天板の厚みは1.8㎝です。
アイワの専用ブラケットとネジ(M3.5x12mm)を使い、それぞれ2本計8本で止めます。
金具とキーボード等合わせてもせいぜい数kg程度ですが、無意識のうちに肘等を乗せて手前側に一時的に荷重がかかることも考えると強度が心配です。
パーティクルボードにネジを打ったことがないので引抜強度の想像が付きません。
何か別のネジや方法を使用した方が良いでしょうか。
パーティクルボードは引き抜き強度がかなり低いのは確かです。
たいていの場合、最初の数ヶ月は大丈夫です。
しかし、少しずつ固定部分が崩れるように緩んでくることもあります。
特に天板だと片持ちで先端部分が梃子の原理で荷重がかかります。
緩んできた時点で締め直してもすぐに緩むようになる可能性が高い。
こういう場合に強度を上げる金具があります。
https://www.monotaro.com/s/c-84477/
https://www.monotaro.com/s/c-104765/
インサートナットなどの商品名で販売されていますが、少し大きめのボルトの土台を埋め込むことになります。
ボルトは六角穴付きボタンボルトがお勧め。
そのサイズだとM5のインサートが普通です。
組み立て式の家具などで、強度の欲しい部分に使われているものがたいていはこのタイプです。
ただ、最初からそういうのを使っても良いのですが、ボルトの頭が出っ張るのと、サイズの合うボルトを用意する必要があるのと、下穴を正確に空ける必要があるので、ハンドクラフトの習熟度が必要です。
もちろん電気ドリルやドリルビットなども必要になります。
もし、これらの条件をクリアできるのならビットの埋め込みに挑戦してみるのもアリだと思います。
しかし、工具は使わなければゴミになります。
最初から工具を揃える場合、最低でも1万円以上、たぶん数万円かかる。
日常的にあれこれ作るような環境でなければコスパが悪すぎる結果になるでしょう。
いろいろ考えた結果、下穴にエポキシ系接着剤を塗り鬼目ナットを埋め込みました。
2017/12/21 02:21:19エポキシの粘度が思ったより高く上手く使えてるかわかりませんが、数か月で落ちてこないことを祈ります。
お疲れ様でした。
2017/12/21 21:34:07ボルトの脱落や弛みは、たいていは下穴の加工精度に因ります。
丁寧に作業されたのが分かるので、まず大丈夫です。
ひどく大きな下穴を空けて、それを埋めるように大量の接着剤を使う・・・のが最悪のパターンです。
下穴が小さすぎて締め込むときに母材が割れるのも危ない。
たぶん問題が出るとしたら取り付けたレールの方でしょう。
レールにはシリコンオイルを塗るのがお勧め。
スプレー式の缶が安価に販売されています。
シリコンスプレーはたいていの可動部分に使えるので、一本買っておいて損はありません。
ドアの蝶番や鍵穴や襖や障子の滑りを良くするのにも使えます。
ご参考までに。