部屋の反響を増やすためには、壁に何を貼ればよいでしょうか。


私の部屋は、レッスン等をする為に、防音工事が施してありますが、他の防音室と同じく、反響音がほぼ発生しません。

しかし私の楽器は、反響音がある場所(ホール等)で演奏する事が前提ですので、その様な部屋では、レッスンは困難です。その為、レッスンは、吹き抜けになっていて豊かな反響がある玄関で行うという、ミもフタもない状態になっております。

そこで、部屋の反響を増やすために「音響パネル」の類の製品について調べてみましたが、木材を貼り合わせただけの物だったり、単なるパーティョンのような物しかありません。しかも、それらはどれも高価ですし、余りにも空間を専有しすぎます。

ですので、ホームセンター等で資材を買ってきて、部屋の壁に張り巡らせ、反響音を作りたいと思います。

しかし、どんな物質で、どんな形状の物が良いのかわかりません。この点について、科学的なご教示を願います。

求めている環境は、10~15,000Hz位の音が、できるだけ豊かに、かつ長く反響してくれる部屋です。

尚、イコライザで調整しますので、帯域別の反響率の違いは、極端でない限り問いません。

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  • 終了:2015/08/10 05:07:43
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ベストアンサー

id:miharaseihyou No.1

回答回数5227ベストアンサー獲得回数719

ポイント250pt

最良なのは無垢の木材です。
合板は低音が響きすぎると思う。
コンサートホールなどと同じ考え方になります。
安くてホームセンターにも売ってて加工しやすいのはヒノキだけど、軟らかすぎるかもしれません。
全面に貼り付けするには部屋が狭すぎると思う。
構造材ではないので貼り付けるだけで充分だけど、全体の設計で響きが変わってくる。
試行錯誤するしかないと思います。

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id:miharaseihyou

木材の音響特性は、その板を叩いてみれば分かります。
叩いて出てくる音に近い響きが反射されます。
ウオールナットはうちの近くの小ホールで使ってた。
ヒノキは歌舞伎舞台とか高座などに使われていますね。
小さな板を多数張りつけるのは、もの凄く手間が掛かりますが、その方がベターだと思います。

こういう場所で一番に避けるべきなのがハウリングです。
広くて平行な面で反射が均一ならハウリングしやすい。
たくさん色々あるのなら、すき間に小さな板を張れば反射板の代わりになると思います。
逆に市販の音響ボードなどは広すぎて使いにくいでしょう。
面積が広ければハウリングを避けるためにかなりの厚さが必要になりますが、小さな板ならそれほど分厚くなくても大丈夫だと思う。
健闘を祈ります。

2015/08/05 19:57:41
id:akkeyyyy

> 木材の音響特性は、その板を叩いてみれば分かります。
> 叩いて出てくる音に近い響きが反射されます。

マジですか!! それは凄い情報です。

> 広くて平行な面で反射が均一ならハウリングしやすい。

へー、音ってそんなに、何というか……「厳密なもの」なんですね。音響学の授業で、先生が “存在する全てのホールの一つ一つは、それを設計した音響技術者による、巨大な実験の結果である” 旨をおっしゃっていたので、そこから何となく、「音響は やってみなけりゃ わからない」のような感覚になっていました。

> 面積が広ければハウリングを避けるためにかなりの厚さが必要になりますが、小さな板ならそれほど分厚くなくても大丈夫だと思う。

正直この部分は、理解するには、私の素養が不足しすぎています。「そういうものだ」という風に、頭に入れたいと思います。いつか理解できる時が来ると良いのですが。

大変有難うございました。

2015/08/06 20:09:27

その他の回答1件)

id:miharaseihyou No.1

回答回数5227ベストアンサー獲得回数719ここでベストアンサー

ポイント250pt

最良なのは無垢の木材です。
合板は低音が響きすぎると思う。
コンサートホールなどと同じ考え方になります。
安くてホームセンターにも売ってて加工しやすいのはヒノキだけど、軟らかすぎるかもしれません。
全面に貼り付けするには部屋が狭すぎると思う。
構造材ではないので貼り付けるだけで充分だけど、全体の設計で響きが変わってくる。
試行錯誤するしかないと思います。

他1件のコメントを見る
id:miharaseihyou

木材の音響特性は、その板を叩いてみれば分かります。
叩いて出てくる音に近い響きが反射されます。
ウオールナットはうちの近くの小ホールで使ってた。
ヒノキは歌舞伎舞台とか高座などに使われていますね。
小さな板を多数張りつけるのは、もの凄く手間が掛かりますが、その方がベターだと思います。

こういう場所で一番に避けるべきなのがハウリングです。
広くて平行な面で反射が均一ならハウリングしやすい。
たくさん色々あるのなら、すき間に小さな板を張れば反射板の代わりになると思います。
逆に市販の音響ボードなどは広すぎて使いにくいでしょう。
面積が広ければハウリングを避けるためにかなりの厚さが必要になりますが、小さな板ならそれほど分厚くなくても大丈夫だと思う。
健闘を祈ります。

2015/08/05 19:57:41
id:akkeyyyy

> 木材の音響特性は、その板を叩いてみれば分かります。
> 叩いて出てくる音に近い響きが反射されます。

マジですか!! それは凄い情報です。

> 広くて平行な面で反射が均一ならハウリングしやすい。

へー、音ってそんなに、何というか……「厳密なもの」なんですね。音響学の授業で、先生が “存在する全てのホールの一つ一つは、それを設計した音響技術者による、巨大な実験の結果である” 旨をおっしゃっていたので、そこから何となく、「音響は やってみなけりゃ わからない」のような感覚になっていました。

> 面積が広ければハウリングを避けるためにかなりの厚さが必要になりますが、小さな板ならそれほど分厚くなくても大丈夫だと思う。

正直この部分は、理解するには、私の素養が不足しすぎています。「そういうものだ」という風に、頭に入れたいと思います。いつか理解できる時が来ると良いのですが。

大変有難うございました。

2015/08/06 20:09:27
id:don_tacos No.2

回答回数12ベストアンサー獲得回数2

ポイント50pt

普通にマイクでとってディレイ通すのが早いと思う。演奏の幅も広がるし。
エレキギター用のだけど。
https://www.youtube.com/watch?v=aMGBCDJs_rg

id:akkeyyyy

ニャンざぶろう (id:karuishi) 様、

miharaseihyou (id:miharaseihyou) 様、

なぽりん (id:NAPORIN) 様、

Mad-Tanuki (id:Mad-Tanuki) 様、

don_tacos (id:don_tacos) 様、

charliecgo (id:charliecgo) 様、

色々なご助言を頂戴し、ありがたく存じております。

本日のお昼に質問が自動終了となりますので、その前に、現時点で役立ったご回答に優先的にポイントを配分し、終了させます。後日、これに関して一歩進んだ質問を立てたり、このページで詰めておくべきことは、このページに、自分へのメモも兼ねて書き込んでおきたいと思います。また、このページヘのさらなる書き込みを頂戴した時には、スターでお礼に代えさせていただければと存じます(充分な動機にはならないでしょうか?)

このような一括処理のような結果になったことの失礼につき、心よりお詫び申し上げます。今後ともよろしくお願い申し上げます。

  • id:karuishi
    楽器の練習だったら楽器練習用のボックスとかのほうが適してるかなあ
    考え方を変えて楽器の音をマイクで音を拾ってフィードバックするとかどうかな。
  • id:karuishi
    安易なアルミパネルやガルバリウム鋼板とかの反射板で満足できる範囲なら良いのですが
    本格的に残響室作るのでしたらテンションワイア入りのモルタルボードとかになり
    ほとんど建築資材ですね。農地の掘っ立てならともかくも屋内での施工は無理かな。
    (温室ボイラなどの風囲いとかに使うのでホームセンターにも売ってると思いますが)
  • id:akkeyyyy
    ニャンざぶろう様 (id:karuishi 様)、いつもありがとうございます。

    > 音を拾ってフィードバック

    これも相当考えたのですが、多分、アンプリファイなしのステージ上でのパフォーマンスとは、かなり感覚が違うのではないかなあと勝手に推測して、この質問の時点では、次善の策として外している次第です。

    しかし、かなり実際の反響に近い音が得られるということを体験した、という方がいらっしゃれば、これが最も容易で安価ではあるでしょうねぇ。

    > 安易[安価の意?]なアルミパネルやガルバリウム鋼板とか[…]で満足できる範囲なら良いのですが
    > 本格的に残響室作るのでしたらテンションワイア入りのモルタルボードとかになり
    > ほとんど建築資材ですね。農地の掘っ立てならともかくも屋内での施工は無理かな。

    「ガルバリウム鋼板」と「テンションワイアー・モルタルボード」について調べてみたのですが、それらがどの様な理由で反響音を作るのに有利なのか、判りませんでした(私、思い切り文系ですので)。

    壁に貼り付ける場合の素材としては、

    1)アルミ・パネル
    2)ガルバリウム鋼板
    3)テンションワイアー(入りの)・モルタル・ボード

    が代表的、という事でよろしいのでしょうか?
  • id:Mad-Tanuki
    適当に硬めで、安い板を設置してみて
    それで何が不満なのかを確認してから改めて質問してみるのが
    実は早いかもしれない・・・
  • id:miharaseihyou
    最良なのはウオールナットとかになるから、予算が凄いことになります。
    小さなホールで(と言っての何百人も入る)ウオールナットで内装したホールを知っているけど、クラシックには最高です。
  • id:NAPORIN
    最初のサンプリングと同じ意見。
    光の反射と同じと考えていただければわかるとおもうのですが、玄関より狭い4面鏡のへやをつくったら乱反射ばかりがおこってすべて混ざって騒音になります。1面だけ姿見を設置するならきれいにうつるとおもうでしょうが光の速さは380m/秒もあるので2メートル離れた場所の壁の遅延などホールの遅れとは比べものになりませんね
    サンプリングして多重遅延フィードバックをさせてそのイヤホンをつけたほうがまだ反響らしくなるとおもいます。
  • id:NAPORIN
    あとホールで鳴らす音を防音しない部屋で鳴らすとたぶん演奏者の鼓膜はすぐダメになるとおもう。
  • id:gm91
    工事する費用でスタジオ借りた方がよさそう。
  • id:akkeyyyy
    To: ニャンざぶろう様 (id:karuishi 様)

    こんにちは。

    さっそく、それら3素材(アルミパネル、ガルバリウム鋼板、テンションワイアーモルタルボード。ただし、下に述べるとおり、結果的には、違う素材についても調べる次第となりました)について、自宅に近いホームセンターに問い合わせてみました(ちなみにそのホームセンターは、巨大であるのに加えて、各部門ごとに「その道のプロ」が配置されているので有名で、今回も、板材担当の方が、スラスラとお答え下さいました)。

    なお、3素材のいずれについても、四角形に切るだけなら、安価に、誤差±0.5mm以下でできるそうです。磨いたりアールをつけたりは、機械を貸すから自分でやれ、との事。顧客用の作業部屋があるので、そこで自分でやることになります。

    まずアルミパネルについてですが、それに近い規格品だと、厚さが1mm以下であるため、ペラペラで、音を反射しないのではないか、との事。それに代わる規格品としては「アルミ複合板」(-ばん)というのがあるそうです。それは3層になっていて、1mm強の厚さの「かためのスポンジ」の層を、両側から、各1mm弱の厚さのアルミ板で挟んだものだそうです。厚さの合計は3mm。90cm×180cmで2,700円との事。

    次にガルバリウム鋼板ですが、これには「波板」(なみいた)と「平板」(ひらいた)の2種類があるとの事(「ガルバリウム鋼板(の)波板」等と呼ぶそうです)。波板は文字通り波をうったような形状になっていて、平板は普通の板の形状。前者・後者とも、次の特徴があるそうです。(1)薄いので、通常はハサミで切って加工する。(2)表面は、光沢があり(ただしザラザラなので、鏡のように像を反射する事はできない)、銀色。(3)よく、壁材として使われる(……まあ、こうして報告申し上げるまでもなく、ニャンざぶろう様は、よくご存知でしょうね。ま、私のメモも兼ねて、ということで、以下書き連ねます)。規格と値段は、波板の方は、60cm×90cmで、厚さは0.27mm(薄っ!)。これが629円。そして平板は、90cm×90cmで、厚さは同じく0.27mm、値段は1,000円強。

    最後にテンションワイアーモルタルボードですが……、なぜか、問い合わせの時に書いたメモがありません。そして代わりに、「(いわゆる)集成材」について色々と書き残してあります。ので、おそらく、そのホームセンターでも取り扱いがないとか、あるいは、集成材でもあまり変わらないのではないかとのご意見があったとか、そのような理由で、こちらについて訊いたのかもしれません。

    ですので、一応、集成材について書きます。集成材には、多くの、次の規格があるとのこと。幅は25・30・40・45cm、奥行きは90・180cm、厚さは18・15mm。このうち、最も一般的なサイズは90cm×180cmで厚さ18mmの物だそうで、その値段は3,000円+消費税だそうです。

    で、もう一つの材料を思いついて、それについても訊いてみました。鏡です。「光をはね返すのだから、音だってもしかしたら……」という阿呆丸出しの質問をしてしまった次第ですが、これが結構良さそうなのです(ホームセンターの方がそうおっしゃっていたのではなく、私が今メモを読み返していたら、いいかも、と思っただけですが)。というのも、分厚いのです。規格としては4種類があり、全て厚さは5mmです。これ、もしかすると良いんじゃないでしょうか? 鏡って、重たいし、しならないですよね(あるいは、枠のせいか?)。また、どれも安いです。難点としては、鏡を張り巡らせた部屋って、バレエのスタジオじゃないとすれば、何というか……(笑)、というのと、あと夜、怖そう(笑)。ま、とりあえず、それら4種類の規格についても記しておきます。厚さは全て5mmで、全ての長さの単位もmmです。なお、これを木材と同じく切断していただけるのかは、確認していません。(1)254×356、1,124円。(2)305×406、1,315円。(3)356×457、1,600円。(4)457×610、2,400円、です。

    以上、ニャンざぶろう様から頂戴したヒントに関して、電話でホームセンターの方に尋ねた結果のみではありますが、現時点では、以上をまとめとしておきます。

    今後はとりあえず、「そもそもアンプリファイやイコライジングに頼った方が良いのでは?」という疑問について考えてみたいと思います。しかし、なんだか、材料費についてだけ言えば「意外にいけるかも」、という事は判りましたし、また、電気に頼るのは色々都合がわるいこともある、という事情もございますので、このまとめが生かされる結果になれば、それが一番良いのです。しかし一方で、私は引っ越しの予定があリますので、引越し先でまた同じことをしなければならないとすれば、むしろ、ハナっから電気に頼るべきか……、という気持ちもあります。後者になりそうだなぁ……。

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