「知る楽~稲村和夫リーダーの条件」という番組を見ました。
番組自身は経営理念の話が中心だったのですが、
番組中に
「理念を曲げないと会社が持たないような時はどうするのですか?」という問いに、
「つぶれるんです。理念を曲げてまで生きてても仕方がないでしょう」とばっさりでした。
後日、友人とこの話をしていた時に、
稲村氏はこの質問自体が本来無意味であることを見抜いていたのでああいう回答をしたと言っていました。
いっけん賢そうな質問ですが、実は無意味な質問であるとも言っていました。
そこで教えてください。
この質問が無意味であるというのは何処にあるのでしょうか?
是非での二元論割り切れるほど、この世は甘いのでしょうか?
この10年で多くの理念を持ってるが故に、倒産に追いやられた中小企業の経営者の懸命の努力、存在を否定することになりはしませんか?
【きれいごと】で押し切る、、カルトに見る共通点です。
お会いしたこともなく、その著書もソニーの井深氏と同様、私には他に買って読みたい本があるので名前だけはお見かけしますが、呼んだこともなく、、よって稲盛氏ご自身がどうこう言うのではなく、周りの信奉者?らの囚われ精神が不気味に思えるのですが。。
会社は、理念を持つことによって成り立っている。
したがって理念のない会社は、ありえない。