CMSについて、WordPressとDrupalの違いはどこにあるのでしょうか?
調べると、ブログ型CMSとDB型のCMSという違いがあるとのことですが、
わかりやすくご説明いただけますでしょ
うか。
自分のブログをWordPressで書いていましたけれども、Hugo(静的サイトジェネレータ)に切り替えてしまいました。
wpXクラウドという速いサーバー(WordPress専用サーバー)でWordPressを使っていたけれども、「それでもサイトが重たい」のと「WordPressが面倒くさいCMSだった」のとで、今月4月でwpXクラウドの契約が切れるので、これを更新しないことに決めています。
Drupalについては「絞り込み検索」を実現したくて、勉強している最中です。
WordPressとDrupalは次の点で共通しています。
――「PHPで記述されたCMSで、データベースとしてMySQLを使う」。
――ページは動的に生成されるので(静的ページに比べると)ウェブサイトとして「動作が重たい」。
――だから高性能なサーバーが必要になるし、「キャッシュ」「画像ファイルの遅延読み込み」など「かなりの工夫」が必要になる。
以上が共通点の説明でした。
以下のURLのサイト/動画を読む or 視聴すると、Drupalの概要がわかると思います。
https://thinkit.co.jp/series/5779 (このサイトの内容が本になっています|私は本を買いましたけれどもサイトの内容にかなり近いようです)
https://www.youtube.com/channel/UCBBvC9xPRDnGuzXpblkivIQ/
WordPressはオススメしません。
個人のブログならHugoが手軽で取り扱いがラクですし、不動産サイトなどデータベースを使って何万件の情報を検索するという場合にはDrupalを利用したほうがよさそうです。
私がWordPressを離れた理由を列挙します。
(1)WordPressは「WordPress本体」と「プラグイン」と「テーマ」の更新が頻繁に必要になり、ブログを書くよりも、更新作業のほうが忙しくなります。
(2)WordPressは、何をするにもプラグインが必要になり、PHPのバージョンアップ、WordPressのアップデート、テーマのアップデートなどによって、プラグインが使えなくなったりします。
(3)Drupalではモジュールと呼ばれる拡張機能が、大規模アップデート(Drupal 7からDrupal 8など)のタイミングで、Drupal本体に取り込まれるようです。
(4)他方WordPressでは、必須プラグインと呼ばれるプラグインでも、いっこうにWordPress本体には取り込まれません。
(5)このため、PHP、WordPress本体、テーマなどがさみだれ式に更新を繰り返し、その更新ごとに、必ずどこかに不具合が発生し、いつまでたっても「落ち着く」「安定する」ということがありません。
いちいち指摘しているとキリがありませんけれども、私はWordPressを、今後使いたくありません。WordPressが大嫌いです。
あと、Akismet(スパムコメ防止)やJetPack(アクセス数カウンターなど)といった「必須と考えられるプラグイン」を使うためにはWordPress.comのアカウントが必要になります。
しかしこのWordPress.comのアカウントは、削除することができません。
アカウント削除が不可能な件はFAQにしか説明がなく、きわめて不親切で不気味です。
HTML / CSS / JavaScriptとか、そういう面倒なことを勉強しなくてもウェブサイトが作れる。
そういう仕組みをお探しなら、JimdoというCMSサービスを利用するか、ご自身でPHP、MySQLが使えるサーバーを借りて、concrete5をお試しになるとよいかもしれません。
すごく参考になりました!
2017/05/03 23:09:58ありがとうございます!