iOSでは、webサイトを「ホーム画面に追加」で、ショートカットをホーム画面に設置する方法があります。
これでWebサイトをみて中で画面遷移したりフォームに記入してから、なにか通知が来て、別アプリに移動してもう一回、そのショートカットをクリックして戻ろうとすると(当然ながら)トップページを表示されます。これがユーザには、フォームに記入していた文字が消えてしまうバグのように感じてしまうようで、なにか対策したいのですが、なにかよい方法はありますでしょうか。
日英で検索しましたがあまり困っている人はいなさそうでした。しかし、よくつかうWebサイトをショートカットとして置く人は思った以上にいるようです。
よろしくおねがいいたします。
iOSの制約で、ホームボタンを押したら完全に終了してしまい、復元する方法は残念ながらありません...。下書き保存に対応しているAppであれば、保存をしておきましょう。
次点が、Safariのブックマークフォルダ「お気に入り」に保存しておけば、Safariの新しいタブの画面にアイコンが表示されるようになるため、ホームボタンを押しても終了しなくなります。その場合、毎回Safariを起動する手間がかかり、ブラウザーのボタンを非表示にすることはできません。
※ もし daaaaaai さんがAppの開発者であれば、入力途中に定期的 (およそ30秒~2分おき) に自動保存がかかるように設計する (保存先はストレージ*1でもクラウドでもどっちでもいいでしょう) か、
<meta name="apple-mobile-web-app-capable" content="yes">
の yes を no にすればSafariで起動するようになるため、ホームボタンを押しても終了しなくなります。ただしその場合、ステータスバーのカラーを変更することはできなくなり、ブラウザーのボタンを非表示にすることはできなくなります (ホーム画面のアイコンの変更には対応しています) 。ブラウザーのボタンが非表示になるほうをとるか、バックグラウンドで動作するほうをとるかは、考えたうえで設定してください。
設定の参考までに、Appleの場合は、AppleトップページはSafariでひらくように設定されており、iPhone ユーザガイドは単独の画面でひらくように設定されています。
Googleの場合は、Google アカウント、検索、マップ、YouTube、ニュース、Gmail、カレンダーはSafariで、
Play、連絡先 (ただし設計ミスなのか起動直後にSafariに飛ぶ) 、ドライブ、Google+ (サービス終了予定) 、翻訳は単独の画面でひらきました。
*1:ストレージに保存する場合はセッションクッキー (ブラウザーの終了時に破棄されるクッキー) の形式で保存してしまうと消えてしまうので注意が必要
なお、iOS 13からこの仕様が若干かわり、ホームボタンを押した直後の場合は終了しなくなったようです。ホームボタンを押してから一定時間経過後、終了します。
2019/11/04 13:44:42