エレキテルは簡単に言えば静電気を発生し、溜めることができるものです。
百人赫の実験では、
数十人の人間を一列に並ばせて、隣の人と手をつないでもらい、
両端の人間をエレキテルから伸びる金属線に接続します。
これで、エレキテルを電源、人間を導線にした回路が完成します。
エレキテルに蓄積された静電気は人の手、腕、肩を経由して流れるので、手をつないだ人間は全員、同時に感電します。
(エレキテルが発生する静電気は電流は非常に小さいですが、電圧は非常に大きいため(数十万~数百万ボルト)、たくさんの人間の体を同時に感電させることができます)
痛いわけではなく、腕の筋肉が瞬間的に収縮する「ドンッ」という衝撃を感じます。
低周波治療器で筋肉がびくっする感じと同じことです。
これが、手をつないだ人全員に同時におこります。
エレキテルの仕組みは、「ライデン瓶」で検索するとよくわかります。
実際の経験です。
2018/05/31 21:22:05科学実験教室のスタッフをしていたので、予行演習含め、いろいろな電撃を食らってきました(笑)
ありがとうございます。
2018/06/02 07:05:37実際に電撃を食らっておられたのですね(笑)
とても参考になりました!