関連書籍、サイトも紹介してください。
愛情乞食に注意|3秒でやる気スイッチをオンにして現状を思い通りに変える方法
「認められたい」の正体 ― 承認不安の時代 (講談社現代新書)
こちらは参考になるでしょうか。
●“他人から愛されたい・傷つけられたくない自己防衛”による対人恐怖:フロイトの対象喪失と喪の仕事 カウンセリングルーム:Es Discovery/ウェブリブログ
『他人からより良く愛されたい・認められたい・尊重されて理解されたいという承認欲求の過剰』があり、その自己愛的な承認欲求が『絶対に他人から拒絶されたくない・嫌われたくないという非現実的な完全主義思考(一切の不確実性やリスクを排除して人と理想的な付き合いがしたいという思考)』と結びついてしまう
http://charm.at.webry.info/201108/article_7.html
●承認欲求コラム②~マズロー・欲求の5段階~
人は集団に所属したり、他者に好かれたい欲求を持っています。
http://www.direct-commu.com/colums/mental/mental_011_02_shonin.html
人より好かれる人は確かにいます。
ただし全ての人から好かれる人はいません。
あの人好きという人が増えるのに比例して、あの人は八方美人で不快と思う人が出てきます。
http://liked-disliked.com/illu/
また、こういった人は女性に圧倒的に多いですが、それは男性は腕力によって敵とみなした者を排除する術を持っていますが、女性にはそれができずらい事と古来より男性は狩りなど外に出て行きますが、女性は集落の中でコミュニティを作って争いごとを避けて生活してきたためそう言った習性を得たとも言われています。
もう一方で異性に対して好かれる事によって良質な遺伝子を残す事にも関係しているとも考えられます。
マズローの欲求(承認欲求)については良い回答が既出ですので、
もうちょっと身近な部分を掘り下げて書きます。
他人から好かれたいだけなら良いのですが、他人から好かれないと
気が済まないというその心理について、早稲田大学教授の加藤諦三が
「嫌われたくない症候群」と称して、著書の中で原因をこう述べています。
ボールビー(※ジョン・ボウルビィ、英国の精神科医、精神分析家)は
母性的保護を失った子どもを観察して、彼らは愛を求めることにおいて
対象無差別であると述べている。だれからでも愛されたい。
嫌われても良いと思う人は、小さいころ安定した親子関係がある人である。
…(中略)
他人のなかにいると愛情飢餓感の強い子は「いい子」になる。
子どもは本来、わがままである。
親しい人に囲まれてリラックスしていればそのわがままがでる。
他人のなかにいると、そのわがままを抑えて「いい子」になる。
つまり「嫌われたくない症候群」の人たちには親しい人がいない。
周りにいたのは冷たい他人。
彼らは子供の頃から他人のなかにいて、心理的に消耗している。
だれにでも「いい顔」をしてしまう人 嫌われたくない症候群 (PHP新書)
つまり嫌われるのが怖い人は、愛を求めている。
本の中でも克服方について書かれていて、「嫌われてもいいじゃない!
『いい顔』をやめたら、人生はラクになり、本当の味方が見えてくる』と
宣伝されており、これはフロイトやユングと並ぶ「心理学の三大巨頭」の一人
アドラーの「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という
考えにもつながるので、こういう本も出ています。:
アドラー心理学では、対人関係上の問題に焦点があてられ、
これらは、自らの資源(Resource)や使える力(Personal Strength)を
うまく工夫すれば、解決できるライフタスクであると考えていました。:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%BC%E5%BF%83%E7%90%86%E5%AD%A6
そして、解決法として、「共同体感覚」を持ち、
「自己受容」「他者信頼」「他者貢献」の重要性について述べました。
もし、他人から好かれたいという心理の根底に、幼少時の疎外感などから、
他人から嫌われたくない・他人から認められたい・愛されていたいという
愛情飢餓感があるのが原因としても、疎外感のない「共同体感覚」を持ち、
「自己受容」「他者信頼」「他者貢献」の考えのもとに、自己を受け入れ、
自分や他人を信頼して、八方美人になるよりも自分が本当にしたいことを
することの方が、他人の顔色を伺って何もできないことよりも
深い信頼につながり、結局は自分のためにも他人のためにも良いのだと
自覚を持たれると良いと思います。
また、他人も自分も親も、人間は元々完璧ではないので、もし小さい頃に
「いい子」でなくてはならないような不幸な状況があったとしても、
過去にこだわらずに、「今」何ができるか、
何を改善できるかを考えれば、解決法が見えてきます。
「嫌われたくない症候群」を実際に克服した日本人の方が、
個人的経験から克服法について書かれたサイトもあります。:
http://www.taijinkyoufu.net/nayami/kirawaretakunai.htm
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