匿名質問者

第一次キャメロン内閣の閣僚の「レディ・ワルジさん」を、Wikipediaで調べたら、

On 2 July 2007, Warsi was appointed Shadow Minister for Community Cohesion. Enabling her to fulfil this post, she was created a Life Peer as Baroness Warsi, of Dewsbury in the County of West Yorkshire, on 11 October 2007 and was introduced in the House of Lords on 15 October 2007. On joining the House of Lords, she became its youngest member.

主要閣僚という立場ではありませんが、彼女は、貴族に任命されたということです。Baronですと(Baroness)ですと、サッチャー女史と匹敵すると思います。首相のキャメロンや主要閣僚は、外務大臣、大蔵大臣は、終身貴族になっていませんが(現時点では庶民院議員の地位がありますし)、彼らも、現役引退すれば終身男爵になるということなんでしょうか。序列を気にすると、そういうことになります。序列を考えると、主要閣僚経験者なら、「当然、男爵以上になるべき」というふうになりそうですから。この「序列」を気にするのは日本的過ぎるかもしれませんが。
(なお、今は、終身上院議員にするには、終身貴族の男爵しかありえない、ので、「男爵以上」といっても、男爵しかありえませんが…)

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  • 終了:2015/05/23 21:35:05

回答1件)

匿名回答1号 No.1

wikipedia:貴族院 (イギリス)

1999年にはブレア政権によって貴族院法(英語版)が制定され、世襲貴族の議席は92議席を残して削除された。以降の貴族院は一代貴族が中心となっている[45]。そのためこれ以降の貴族院は身分制議会というより任命制議会に近くなっている[46]。また世襲貴族の多くが去ったことで貴族院の半永久的な保守党多数状態は終わり、以降の貴族院の勢力図は保革伯仲化し、中立派(クロスベンチャー)(英語版)が重要な存在となった(貴族院の中立性)[47]。中立派の一代貴族は退職公務員、学者、経済人、作家、労働組合幹部、芸術・科学の第一人者などから貴族院任命委員会(英語版)が推薦して叙爵するのが一般的であるため、優れた専門性を有しているとされる(貴族院の専門性)[48]。

匿名質問者

ありがとうございました。

一般の政治家が、終身の貴族院議員になるのは大変だと思うのですが、
彼女はわりと早くなったのですね。結果的には、。。

2015/05/16 23:33:27
匿名回答1号

とりあえず、レディ・ワルジという誤訳の通称ではなく、
サイーダ・ワルシという本名で検索すれば、
日本語でもそこそこの情報が拾えますよ。

2007年当時は
http://royal.khaotic.info/news/20071011p1.htm
> (野党)保守党「影の内閣」“コミュニティの結束”担当閣外相

http://en.wikipedia.org/wiki/Sayeeda_Warsi,_Baroness_Warsi
The Baroness Warsi (2007–10)
The Rt Hon The Baroness Warsi PC (2010- )
(PC:Privy Councilwikipedia:枢密院 (イギリス)

キャメロン政権の誕生は2010年。2007年当時は野党です。
wikipedia:イギリスの歴代内閣

英語記事の前の段落から、
初出馬の2005年の選挙で落選したという事実も拾えますので、
大臣に就任するために貴族院資格を、と解釈するのが妥当でしょう。

2015/05/17 03:10:48
匿名質問者

質問者から

匿名質問者2015/05/17 06:30:29

(補足です)

彼女は、庶民院議員に立候補する資格を放棄したということでしょうか。政治家としてのメリットは、どうなんだろうか、と思いました。

閣僚を辞任すると同時に、男爵位を返上するのなら、わかりますけれど。

Enabling her to fulfil this post, というのが、実はわかりませんでした。彼女は、庶民院議員の資格がないので(落選したから? あるいは、もともと政治家志望ではないから)、議員ではないのに、閣僚になるため、貴族院議員に任命されたということなんでしょうか。

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