デジタル化したい物
a)辞書・事典(最大B5判/100~2,000頁)日・英・独・仏・羅・古希・ヘブライ語、他
b)ビジネス書(A4/50~300)
c)画集(B3/30~80)
d)楽譜(B3/1~100)
e)CD・DVD・Blu-rayのブックレット(B5程/4~15)
f)レシート(極小~B4/1~2)
留意点
A)個人的使用と税務等用途が混在
B)いずれも、2値・グレースケール・カラー、又はこれらの組み合わせ
B)c・d・eは廃棄不可。その他は廃棄可
C)最終的書式(2種。サイズ制限は無視OK):
C-1)オリジナル画像。永続的に保存。表示速度優先
C-2)OCRでテキスト検索可にした、テキスト系または電子書籍などの書式、ただしスタイラスペンやキーボードによる書き込みができる事。検索速度優先
質問:次の手順が想定されますが、皆様であればどのようになさいますか? 又は、陥りがちな失敗はどんな物ですか?
1)バラす(OKな物のみ)
2)スキャン(iii-1。特に、スキャナの種類)
3)C1・C2を作成
まずはポイントを絞るため、広義のご助言を願う次第です。
人に頼む「自炊代行」は著作権上いろいろとケチがつく可能性が高いです(1冊500円程度の安いものがあります)。
わたしは昭和はじめごろの本で著者が亡くなって51年経ったもので試しましたが、お金をふりこんで住所に送るだけと手軽でよかったですが、予告された日に送られる筈の納品メールが紛失。自動でメールゴミ箱に入ったわけでもないのに届かなくて、非っっ常に困りました。著作権上、元原稿は絶対に捨てる契約ですし、スキャン後のデータも複製にならないよう代行者が適切な手段で消している筈なのですが、早めに対処することでどうにか手元にデータをとり戻すことができました。
スキャナは自炊最適な高性能スキャナが(ステマになりそうですから名前を挙げませんが)有名です。ページ送りが正確で速いものです。それと裁断機も有名になりました。
でもそのスキャナや裁断機を自宅に買うと重くでかく邪魔で高いのです。
だからオフィス街にかならずあるとおもわれる自炊ブースの貸し出しをうけて自分でやるのがよいです。
ただし画集など大きいものはフラットベッドスキャナでなければうまくできるかわかりません。
自炊ブース貸し出し@名古屋をぐぐってみた - 残しておきたい雑談がある
これは名古屋の例です。
キンコーズが一番有名なチェーン店ですが、個人経営でもいろいろな特色があります。
OCRはスキャナに付属でついてきますが、スキャンがかなり高解像度でないと人の目で読めても機械は読めません。画集もあるので当然高解像度を選ばれるのだとはおもいますが気をつけてください。
それに、ゆくゆく紙に印刷したくなった時も高解像度でなければ液晶画面よりボロくてがっかりすることになります。カラーで350dpi、白黒で600dpiあればどこに出しても恥ずかしくない印刷品質のファイルです。
高解像度のものを自宅でメクリの速くサイズの小さい低解像度に変換することはフリーソフトやフォトショップでできます。
フォトショップ特有の「アクション」で、エクセルマクロのような自動プログラムをつくる方法がネットにあり、これをつかえば何ページでも自動で数分で変換してくれます。
フォトショップは月極価格で4000円/月のを自宅パソコンにレンタルしてそのあと解約すればよいです。
総じて機器はかしてくれてもOCRやフォトショップまで貸すのはソフトの利用規約違反のことが多いですが、貸してくれると謳ってないだけでやってくれる貸しオフィスがあるかも知れませんからきいてみては。
人に頼む「自炊代行」は著作権上いろいろとケチがつく可能性が高いです(1冊500円程度の安いものがあります)。
わたしは昭和はじめごろの本で著者が亡くなって51年経ったもので試しましたが、お金をふりこんで住所に送るだけと手軽でよかったですが、予告された日に送られる筈の納品メールが紛失。自動でメールゴミ箱に入ったわけでもないのに届かなくて、非っっ常に困りました。著作権上、元原稿は絶対に捨てる契約ですし、スキャン後のデータも複製にならないよう代行者が適切な手段で消している筈なのですが、早めに対処することでどうにか手元にデータをとり戻すことができました。
スキャナは自炊最適な高性能スキャナが(ステマになりそうですから名前を挙げませんが)有名です。ページ送りが正確で速いものです。それと裁断機も有名になりました。
でもそのスキャナや裁断機を自宅に買うと重くでかく邪魔で高いのです。
だからオフィス街にかならずあるとおもわれる自炊ブースの貸し出しをうけて自分でやるのがよいです。
ただし画集など大きいものはフラットベッドスキャナでなければうまくできるかわかりません。
自炊ブース貸し出し@名古屋をぐぐってみた - 残しておきたい雑談がある
これは名古屋の例です。
キンコーズが一番有名なチェーン店ですが、個人経営でもいろいろな特色があります。
OCRはスキャナに付属でついてきますが、スキャンがかなり高解像度でないと人の目で読めても機械は読めません。画集もあるので当然高解像度を選ばれるのだとはおもいますが気をつけてください。
それに、ゆくゆく紙に印刷したくなった時も高解像度でなければ液晶画面よりボロくてがっかりすることになります。カラーで350dpi、白黒で600dpiあればどこに出しても恥ずかしくない印刷品質のファイルです。
高解像度のものを自宅でメクリの速くサイズの小さい低解像度に変換することはフリーソフトやフォトショップでできます。
フォトショップ特有の「アクション」で、エクセルマクロのような自動プログラムをつくる方法がネットにあり、これをつかえば何ページでも自動で数分で変換してくれます。
フォトショップは月極価格で4000円/月のを自宅パソコンにレンタルしてそのあと解約すればよいです。
総じて機器はかしてくれてもOCRやフォトショップまで貸すのはソフトの利用規約違反のことが多いですが、貸してくれると謳ってないだけでやってくれる貸しオフィスがあるかも知れませんからきいてみては。
pdf内に表示されるページとpdf自体でのページがあるところまでは2しかずれていないのにあるところから4ずれているというような形で発見できるでしょう。
http://d.hatena.ne.jp/Hyperion64/20111201/1322731530 数はすくないですが辞書の自炊報告ありました。
また自炊代行に辞書は断られて困ったという質問が多かったです。
技術書を中心に千冊以上、電子書籍化してきました。
自炊の手間は大きいが、効果も大きいと感じています。
電子化をはじめた動機は、とくにプログラミング系の技術書だと、
分厚い本を開きながらサンプルコードを写すのが苦痛だからです。
スキャナや裁断機(ディスクカッター)がジャマかといえば、
裁断した本のスペースのほうが大きいので問題になりません。
なお、フラットヘッド型のスキャナは紙の交換が手間なので、
下記のような自動給紙型のスキャナでスキャンしています。
富士通 FUJITSU ScanSnap iX500 (A4/両面/Wi-Fi対応) FI-IX500A
富士通 FUJITSU ScanSnap S1300i (A4/両面/バスパワー駆動) FI-S1300B
陥りがちな失敗
失敗というか自炊につきものの欠点になりますが、
スキャナの重送などで、数%のデータはよく失われます。
といって再現率100パーセントを求めると、時間がかかって大変です。
自炊で完璧主義だと、本の数をこなせません。
自炊業者だとノウハウがあってもっと上手くできるのでしょうが
(著作権の司法上での争いはここではおくとして)、
私は自炊オンリーで来たのでそちらの事情は分かりません。
私の場合は、数%のデータが失われるのは、
自炊税と考えて割り切っています。
PCで検索できるなど、それを上回る利便性があります。
また、ページの方向や順番などが間違っていたりしたとき、
PDFの修正は率直に言って面倒くさいです。
本のPDFはページ数が多くて重いし、PDFのツールは貧弱だしで、
修正作業が後回しになって、実質的に死蔵している本もあります。
それから、紙のほうが意外と便利な部分があります。
とくに画像化したPDFは重いので、
紙のほうが早く目的のページを引けたりします。
しかし、電子化すると場所を取らない、
という大きなメリットがあるから、これらはトレードオフです。
また、単体では遅くてもWebの検索と並行できるメリットがあります。
本の場合ならPCと本棚を行ったり来たりしますが、
ブラウザで検索するのも、電子本のフォルダで検索するのも、
同じキーワードをコピペできるので、シームレスで便利です。
OCRで全文検索できるようにするとますます便利でしょう。
総合的に考えてけっきょく、私は電子化する方向を選んでいます。
さて、自炊する順番として一番最初は、
もう読まないもの、捨ててもよいもの、または安くて買い直しが可能なものから、
裁断してスキャンすることをおすすめします。
bのビジネス書は、一般的に白黒で大きな文字がメインで
スキャンの難易度が低く、かつ再入手が容易なので、
そこから着手なさるのがおすすめです。
もしくは、eのブックレットも、限定版など貴重なものでなければ、
ページ数が少ないため容易でおすすめです。
aの辞書は重くて厚いので、電子化のメリットが大きいジャンルですが、
ページ数が多くて字が細かいので、難易度はやや上がります。
たとえばもし1000ページの辞書PDFで、全ページ修正が必要、
原本はすでに廃棄、などとなったら、労力的に手に負えないでしょう。
cの画集は、文字でなく画像である点と、大きいサイズである点が難しいです。
とくに後者は大きいスキャナでないと、B3サイズをスキャンできません。
一枚のページを切ってバラせば可能ですが、別々のページになります。
画像ソフトなどでつなぎ合わせることもできますが、手間がかかります。
自動給紙型ですとA4までが一般的で、それ以上のサイズは、
下記のようなオーバーヘッド型のスキャナになります。
富士通 FUJITSU ScanSnap SV600 (A3/片面/オーバーヘッド読取方式) FI-SV600A
ただ、オーバーヘッドでも(上記は)A3までです。
業者ならできるところもあるかもしれませんが、たぶん高いです。
もし画集の冊数が少ないようなら、
手間はかかるしクオリティは落ちるでしょうが、
デジカメで写すのが一番簡単かもしれません。
ちなみに私は、A4ワイド版とか少し大きいサイズの場合なら、
割り切って端を切り落としてスキャンしてしまいますが、
それ以上のサイズの大型本の自炊は諦める、
というか最初から自炊しやすい本を買うようにしてます。
それから、あるていど大きなモニタを持ってないと、
とくに縦が詰まって、本の迫力が失われるかもしれません。
また、dの楽譜は文字で内容を検索できないし薄いので、
電子書籍化するメリットは薄いかもしれません。
B3なのも前述のように扱いずらいです。
ただ、もし専用の楽譜取り込みソフトで電子楽譜にできるなら、
DTMソフトでの閲覧などができて、利便性が一気に高くなります。
fのレシートは廃棄可とありますが、一応保存しておいたほうが良いと思います。
このように基本的に規制緩和の方向に向かっているはずですが、
とくに高額の領収書は保管しておいたほうが慎重な気がします。
まず、ScanSnap V600 は購入しました。アドバイス有難うございます。
後は、A4ノビ~レシートまで様々な大きさがあるレシート類を、どのようにスキャンすべきかですね。ScanSnap V600 だけで何でもいければそれが一番良いのですが、使い勝手としては、そうもゆかないかもしれません。まずは上記を試してみて、必要なら、シートフィーダ型でできるだけオールマイティなものを探してみることにします。
シートフィード型は、ただ差し込めば自動的にスキャンしてくれる物がよく、基本的にA4またはA4ノビ~A6程度まではそのままスキャンしてくれるもので、小さすぎるものは、クリアファイル的なものに挟んでやってくれるものが良いかなぁ……。
色々なご助言をありがとうございました! 体験談、とても参考になりました。とても役立つと思います。
なぽりん (id:NAPORIN) 様、
LLマン (id:dev2) 様、
miharaseihyou (id:miharaseihyou) 様、
さっそくですが、ScanSnap SV600 の展示品を購入しました。今、手元にあります。
とりあえず、散らかった部屋を片付けなければ使ってみることができないので(汗)、部屋を片付けます……。
ちなみに購入条件は:
・税・送料等、諸費用コミコミで、5 万円也。
・展示品。
・メーカー保証期間 1 年 10 ヶ月。
・外箱と緩衝材以外、付属品は全部あり。
です。結構良い条件で購入できたと言えるのではないでしょうか。
これだけですめばよいですが、そうもいかないかもしれませんので、皆様、できましたら、引き続きご助言頂ければ幸いです(我ながら図々しい)。
pdf内に表示されるページとpdf自体でのページがあるところまでは2しかずれていないのにあるところから4ずれているというような形で発見できるでしょう。
2015/08/23 10:34:40http://d.hatena.ne.jp/Hyperion64/20111201/1322731530 数はすくないですが辞書の自炊報告ありました。
2015/08/23 16:00:08また自炊代行に辞書は断られて困ったという質問が多かったです。