大航海時代に、海外の植民地をつくって、ヨーロッパ各国は利益が出たのでしょうか?


世界史を勉強していると、大航海時代というのは、ヨーロッパの国々の視点からみると、ロマンのある時代ということになると思います。
ただ、世界の、その他の国からみると、けっこう、迷惑をかけられた時代のようにも思います。

ところで、ヨーロッパの国々は、海外に植民地を、いっぱいつくったようなのですが、結局、利益は出たのでしょうか?
いろいろな本を読むと、海外に植民地をつくって、領土を拡大したけども、維持費の方が高くついて、全体としては、利益にならなかった、と言っている人もいるようです。

利益が出た国もあれば、利益が出なかった国もあると思いますが、どこの国が植民地で利益をあげて、どこの国が、損をしたのか、解説しているようなウェブサイトはあるでしょうか?

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回答5件)

id:nepia11 No.1

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http://kg-sps.jp/blogs/takahata/2018/03/20/12210/
オランダは儲かったようです。

id:AichiKaoru No.2

回答回数180ベストアンサー獲得回数37

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欧米の植民地支配の収支決算に関して、参考になる書籍のURLです。
 
「 帝国主義と工業化1415~1974―イギリスとヨーロッパからの視点 」
https://www.amazon.co.jp/dp/4623032205
 
日本の韓国併合の収支は大幅な赤字であり、これを植民地と呼ぶのは正しくない。
 
大日本帝国の朝鮮への教育 ドイツのポーランドへの態度との違い 動画
https://www.youtube.com/watch?v=isR3RH75gMs&feature=emb_logo
 
 
 

id:adlib No.3

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 植民≒布教+探検+侵略+略奪+凌辱+処刑+虐殺
 
── ドライドル・詞/ビゼー・曲《交響的頌歌 ヴァスコ・ダ・ガマ
Ode-symphonique“Vasco de Gama”1859-1860 1863‥‥ 初演》
 Gama, Vasco da  1460‥‥ Portugal India 15241224-1225 64 /
 
♀Isabel I de Castilla, 女王 14510422 Spain   15041126 53 /[1474-1504]
 Columbus, Christpher  航海 14510825? Italy  15060520 54 /14920803-1013
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=19341008 謎の冷徹漢
 
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=19920930
 Magalhaes, Ferdinao de   1480?‥‥     15210426 41 /憤死/0427J
 Xavier, Francisco de 宣教師 15060407 Spain  15521203 46 /カトリック司祭
 
 Landa, Diego de    司祭 1524‥‥ Spain  1579‥‥ 55 /Mexico 没
…… もしマヤと同じように、一六世紀の日本にスペインからカトリッ
ク僧が来て宣教を始め、キリスト教から旧来の宗教に再転向する日本人
六〇〇〇余名を苔刑にし、四〇〇〇余名を拷問にかけ、その結果年間一
五〇余名の死者を出し、異教の本だからと当時の日本にあった書籍の九
〇パーセントを焼きすて、そのかわり日本の文学、宗教、暦法、社会、
習慣などについて、ただ一冊の本を書き残したとする。われわれは、こ
の人物の行為は単に当時の考え方を反映しているにすぎないと容認し、
『万葉集』や『源氏物語』は焼きすてられたけれども、一冊の『日本事
物記』を残してくれたことに感謝すべきなのか(P80-81)。
── 青木 晴夫《マヤ文明の謎 19841220-19880829 講談社現代新書》
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4061457578
 
 Casas, Bartolomé de las   14840824 Spain   15660717 81 /カトリック司祭
── カサス《インディアスの破壊についての簡潔な報告 1542 Spain》
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4003342712
 
 豊臣 秀吉       関白 15370317 愛知 伏見 15980918 61 /天文 6.0206-慶長 3.0818
 ルドビコ 茨木  キリシタン 1584‥‥ 尾張 長崎 15970205 12 /殉教“最年少”
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=19970205 殉教二十六聖人
 
 Crusoe, Robinson      16320930 England  17050110(引退)72 /16590930 孤島漂着
 Defoe, Daniel     1660-1661‥‥ London  17310504-0506  70 /17310424-0426 Julius
 Swift, Jonathan       16671130 Ireland  17451019 78 /Writer
 
── スウィフト/中野 好夫・訳《ガリヴァ旅行記 19520730-19820930 新潮文庫》
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4102021019
── Swift, Jonathan《Gulliver's Travels 1726‥‥ England》
 
1588072. スペイン無敵艦隊、大英帝国に敗北
── 《西部開拓史 1839-1889 How the West Was Won 19621101-196302022 America 19621129 Japan》
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=19850105 BC-20000-1911 AD
 
18940705-18950417 日清戦争 18940801-18951130
19040208-19050905 日露戦争 19320311-19450815 満州建国
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=19100829 朝鮮併合
 
…… 歴史学者が真っ青になる話をします!(武田 邦彦)
https://www.youtube.com/watch?v=BcBLmM4llqw(20170909 10:01)
 Roosevelt, Franklin Delano 18820130 America  19450412 57 /[19330304-19450412] 大統領
 
 東条 英機 陸軍大臣・首相41 18841230 東京   19481223 65 /絞首刑“東京裁判”
…… 連合軍は(略)非戦闘員の大虐殺によって勝利したにすぎない。
https://twitter.com/awalibrary/status/1227490701526519808(adlib)
 

id:adlib

 
 下記に、植民地と伝染病のモデルケースが、具体的に語られています。
 
♪ 尻馬に乗る人、担ぐ人、そのまた是非を語る人。
 
 Camus, Albert 19131107 France 19600104 46 /19571210 Novel
── カミュ《異邦人(窪田 啓作・訳)ペスト(宮崎 嶺雄・訳)
1952‥‥ 新潮社》現代世界文学全集22
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/B000JB4IXU
 
https://twitter.com/awalibrary/status/1228711224445034496
 
 現代的な総括では、つぎの音声ブログが、核心をついています。
 
http://takedanet.com/archives/1076610748.html(20200110 10:20)
 武田 邦彦;アコースティック哲学:神と金8:異邦人
http://takedanet.com/
 

2020/02/16 01:35:05
id:miharaseihyou No.4

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利益云々よりも国の存続がなければ儲けも何もありません。
植民地主義時代の列強は国家の存続を賭けて軍を保持し、軍を維持するために植民地獲得のための戦争を行いました。
弱ければ滅亡する時代だったのです。
現在でもアフリカ諸国など、植民地時代のヨーロッパ列強(キリスト教国)による略奪が原因で、国力が弱すぎて、食糧の自給さえ満足に出来なくて、慢性的な政情不安と過激派によるテロと犯罪組織の横行などに苛まれています。
最低限度の国力がなければ国を維持するのは難しく、他国に搾取される結果になる。
米欧を復讐の対象とするイスラム教過激派が発生するのは自業自得なのです。

スペインはアメリカからの収入で無敵艦隊を建造し、現在でも観光資源となるような建造物を建設した。
イギリスは麻薬を輸出し、世界中の植民地を搾取して世界帝国を築いた・・・がアメリカの独立でケチが付き、インドの独立で衰退した。

当時の強国は植民地からの収入で軍を維持し他国と戦争した。
植民地がなければ強大な軍を維持できないので他国の植民地にされる時代だったってワケです。

日本も帝国時代には満州を植民地にして利益を上げ、欧米に対抗する軍を維持していた。
立ち回りが下手だったので負けたけど。

現在の勝ち組はアメリカです。
元々はイギリスがアメリカ大陸を侵略して出来た植民地連合だったわけですが、二次大戦後はイギリスの失敗に学んで、侵略した先を独立させて従属させることで世界中に影響力を広げた。
ゼロから出来た国なのに、侵略した先を利用し尽くして利益を上げ世界帝国を築いた。

各国とも、軍が金食い虫なのと中央集権(地方は中央の半植民地で目立たないように少なめに搾取されるので結果として国全体の力は弱くなる)で国力が疲弊するのとで、繁栄の後に衰退していく傾向はありますが、他国に影響力があるだけでも利益になるわけです。
まして支配して搾取できる領土は丸儲けなのです。
他国との戦争で赤字になる国はあっても、個々の植民地経営の方は赤字にはなりません。
破綻するまで長期間おいしい。

id:todo_todo No.5

回答回数393ベストアンサー獲得回数14

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利益は現在も出続けています。なぜなら、旧宗主国と植民地の間の不平等を維持する形で独立が承認されたからです。日本は米国の植民地ではありませんでしたが、現在の両国関係を見れば、思いやり予算、貿易摩擦など、実態は今も植民地と呼んで差し支えない状況です。同じことが、かつての植民地と宗主国の間で続いています。

日本は明治以降大東亜戦争敗戦まで独立を保っていたことになっていますが、実際に日本国の政策を決めることができたのは、国際金融資本の息のかかった人々でした。そして、多くの優秀な人材を戦争で失うことになったり、植民地にせっせと投資をしては、戦後あっさり奪われることになったりと、日本の地位を低下させるように仕向けられました。

同じことが欧米以外の各地に言えます。宗主国の言葉を覚えたエリートだけが高等教育を受け、宗主国の価値観を受け入れたエリートだけが国家の中枢にいて、宗主国のための政治を行っています。

けれど、国家単位の理解は間違いの元です。現実に世界を支配しているのは、国家ではなく経済システムであり、金融資本家たちだからです。彼らが植民地を作り、もっと効率の良い支配の方法があると気づいて国家を独立させ、経済活動を進めているにすぎません。

  • id:jwrekitan
    こんなページがありますね、時代によって違うらしいです。
    http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51878475.html
    (扱われている書籍は愛知 薫さんご紹介の書籍と同一です)

    ただ、上記では大きな利益を挙げていたとされるイギリスについて、別の人は
    「貿易収支が黒字であったことは,18 ~ 19世紀において,ほとんどなかった。」
    と書いています。データをどのように捉えるかでも見解が大きく変わるのでしょう。
    https://www.teikokushoin.co.jp/journals/history_world/pdf/201603g/05_hswhbl_2016_03g_p06_p08.pdf

    # > 植民地への輸出品の国内生産に占める比率
    # > イギリスの貿易収支
    # いずれも「植民地がどれだけ利益を生み出したか」の数値ではありません



    また、資源の豊富なアメリカを除けば、ヨーロッパ諸国は資源を植民地に依存していたそうです。
    その情報を目にしたとき、ふと脳裏を掠めた事柄があります。

    先年、父が亡くなって遺産相続をし、その中には山も含まれていました。
    (斜面の一画です、山全体あではありません)
    利用価値なんて無いのに資産価値だけは無駄に高く、売ろうと思っても売れず、
    持っていても税金を取られるだけの、はっきり言うと無用の長物です。
    なぜこんなものを持っていたのかと母に訪ねたところ、
    昔は山から薪を拾ってきたんだよ、との事でした。

    つまり、プロパンガスが普及する以前は薪は生活必需品であり、
    山を持っているという事はその薪を自給自足できる、
    逆にいえば、山を持っていないなら薪を法外な値段で買い取るか、
    他人の山から盗んでくるしかないという事なのだろうと…。

    すると、植民地の争奪戦に加わらないのであれば、
    他国が植民地から安価で仕入れた資源を法外な値段で買わされる事に繋がりかねないし、
    そのように資源の依存関係が一方的なものであるならば、
    それは属国にも等しい関係に甘んじなければならないとも言えます。
    たとえ維持費が高くつくとしても、国家の威信を守るためには
    植民地を所有し堅守しなければならなかったのではなかろうか、とそのように思います。

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