行のお客には銀行からの渓谷啓蒙がある様ですが、お客でないと容易に情報がつたわらないのですね。